暮らしを彩る香りの魅力

植物は美を愛でる心を引き出し、心を和ませてくれる。

自然の恵みハーブで、感染症対策・・・

2022-01-24 | ハーブ
時折、お伝えしておりますハーブ。
ハーブは、古くから美容・食料・病気直しなど様々に、日々の暮らしの中に用いられて来ました。

今回は、スパイス(香辛料)として料理などに用いられている「クローブ」の魅力をお伝えします・・・。


~クローブについて~


フトモモ科フトモモ属 常緑高木
学名:Eugenia caryophyllata



クローブ 蕾

別名:丁字、丁香、百里香(百里離れたところまでも香りが漂うことから)

名前の由来は、「釘」のような形をしていますので、フランス語で「Cloo」、英語で「Clove」と呼ばれ、中国語では「釘」の意味をもつ「丁」丁字、丁香と呼ばれています。

花言葉:高貴、神聖

香りは、シャープでスパイシーな中にも甘い香気が漂います・・・。



クローブに含まれる成分「オリゲノール」は、さまざまな病気を身体に寄せ付けない、広域抗菌剤として使用できますので、感染症予防対策に役立つハーブでもあります・・・。


〈クローブ使用方法として〉

・マスクケースに・・・





ガーゼにクローブを少々包んでケースの中に入れます。



・小袋に・・・



小さな袋にクローブを少々入れて、お出かけの時に身につけて・・・



・室内に・・・





室内の空気洗浄に・・・



・ハーブチンキをクローブで作る



*作り方は、前回のブログ、「ハーブチンキ」をご参照頂ければと思います。

「クローブ」は、用途いろいろにご使用頂けます。



《アロマ精油についても・・・》

クローブ

学名:Eugenia caryophyllata
クローブの蕾を水蒸気蒸留したものです。


私がハーブと出会った数十年前に、このクローブについてお聞きしたことなんですが、中世、ヨーロッパで疫病が大流行した時に、このクローブの木を燃やして、疫病を抑えたと・・・。

抗菌・殺菌・消毒作用のある「クローブ」は、空気洗浄に役立つハーブの一種でもあります・・・。

ご参考までに!

ご訪問頂きありがとうございます。


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~暮らしの中に役立つハーブの魅力~

2022-01-20 | ハーブ
新型コロナウイルス感染、日毎に、拡大していますね!

そこで、今回は、感染症対策にも役立つと言われています「ハーブチンキ」をご紹介します。


「ハーブチンキ」



「ハーブチンキ」とは、ティンクチャ(tincture)とも呼ばれて、ハーブの有効成分を活かすものです。

いろいろの用途にも使用できます・・・。





今回はユーカリ(ドライ)を用いて「ハーブチンキ」100mlを作る方法

【レシピ】 
・ハーブ(ユーカリ)10g
・ウォッカ100ml
・ガラス容器保存用
・スポイトビン・ガラススプレー容器(小分けで使用)
・コーヒーフィルターまたは、茶コシ



【作り方】
①保存ガラス容器を熱湯消毒します。

②ハーブを10g入れます。

③ウォッカを100ml注ぎます。
 1日1回、容器をふって中身を混ぜ合わせて、2週間程、暗室に。

④2週間後、コーヒーフィルターまたは、茶コシを使ってハーブをこして完成。
 保存は約1年位大丈夫です。



*スポイトビンまたは、ガラススプレー容器に小分けして使用します。

使用方法:コップに「ハーブチンキ」を数滴落としてうがい薬に、マウスウォッシュとしてまたは、お風呂にも使用できます。

この寒い時期は、お風呂に最適です。
お風呂は免疫力を高めると言われていますので、「ハーブチンキ」を数滴入れますと、体の芯から温まり免疫力が更にアップします。



「ハーブチンキ」に用いるウォッカについて



白樺炭でじっくりと丁寧にろ過してできていますので、ほのかに甘い香りがしますので、ハーブに良くマッチします。




今回は、ユーカリを使用しましたが、ラベンダー、クローブなども抗菌・殺菌力に優れています。

ハーブは、ドライでもフレッシュ(生)でも大丈夫です。

コロナ禍において、ハーブを日々の生活に、役立てて頂けたら幸いでございます。

ご参考までに!!


ご訪問頂きありがとうございます。
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「堂島の杜」、冬の植物たちの様子を・・・

2022-01-18 | ハーブ
都心のオアシス、「堂島の杜」、昨年の8月にもお伝えしましたが、今は冬、冬の植物たちの様子をお伝えします・・・。

~「堂島の杜」より~


クチナシの実



アカネ科クチナシ属の植物、常緑樹。

6月頃は、白い花を咲かせて、ジャスミンのような甘い香りが漂うクチナシ。

この時期は、しっかりと色鮮やかなきれいな実をつけています・・・。



クチナシの中身は黄色の果肉。
黄色い果肉が着色料として食品や衣料の染色にも用いられています・・・。



乾燥したクチナシの実

おせち料理の一品でもある「栗きんとん」、この「栗きんとん」の色付けなどにも用いられています。

漢方では山梔子と呼ばれて薬効性もあります。

クチナシもハーブの一種です。







南天の実がほころぶようにいっぱい・・・






羊のオブジェ



いつ見ても愛らしい・・・

新ダイビル1F「堂島の杜」より・・・

2022年1月16日・午後
この日は、近くでイベントがあり、その帰りに撮影。


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ビターオレンジ~ハーブの魅力~

2022-01-08 | ハーブ
ビターオレンジは、和名:橙(ダイダイ)、ダイダイが「代々」に通じることから縁起が良いとされていて、お正月の飾り付けに用いられきました・・・。


「ビターオレンジ」



ミカン科ミカン属の常緑樹。
学名:Citrus aurantium 
和名:橙(だいだい)
英名:Bitterorange


~ビターオレンジの魅力について・・・~

「オレンジピール」



ダイダイの果皮はハーブではオレンジピールと呼ばれ、ハーブティーやお菓子の材料などに用いられいます。


「オレンジフラワー」



ダイダイの花はハーブではオレンジフラワーと呼ばれ、ハーブティーとして用いられいます。

上品で優雅な香りで癒されてリラックスできます・・・。


「ネロリ」



このオレンジフラワーを水蒸気蒸留して摂取された精油はアロマではネロリ(Neroli)と呼ばれています。

ネロリ精油は、1kgの花から僅か1gしか摂取できない希少な精油です。

また、ネロリ精油の成分にはラベンダーと同じ成分リナロールも含まれています。


「ネロリウォータ」



オレンジフラワーの水蒸気蒸留の副産物としてネロリ水(ネロリウォーター)が得られます。

ネロリウォータは、化粧水としてもご使用頂けますが、オーデコロンとしてもご使用頂けます・・・。

ネロリは、香りが清楚で優しい香りなので、心理面では不安やストレスを和らげてくれる作用もあります。

また、美容面では肌の若返りにも期待できます・・・。

花言葉もとても素敵です!

真っ白な清楚な花のイメージからきているのでしょうか・・・

「愛らしい、花嫁の喜び・・・」

ビターオレンジは、私たちの暮らしに潤いを与えてくれるハーブの一種でもあります・・・。

ご参考までに!!


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~幸せを運ぶ神聖な樹~

2021-12-22 | ハーブ
幸せを運ぶと言われています神秘的な樹、ヤドリギ・・・

花言葉が「困難に打ち勝つ」、「忍耐」です・・・。
このコロナ禍にあって、力強い味方となる言葉ですね!


ヤドリギ(宿り木)


ビャクダン科ヤドリギ属
別名:ホヨ 英名:mistletoe

ヨーロッパでは、クリスマスの飾りなどにも用いられている半寄生植物です・・・。

「ハリーポッター」シリーズや、「トイストーリー4」にも登場する、不思議な力を秘めた植物です・・・。

また、日本でも、万葉集にも詠われている植物でもあります・・・。



いつもお寄りするお花屋さんの店先です・・・



一枝づつ分けてくださるとのことでしたので、一枝分けて頂きました・・・

キラキラした実と、葉と枝が黄金を帯びた魅力的な植物で、この時期しか出回らない珍しい植物です・・・。

入手は少し難しいかも知れませんが・・・。




早々に、ドアにさりげなく飾りました・・・

2021年12月22日・撮影

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