今日は、ブダペストの南郊外の Ócsa (オーチャ)と Ráckve (ラツケヴェ)に足をのばします。
写真はRáckve にあるサボヤ宮殿(1702年創立)、Ráckeve は避暑地でもある。(人口約2,000)
<九十三番札所; Ócsa (オーチャ)カルビン派教会>
教会は、ローマ・カトリック教会として、13世紀初頭にロマネスクとゴシック様式を混在させた形で
建立されたが、1560年からプロテスタント(カルビン派)が現在も使っている。
バジリカ(尖塔ふたつ)と三層内陣構造であり、1986年から8年かけて改築と修復された。
西側の塔と繋げた形で南側に入口門を新設した。 (よって、バジリカの下には門はない)
オスマン・トルコ軍により塗りつぶされた祭壇壁のフレスコ画は、1902年に削り出し公開を始めた。
内陣内部の支(石)柱に飾った彫刻、階段回廊はオリジナルのままと云われている。
南側から眺む教会 塔と入口門
塔(ロマネスク様式の窓) 北側外観
南(入口)門 南門の縁飾り彫刻(ドラゴンもいる)
主内陣(バジリカ側、オルガン) 東(祭壇)側外観
主内陣祭壇側 祭壇内のフレスコ画
南側にある階段回廊
対角線リブのアーチ天井(ゴシック建築)
主内陣と翼内陣
<九十四番札所; Ráckeve (ラーツケヴェ)セルビア正教会教会>
教会は、1487年に聖母マリアを祀り、ゴシック様式で建てられた。
16世紀には、祭壇を挟んで2つの礼拝席を設け、信者が男女別々になっていたようだ。
同時期に内陣を飾る色鮮やかなイコン(聖画)や建屋隣の塔も一緒に出来た。
残念ながら、内部の写真撮影は禁止の為、掲載することは出来ないが、フレスコ画や
1765年からのビザンチン風のイコンは必見である。
教会の建屋と塔は離れている。
内陣への入口門 塔への古門は塞がれている
入口門の上にあるフレスコ画は不鮮明
内陣の様子(パンフレットから)
ブダペスト郊外の教会(2)はこれでお終い。
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