神は、罪を犯した御使いたちを、容赦せず、地獄に引き渡し、さばきの時まで暗やみの穴の中に閉じ込めてしまわれました。
また、昔の世界を赦さず、義を宣べ伝えたノアたち八人の者を保護し、不敬虔な世界に洪水を起こされました。(4)
罪を犯した御使いサタン、悪魔たちを、神は裁く時を決めておられ、ご計画の中ですでに閉じ込められてあり、それらは自由に働くことはできない状態である。それらの惑わしによって悪を行う者からも、主に在る者を守ってこられたとある。
主は、ご計画を成し遂げさせるために神の子たちを守られる。今、私たちはみことばからそのことを知る。
キリストがうちに居てくださり、キリストのあがないの十字架を負って居る者が、サタンのわざに心を混乱させられる必要はない。
サタンやそのわざを行う者たちが、今、その縄目の緩みの中で悪を行っても、それはつかの間のことなのである。
私たちキリスト者は御約束によって、すでに永遠の中に神と共に居る存在なのである。
御使いたちは、勢いにも力にもまさっているにもかかわらず、主の御前に彼らをそしって訴えることはしません。(11)
天使が彼らを訴えないのはみこころを知っているからであり、キリスト者も自分で悪いものと戦う必要は無く、心を苛立たせることもないのである。神が裁かれるからである。
私たちは今、復活のキリストからたまわった平安の中に住む者である。
キリスト者はすべての権威をもって居られる主に、日々に御声を聴き、身を寄せて喜びの中で賛美し、祈りの交わりに居ればよいのである。
その日その日の成すべきことを聖霊の導かれるままに行い、また、キリストの祝福を語るだけである。
私たちは、惑わすものを脇見して余計な負担を負うこともなく、主に安息する者である。