筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ

ロッテ戦を中心に、野球を好き勝手な視点から見るブログ

渡辺俊介(ロッテ) in 「打撃天使ルリ」

2008-08-11 09:04:24 | 野球

見たいわけじゃなかった。

金曜深夜帯のドラマ「打撃天使ルリ」。先週の第三話。

第一話は見た。あまりに無法な暴力者を、主人公が鉄拳制裁する話。というとスカッとするかと思うが、後味が悪かった。その無法な暴力の描写が、私の胃には重たくて。

で、もう見る気は失せていたのだが、千葉ロッテの渡辺俊介投手が出演すると聞きつけ、ならばと再びチャンネルを合わせることに。

おお!アンダースローのピッチャー同士で対決する本人役でちょこっと!

けども、そのもう一人のアンダースローの奴が速球を凶器にしてファンをなぶり殺す犯人という設定。ウーン、やはり胃のあたりがシクシク。後味わろし。いーんでしょーか、俊介投手、こんなん出て。

まあ、千葉ロッテ、広報活動にオープンな感じがするので、らしいといえばらしいのかも。

それにしても、アンダースローで殺人できるほどのスピード、出るんでしょうか…(*_*)失礼。


捕手 上地雄輔

2008-08-07 18:17:48 | 野球

昨日、「羞恥心」のアイドルドラマというべきものが放映された。

それほどの大人気者ゆえ相当に忙しいはずなのに、上地さんはいつも笑顔。底抜けの大らかさと明るさ。安心感を与えてくれる親しみやすさは、何でも受け止めてくれそうなキャラだからか。

捕手なんだなと思う。

あの松坂大輔選手を受け止め、リードしていたという凄さも、ギャップではなくそのキャラの延長線なのだろう。

周りのお笑いや記者達のツッコミに即座に返す反応の速さを見る限りでは、絶対に「おバカ」ではないし。

読み書きとか常識とかに弱くても、それは後付けの知識。今からだって身につく。だが子供の頃の方がしっかり吸収できるものでもある。

だから全国のお子様方、単に怠けたいだけの理由では「勉強しなくても上地みたいになれる」なんて言い訳はお母さんには通じません(^^ゞ

今の上地さんのブレイクは、天性の性格と青春時代に他の物に打ち込んだ力強さから来ているはずだから。

ともあれ、上地さん。これからもその魅力で、見ている人を元気で優しい気持ちにさせて欲しい。


祝 山本昌!

2008-08-05 15:46:59 | 野球

「よくぞ自分がここまで来られたと思う」

いわゆる天才として注目されてきたわけではなく、努力と出逢いを糧に、自分の仕事を黙々としてきた結果。そういう自負が、その言葉に表れているように思う。

昨日、完投で200勝を達成した中日の山本昌広投手。42歳11か月での達成は、工藤公康投手を抜いて最年長記録。「あっぱれ!」です。

最近アラフォー世代の活躍がめざましいと感じるが、長い年月をそれに費やし、結果を積み上げていくことの大切さが浮き彫りにされていると思う。

すぐに結果が出ないと評価されないことの多い現代。そういうことだけが価値あるものじゃないんだよ、と言われている気がした。


オールスター 起承転結

2008-08-04 18:13:29 | 野球

起承転結とは、物語(ドラマ)の展開を言う。発端→いろいろな出来事に発展→一転する→そして結末、とまあそういった感じだろうか。

オールスター第一戦は、そんな基礎を踏んだドラマに見えた。

起:金本選手、目の覚めるようなホームラン
承:MVPに向け、金本選手、ファインプレイやタイムリーをも見せる
転:あれれ、と言う間に松中選手が同点打、そして……
結:山崎選手がサヨナラ打、MVPを持っていく

こんな感じでしょうか。
ちなみにこのドラマのテーマは、「アラフォー、強い!」となりますね。