いつも治療に来ていただいてる学生長距離選手との話です。
彼はこの冬場は合宿などロードで長い距離を走り込んでいました。春先から5000mや10000mなどのトラックシーズンになるので、少しずつスピード練習を取り入れていき、先日今年初の5000mの記録会でした
記録会の後治療に来て走りはどうだったか?聞きました。今年初めてにしてはまずまずとのことでした。そして私「やはり冬場とか走り込んでいた時期から、5000mとか10000mのトラックレースに変わると、走りがしっくりいかないんじゃない?」というと、「そうですねぇ、やはりスピードの走りやトラックの走りにまだ慣れてない感じがしますね。これからスピードやトラック中心のレースが増えるので、走りが慣れてくるとは思いますけど」と言っていました。
やはり長い距離を走り込むとそういう走り方になるのでしょう(それが長い距離を走るのに効率が良い走りということなのでしょうね。逆ももちろんあるでしょう。以前にもスピードから走り込みに移行した初めは、走りが跳ねているという選手もいましたから。)
ただ彼らは箱根駅伝を狙っているなど、かなり追い込んだ練習をしているので走りに敏感なのだと思います。また毎日または常に走っている方も走り込みからスピード練習をすると、スピードが乗らないなど感じるかも知れませんね。私は感じる前に走り込んでいないなぁ