撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

ブダペスト郊外の教会(2)

2013-03-05 13:24:36 | 海外生活

今日は、ブダペストの南郊外の Ócsa (オーチャ)と Ráckve (ラツケヴェ)に足をのばします。

写真はRáckve にあるサボヤ宮殿(1702年創立)、Ráckeve は避暑地でもある。(人口約2,000)

 

 

 <九十三番札所; Ócsa (オーチャ)カルビン派教会>

  教会は、ローマ・カトリック教会として、13世紀初頭にロマネスクとゴシック様式を混在させた形で

  建立されたが、1560年からプロテスタント(カルビン派)が現在も使っている。

  バジリカ(尖塔ふたつ)と三層内陣構造であり、1986年から8年かけて改築と修復された。

  西側の塔と繋げた形で南側に入口門を新設した。 (よって、バジリカの下には門はない)

  オスマン・トルコ軍により塗りつぶされた祭壇壁のフレスコ画は、1902年に削り出し公開を始めた。

  内陣内部の支(石)柱に飾った彫刻、階段回廊はオリジナルのままと云われている。

 

   南側から眺む教会                       塔と入口門

 

 

 塔(ロマネスク様式の窓)          北側外観

 

 

 南(入口)門             南門の縁飾り彫刻(ドラゴンもいる)

  

 

 主内陣(バジリカ側、オルガン)      東(祭壇)側外観

 

 

 主内陣祭壇側            祭壇内のフレスコ画

 

                                      南側にある階段回廊

 

 

 対角線リブのアーチ天井(ゴシック建築)

 

 主内陣と翼内陣

 

 <九十四番札所; Ráckeve (ラーツケヴェ)セルビア正教会教会>

      教会は、1487年に聖母マリアを祀り、ゴシック様式で建てられた。

    16世紀には、祭壇を挟んで2つの礼拝席を設け、信者が男女別々になっていたようだ。

    同時期に内陣を飾る色鮮やかなイコン(聖画)や建屋隣の塔も一緒に出来た。

    残念ながら、内部の写真撮影は禁止の為、掲載することは出来ないが、フレスコ画や

    1765年からのビザンチン風のイコンは必見である。

 

                     教会の建屋と塔は離れている。      

 

 

 内陣への入口門             塔への古門は塞がれている

 

 

 入口門の上にあるフレスコ画は不鮮明

 

   内陣の様子(パンフレットから)

 

   ブダペスト郊外の教会(2)はこれでお終い。

 

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