奄美島唄、稲すり節には従来の島唄にない躍動感がある。6年前の2014年春、甲子園球場で開かれた選抜高校野球に21世紀枠で初出場を果たした奄美大島の大島高校。出場に向けて学校の大応援団が取り入れたのが「稲すり節」、晴れの舞台は選手も応援団も同じ。1塁側スタンドを始め球場を埋め尽くした島人(しまっちゅ)はブラスバンドの力強い演奏に合わせて手拍子、サーイニスリスリヨー アラユリユリヨーと軽快な調子にディ、ディ、ディディディと続く。「ディ」は奄美では誘い言葉で、さぁ応援しようという意味合い。手拍子も自然と出る応援歌。この熱狂的であり初戦を勝ち抜いた相手と京都平安高校にも賛辞の拍手声援が寄せられたのは記憶に新しい。異例の応援団賞の受賞は誇りになったね。稲すり節・・千石ぬ米も すてぃどう 減(ひ)ならしゃんど さー稲摺り摺りよ あら選(ゆ)り選りよ。YouTubeで里アンナさんの島唄動画から歌詞1番を書き取り。ディは沖縄的には「ディカ」が近い。写真は玉石が一面に広がるホノホシ海岸。
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