今日は治療院にいつも体を使えるようにする訓練に来ていただいてる方に、施術研究の練習台に来てもらいました。たまに自分の技術の向上と見直し、新しい施術の訓練や研究のため練習台を友人などに頼みます。
今日は急遽先日ロルフィングでやったものを試しました。
それは、仰向けで片足の踵と甲を軽く持って軽く引っ張り、足くび・膝・股関節・仙腸関節・恥骨結合を緩めるというものと、手指や手・前腕の各関節を伸ばすイメージで緩めるというものです。
ただ私が緩めると言うというより、受け手側がイメージや感じて体が反応していくというものです。従って私はちょっとしたきっかけを与えたり、イメージを湧かせるようにするだけです。その方は比較的感じやすい方なので反応が良かったです。(正直助かりました)
ただイメージをしにくい方や感じにくい方をどうのようにきっかけや、イメージさせるかということをもっと訓練しないといけないと思いました。今回骨格模型があったので、それで始め説明してイメージをつかますというのは良かった気がしました。
術後体の力が抜けた感じで(力が入らないという感じ)、力みが無くなり逆に今までと違う感じなので変だと言っていました。また力が抜けた分、体の一部に(腰や片側の股関節、膝、足くびなど)重心を置いて頼ることができないので、何か変だと言っていました(どこか一部に頼って立ったり、歩いたり、動いたりしないので良いことですよ)。ただ楽な感じはありますし、動きも動きやすくなっていました。歩行は今までと違うのでやや歩く感じがどこに力を入れていいのか分からず、変だということです。
たぶん今までにない感じや力が抜けてしまっているので、どうしたらいいとかどこに力を入れたらいいのか分からず、脳がパニックなっているのだと思います。ただこれに慣れてきたらだんだん体の中が敏感になり自分自身でも体を調節できたり。力みを抜いたり、動きを無駄な力を使わずスムーズにできるんだと思います。体のバランスや偏ったところの力みや重心もなくすこともできるんだと思います。
イメージや感覚の部分があるので、それらができないとできにくかったり、分からないという感じになったりするでしょうまた考えすぎても力が抜けていなかったりするので、そこが難しいかも知れませんし、まずそれを受け入れないとうまくいかないかもしれませんね
今回教わったものをただ単純に試してみて、ロルフィングなどと言っていますが、ロルフィングはもっと深いもので、セッションと言われているものが10セッションあります。従って今回私がやっものはさわりにもなっていないかもしれませんね。また考え方もちょっと違うかもしれませんが、今回は私が感じた感想と考え、受けた方の感想などなので、ロルフィングをやっている方には申し訳ありませんがお許しください
さらにふと思ったのが、手足、歩行などの動作をその部分のトレーニングをするのではなく、脳に触覚や感覚を認識させて行う、認知運動療法に近い気がしました認知運動療法に関しては、文が長くなる私、さらに長くなるので別の時に書かせていただきます。引っ張りますね
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