撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

Magyarvista (マジャールヴィスタ)の教会

2013-04-25 21:42:15 | 海外生活

 Kolozsvár (コロジヴァール:Cluj-Napoca) の中心から北西20kmの山間に Magyarvista

の村がある。 国道1号線を西へ、Magyarvista 村に入る道路沿いに御殿のような家並みに遭遇

する。 Cigány (Romany とも云う)の家だそうだ。 なんとまあ、お金持ちが集まったこと。 でも

“Give me money“ と寄ってきた子供には驚かされた。 ここは何なんだ!

 

住んでいる気配もない御殿、 不思議な町。

 

 

Magyarvista へは、行き交う人もなく、ただ鉄道線路のみ続く。

 

 

 村には、頼めばハンガリーの民族衣装、家具を見せてくれる家がある。

 

 

 ハンガリー民族衣装(正装)    教会へも普段着のハンガリー衣装

      

 

 

<百七十番札所; Magyarvista (マジャールヴィスタ)カルビン派教会>

  教会は、1291年に司教教会として、聖Péter を祀り建てられた。 1580年頃より

 カルビン派の教会として使われ始めた。 1765~1787年に内陣の天井に、

 Umling Lórinc (この辺一体の教会で活躍した絵師)によって描かれたカセットタイプ

 の板絵を飾った。 内部の壁には、20世紀初めの中世のフレスコ画をみることが出来る。

 教会には塔はないが、教会脇に木製の鐘塔がある。

 

 村の人口800人の人達が通う道路から、丘に佇む教会。

 

 

 教会西側聖具室                         教会隣の鐘塔

 

 

入口玄関ロビーを飾る彫刻                   鐘塔内部

 

 

 入口門                 内陣(祭壇は真ん中)

 

 

内陣西側信者席                          説教台

 

 

 内陣天井のカセットタイプの板絵

 

                         内陣の壁に残るフレスコ画

 

                      

 

     これで、「Magyarvista (マジャールヴィスタ)の教会」は、お終いです。

 

「バラトン遍路の旅」

 

 

 

 

 

 

 

 


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