Kolozsvár (コロジヴァール:Cluj-Napoca) の中心から北西20kmの山間に Magyarvista
の村がある。 国道1号線を西へ、Magyarvista 村に入る道路沿いに御殿のような家並みに遭遇
する。 Cigány (Romany とも云う)の家だそうだ。 なんとまあ、お金持ちが集まったこと。 でも
“Give me money“ と寄ってきた子供には驚かされた。 ここは何なんだ!
住んでいる気配もない御殿、 不思議な町。
Magyarvista へは、行き交う人もなく、ただ鉄道線路のみ続く。
村には、頼めばハンガリーの民族衣装、家具を見せてくれる家がある。
ハンガリー民族衣装(正装) 教会へも普段着のハンガリー衣装
<百七十番札所; Magyarvista (マジャールヴィスタ)カルビン派教会>
教会は、1291年に司教教会として、聖Péter を祀り建てられた。 1580年頃より
カルビン派の教会として使われ始めた。 1765~1787年に内陣の天井に、
Umling Lórinc (この辺一体の教会で活躍した絵師)によって描かれたカセットタイプ
の板絵を飾った。 内部の壁には、20世紀初めの中世のフレスコ画をみることが出来る。
教会には塔はないが、教会脇に木製の鐘塔がある。
村の人口800人の人達が通う道路から、丘に佇む教会。
教会西側聖具室 教会隣の鐘塔
入口玄関ロビーを飾る彫刻 鐘塔内部
入口門 内陣(祭壇は真ん中)
内陣西側信者席 説教台
内陣天井のカセットタイプの板絵
内陣の壁に残るフレスコ画
これで、「Magyarvista (マジャールヴィスタ)の教会」は、お終いです。
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