10年近く前にハマった漫画を久々に読み返した
作者は「夏子の酒」などの尾瀬あきらさん。ビックコミックオリジナルに連載。コミック全9巻(1995~1998 小学館発行)。
魅力その1
フリーライターという職業の厳しさや切なさとやりがい、理不尽さや醍醐味、金銭トラブル。編集者や取材先など育まれる人間関係。そういう具体的なエピソードが面白い
フリーライターの藤田千恵子さんという方の本「愛は下剋上」(NTT出版)をベースにし、他20人近くの女性ライターさんからも取材されたそうで、なるほどリアル
魅力その2
主人公は20代後半の女性。
恋愛や結婚、仕事との両立、未婚者と既婚者の価値観の違い、30歳への恐怖……などの等身大の悩みに親近感がわく
作者は男性なのに、とても身近でありがちな女性心理に、どストライクって感じ。
??なところ
読んでいて引き込まれるのは間違いないのだけど、時々少し古い感じがする
10年ほど前の作品とはいえ、ライターさん達が扱う題材がクラプトンとかビートルズとか。
恋愛問題でごたごたしたとき、手紙をドアの下に差し込んだら、きしんだ板の目にはまって見過ごされてしまったとか……
他にもちょいちょい気になるといえば気になる……
結末も、人によって評価は別れるところかな~。
私はあまり好きではないけど、このみのりという人ならそうなるかも知れないと思えるので、物語としてはいいラストだと思う
この内容だったらテレビドラマ化されてもいいよな~と個人的にはずっと思っているんだけど……今のところ話きかないなあ。地味なのかなあ
勝手にキャスティング~~(やっぱり地味かしら……)
みのり:田畑智子
織田さん:村田雄浩
望月:吉沢悠
臣伎ちゃん:石原さとみ
行きつけのバーのママ:ミムラ
野口さん:綾瀬はるか
以上でした
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