てくてく写日記G

蝶の撮影記録を中心に掲載

群馬のウラキンシジミなど

2023-07-09 19:31:56 | 撮影記録

2023年7月9日

微妙な予報でしたが、群馬の高原を再訪です。

アイノミドリシジミ、ジョウザンミドリシジミの活動時間前に探してみます。

気温が高いのと、小雨が降るなど暗い状況で苦戦します。

結局、最初に降りてきた個体を撮影しただけでした。

メスアカミドリシジミのようです。

メスアカミドリシジミ(静止)

メスアカミドリシジミのポイントではウラキンシジミを期待しますが見つかりません。

ここではピカピカのオナガアゲハの雌を撮影しました。

すごく綺麗ですが、このエリアでオナガアゲハは撮影した記憶がありません。

オナガアゲハ(静止)

アイノミドリシジミは奥多摩で満足できる撮影をしているので、ジョウザンミドリシジミを狙います。

少し雨が上がるのを待ってポイントへの到着は8時半頃です。

しかし、条件が厳しいのかいつも多い場所では飛んでいません。

探すと奥の方で、そこそこの数が飛んでいました。

しかし、場所のせいかススキなどの下草に止まってくれません。

少し高い位置に止まったところを証拠写真で写しました。

ジョウザンミドリシジミ(静止)

目線くらいに止まる個体が見つかったので、バリアングルで狙います。

ただ、止まってもすぐにスクランブルで卍飛翔になってしまうのでチャンスなしでした。

諦めて戻る途中に嬉しい出会いでした。

久しぶりのウラキンシジミが熊笹に止まっているのが目に入りました。

新鮮な雌です。

ウラキンシジミ(静止)

最初の写真くらいに少し開くのは今までも撮影していますが、これだけ開くのは初めてです。

翅裏が魅力的な蝶ですが、貴重なシーンだと思います。

ウラキンシジミ(静止)

カメラを変えて横から撮影しようとしましたが、確認すると姿がありませんでした。

そのままD90で、もう少し撮れば良かったですが、飛びそうな気配はなかったので仕方ないです。

この後は晴れたり、曇ったりとゼフの撮影には良い条件でした。

ただ、ウラキンシジミで運を使い果たしたのか、その後のゼフの撮影も散々でした。

メスアカミドリシジミのポイントは2回行きました。

高い位置で少し飛んでいますが、昨年のように降りてきません。

エゾミドリシジミも2回ほど卍飛翔を観察しましたが、飛ぶ回数も少ないです。

結局、撮影可能な場所には止まりませんでした。

両種とも不作の印象です。

ジョウザンミドリシジミの場所でのウラキンシジミは初めての観察です。

気づかずに、もう1歩進んでいたら飛ばれていたかもしれません。この出会いに救われました。