県下14の市郡が互いに脚力を競う伝統の大会、市郡対抗沖縄一周駅伝。右肩上がりの観光需要を背景にレンタカーの稼働が増えるなどに伴い交通量が増える一方という県内の交通事情が大会の運営に欠かせない交通規制が関係者だけでは対応不可になり、来年2月の大会は廃止と決まった。これで大会は今年2月に行われた42回大会をもって終了となった。報道に接してあらま、残念としか言いようがない。数年前、主催する沖縄陸上競技協会から勤め先に共催社参加の依頼があり、県内にとどまらず全国規模の競技大会では不振が続く沖縄の長距離界に競技力の向上や広報の充実などで幾らかでも貢献出来ればとの思いで共催を快諾。以来、協賛社を募り、ラジオの広報活動で大会の周知に努め、2日間の期間中はアナウンスによる各地のリレー地点での実況レポートを交えて順位が目まぐるしく変わる市郡対抗の熱戦を伝えてきた。オジサンは大会の盛上りを図り共催や実況に企画段階から関わってきた。その思いは何よりも全国規模の大会で常に下位に低迷する沖縄のレベルアップと駅伝の周知にあった。現実は受け入れざるを得ないが、これで終わり?とは残念の一言に尽きるね。