ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

飛騨古川。しっとりとした静かな時間を雪の中で過ごす

2013-02-20 06:48:02 | 一時帰国。
自分の出身である名古屋からけっこう近いのに、行ったことがなかった「飛騨古川」。
そう、「飛騨高山」は日帰りでいったりもする距離なんだけど、
そこから少し入った古川は、なぜか一度もなかった。
古川・・・といえば、私のイメージは「にごり酒」と「後輩のオモヤくん」である。

そう、おもやくんは、私のチームに新入社員として配属された後輩君。
当時、水道局の自動検針システムを開発していてのですが、
メンバーが自分と合わせて2人しかいなくて困っていた私に
上司が「大丈夫!助っ人をたくさん用意したよ!」と、入社1年目社員君達を6人もつけてくれたんですね~。
いやー、新入社員って新鮮でおもしろいんですが、、、プログラミング能力はみんな高かったんですが、、
そもそもの社員教育がけっこう大変だったことが思い出されます。ハイ。

その頃の生活は、、、というと、修羅場時期は、次の朝に新聞が配達される時間までオフィスにいて、
それから家に一旦戻り、シャワーを浴びてもう一度出社する日々でした。

おもやくんは、新入社員君チームの中で最年長だったんですが、、、まだ20代後半だった私に向かって
「昔はキレイだったんでしょうね~」という言葉を吐き、
就業中はずっとスピッツの「チェリー」を口ずさんでいましたね。
そんな彼は、今はどうしてるのかな~?と、思い出しながら、雪深い古川の町に入りました。

今日の宿は、「八ツ三館」。
古くからのお宿で有形文化財に登録されている建物もあります。


まずは、入ると明治レトロな洋風のお部屋でお茶をいただきました。
こんな縮緬細工の置物がテーブルの上にあしらってあります。
かわいいですね~。
鶴と亀、そうか、日本はまだお正月が明けたばかりだったな~と、思い出します。


そして、客室にも餅花があしらってあり、お正月のすがすがしい気分が私によみがえりました。


お正月が、一年の始まりがこんなに気持ちのイイものっていうのは、
日本人ならではの独特感覚なんでしょうか。
こちらヨーロッパでは、年越しはお祝いするものの、そういった「何かの始まり」だから、
気を引き締めて臨もう、的な感覚はない気がします。

部屋に入り、まだ夕飯まで時間があるので、近くを散策してみました。
古川は、こじんまりした町で、古くからの街並みが残っているところがあり、
非常に景観的にもしっとりとした美しさがありました。


途中で、日本酒の造り酒屋を覗き、試飲させてもらいました。
この杉玉、まだ青々しているので、新酒が出来たばっかりなのかな。


いろいろ試飲させてもらい、お土産を購入。
にごり酒もあり、とても美味しかった!

歩いていると、お正月のしめ縄飾りがいくつか目につきましたが、、、
これ、興味深いことに、必ず「伊勢海老?」がついてますね~!


そういえば、宿のお正月飾りにも海老が付いてた!


飛騨の山奥でどうしてエビ?
・・・と疑問に思い宿の人に聞いたのですが、「富山湾が近いので・・・」という説明でした。
うーん、正直あまり納得していませんが。。苦笑。

まぁ、そんなこんなで、散策終了~
とりあえず、お風呂に入り、次は大期待の夕飯!

そう、今回は、「飛騨牛を食べる旅」なのでした☆笑

まずは、先付などから。。。


そして、焼き物、お刺身などが続きます。






でたーーーっ!
飛騨牛!てんこ盛り!
おねーさんの笑顔もいいっ!


そして、お肉は分厚くて柔らかい~♪

うーん、霜降り肉って、素晴らしい☆
日本に帰ってきてよかった。。。と実感する瞬間です。

はぁ~、冷酒も飲んでいい感じ!





飲んでお風呂入って寝て・・・起きたら朝ごはん!
そう、飛騨といったら忘れてはいけない、「朴葉味噌」☆


これ、美味しいんだよね~!いくらでもご飯がすすむ。
よく岐阜方面に遊びにいって買って帰って来たことを思い出します。
そして、おもやくんが、小学生ぐらいの時に朴葉を山から取って来て、
業者に売ってお小遣い稼ぎしていた話も。笑


うーん、満足。満足。
なんていうか、「しっとり、ゆるり」といった時間が流れる町と宿でした。
こういう時間が楽しめることに、感謝、ですね。











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