先日の続きです
おろおろ新婚さんを発見!
近づいてみる
新郎さん 「ここで並んでいていいのかなぁ?」
新婦さん 「・・・・・・・・」
背伸びして前の方を見渡し、「日本人居ないよなぁ」
新婦さん 「・・・・・・・」
「あの~ぉ 心配ですね」 まるで他人事のように言葉を挟むあたし。
「ここで良いのかしらね?」とあたし。
新郎 「僕達 ヨーロッパは初めてなんです」
あたし 「あたしは一人旅が始めてなんです」
新婦 「言葉わからないし・・」
新郎 「確か、ナンとかの場所がCからFに変わったって・・」
あたし 「そうそう その辺が分からないですよね
Fはあっちの方ですもの」と指さす
新婦 「ホント Fって書いてある あっちじゃないの?」
困ったちゃん3人組み がおろおろしていると
どこかのツアーの添乗員さんを遠くに見つけた
これをのがしたらタイヘンだわぁ
走って行って聞いてくる。もち、日本語。
“エヘヘ・・・ ここで並んでいて正解だったんだぁ”
自信をもって「ココでいいですって」と伝える事が出来た
ゲンキンなもので3人でニコニコ顔
とりわけ有難られて・・エヘヘ・・そんなぁ・・
そんなこんなで、栃木県からいらした仲良しカップルさん+ONE (あたしのこと)の会話は弾む
彼らはハネムーンだったのですね これからフランスに数日いてその後イタリアに向うとのこと。
そのうち窓口が近づいてくると 「入国審査では目的をきかれるだろうな」と新郎はガイドブックで返答を練習しだした もちろん新婦だって「#×△●□▲◎☆○@」
あたし・・なんだかなぁ? 困ったなぁ
バニラーネが言ってた 「入国審査で、ニコニコしてたら怪しいヤツって取り調べうけるかも。しっかりしてね 今は特に審査厳しい時なんだから・・・・」 そう言えばテロ防止のニュースが流れていた・・・
「あの~ 同行者ってフランス語で何て言うのかしら? それか娘の住所を書いてきたので見せてもいいとは思うけど・・」 A4サイズのPPCに油性マジックで住所と電話番号を大きく書いてきていたんです。
新婦 「アハハ・・ 同行って・・」
新郎 「アハハ 付き添いですかぁ?」
新郎 「いいですよ でもハネムーンに付いて来るって、
そんな人いるかなぁ アハハ・・・」
新婦 「だってbaniramamaさんが持っている
バニラーネの住所って、そんなのを見せたら
個人情報が垂れ流しじゃないですかぁ
見せちゃだめですよ~」
その後 無事審査に通過できたあたしは 彼らに付いて
回転寿司の様に廻ってくるトランクを待ち、
しかも彼らは、あたしが自分のトランクを区別できないでいる為
ずっとお付き合い下さって
やっと判別出来たトランクを下ろしてくださった
ナニからナニまでお世話様になって・・・助かっちゃったぁ
ついでにゲートを出てバニラーネと会うまでお付き合い下さったの
心強い味方だったぁ 前途多難って取り消します
なかなか頼りになりましたもの
バニラーネはあたし達3人を一目見て駆け寄り
「母がご迷惑を掛けたようで 本当に申し訳ありません ありがとうございました」と何度も頭を下げお礼を言っていた
なんでお世話になったって解かったんだろう? でもね大丈夫よ
あたしだって面倒を見てあげたもの エヘヘ