昨日は胴体力という、体を上手に使えるようにするトレーニングの日でした
以前体操と書いたのですが、体操の域を超えています
動きは丸める反る、伸ばす縮める、捻るという動きが基本で(人間の動きはこれが基本という考えです)、これらを複合して動いていきます。
一見体操のようですが、普段使えていない体の部位で動きが制限されます。しかしそこが動かないとしても動きを追い求めていき、意識していくのでかなりきついですそのため力んで動かしそうになるのですが、力んだ時点で動きは止まり体を上手に使うことができなくなります。そのため呼吸して力を抜かなければなりません。
ということで自分で動きを追い求めれば相当きついです。次の日筋肉痛になることもあります。しかし筋肉痛になったとしても、動きや姿勢の意識が体にできて楽ですし、体は軽いです。また筋肉痛になったということは、自分を追い込んで体を使おうとした結果と思い嬉しいです(決して痛みが嬉しいわけではありませんよ)。まぁ力んで筋肉痛になってしまうのはダメですけど!
そして自分をどこまできついけど動きを追い求めていくかというのは、自分自身をいかに厳しくするかということにかかってきます。したがって楽をしようと思えば楽もできます。しかしこれでは体が使えていないところを使えるようになりません。したがって体操というよりトレーニングなのです。
ただ無理しすぎも怪我しますし、体の動きをしっかり捉えていないと、間違った動きや使えるところだけのごまかしの動きで動いてしまうので、本来の体をしなやかに動く機能を開発することはできないので、注意しなければなりません。
私もまだまだなので、努力している最中です。結構この動きを元に治療に役立ていることが多くあります。患者の皆さんには知らずに使っていますので、ふとこれかなと思ったら聞いてみてください。当たっているかもしれませんよ