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D7000
AF-S VR Nikkor ED 300mm F2.8G(IF)+Ai AF-S Teleconverter TC-17E Ⅱ
今、ひっかかってしょうがないのが放射能の
野鳥への影響です。
現在、人への影響は情報がたくさんありますが、
野生動物の影響はどうなんでしょうか。
ネットで検索するも、特にこれと言った情報はなし。
山の鳥も気になりますが、東電が大量に放射性物質が含まれた水を
海に流したので、まず魚への影響が気になりますし、
その魚を食べる海鳥にどのような影響を及ぼすのかも気になります。
私たち人間は食べ物が危険かどうかを数値を見て判断できますが、
鳥達にはその術がありません。
ですから、何の疑いもなく汚染されている魚を食べてしまうでしょう。
そんな中、山階鳥類研究所が生鳥類に保全上必要な対策をまとめ、
提言として、文部科学省と環境省に提出したとの報告がありました。
内容はこちら。
http://www.yamashina.or.jp/hp/p_release/images/20110523_prelease.pdf
これを読むと、やはり野鳥にも甚大な被害がもたらされる可能性が大きいようです。
野鳥も年々数を減らしており、絶滅危惧種も多数います。
ただでさえ数が少ないところに、大地震によって繁殖地を奪われ、餌も汚染され、やがては絶滅してしまう種も
出てくるのではないかと懸念せざるを得ません。
先ほどの提言にも書いてありましたが、チェルノブイリでもやはり奇形個体の出現や
減少が事故後25年経った今でも継続しているとありました。
これから人間も野生動物も長い戦いが始まるのでしょうか・・・。
自然災害は仕方ないにせよ、原発事故により放射能を大量に放出し、人間だけでなく
野生動物にまで影響を与えてしまった東電の罪は重いです・・・。
今、私は悲しくて悲しくて仕方がありません。
※写真は、震災前に筑波山で撮影したシロハラです。