ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

歯が立たない・・・という日本語の本当の意味を知る。

2011-07-31 12:55:27 | ワロン地方(ベルギー)
Chiyoちゃんが来ているので、ブルージュに行ってみようかと思っていたんだけど、、、
突然、ダーリンが、「ワロン地方の古城とか見に行くなら車で連れて行ってあげるよ」と。

おおっ!素敵!
電車の移動も悪くないけど、そろそろお疲れ気味な二人、
「連れて行ってもらえる」ってのに目が輝きます!苦笑。

ってことで、ダーリンの運転で目指すはディナン(Dinant)という町。



ここは、切り立った岸壁が運河沿いにあり、要塞のようなその壁を背にして
玉ねぎ型のドームを持つノートルダム参事会教会が建っており、
対岸から見ると崖と一体になっている姿が
実に美しく文字通り「絵になる」場所として有名である。




そして、ワロンの古城めぐりの拠点になる街でもある。

ってことで、ブリュッセルから車で1時間半ぐらい。
サラッと着いた、ディナン。



いやー、小さな街ですが、意外(おっと失礼!)に、観光客多し。
こんなに寒いのに。。。笑

運河クルーズもあります。けっこう遠くまでいけちゃうらしい。




そして、、、この街は実は、「サックス誕生の街」なんです!

街のメインストリート(わずか数百メートルの「サックス通り」)に、サックスのモチーフが点在。
そーしーてー!






一番のメインスポット、教会の前の橋には、サックスのオブジェがたくさん!
しーかーもー!むっちゃ現代アートやんっ!笑






いいなー、このノリ。

アドルフ・サックス氏が、サキソフォンを発明したのは、この街が、
古くからの銅製品の加工業で盛んだったからだとか。
銅の食器や調理器具をフランス語で「ディナンドリー(Dinanderie)というのは、
この町にちなんで名づけられているんだって。



そして、この街の名物である堅焼きクッキーをいただきまーす!
その名も「ディナンクッキー」。

これ、洒落ではなく、デザインされた木の「型」で作られていて、
まさに、日本の和菓子(落雁)の型を彷彿させます。
(もっとデカイっすけどね。)




こーゆー、むっちゃ職人芸に弱い私。
興奮してやたらとクッキーの写真をとりました!

葡萄とかお魚とかフルーツバスケットとか、それこそサックスとか、
ものすごい種類の型があって、ウィンドウに焼き上げられたのが並んでいて
むっちゃ楽しいッ!






これだったら、割れないからお土産にいいかも~☆と、chiyoちゃんも乗ってきた!


・・・・が、食べてみて、びっくり!
堅いって、言葉の他に堅いって表現が日本語にないのかっ!ってぐらい、堅い(笑)
むっちゃむちゃ堅いっ!
歯が立たないってこういうことを言うの?というぐらい、堅い。
立たないどころか、歯が折れそう(笑)


どうやら、コーヒーに浸して柔らかくしてから食べるらしいのだが、
浸してみても、か、か、堅い。。。
思わず、「もう一回浸していい?」と、戻したくなるぐらい、堅い。
なんとか食べてみたけど、堅くて味がよくわからない。。。笑
でも、すっごい素朴な味。
ガイドブック等によると、小麦粉とはちみつで出来てるらしいけど、
ほんとにその味しかしない。笑

んー、んー、と、うなりながら食べてみたけど、結局お土産としては購入せず。
でも、見た目はイイ感じなので、家で飾っておきたいぐらい可愛いです。






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