東京バイオテクノロジー専門学校♪学生Blog

東京バイオの在校生がお送りする
学校生活の紹介です。
よろしくね!

分析科学コース☆授業紹介

2012-07-27 08:45:43 | Weblog
こんにちは。

先日行われた、食品化学分析実習の様子を紹介します。

食品に含まれるタンパク質、水分、糖質、脂質などについて定量しました。

※定量とは、どれくらい調べたい成分が試料中にあるかを明らかにすることです。

1.タンパク質の定量

削り節に含まれるタンパク質の量を調べました。

ケルダール分解装置



ケルダール蒸留装置


2.水分の定量

白身魚と赤身魚に含まれる水分の定量をしました。


3.糖質の定量

のりの佃煮に含まれる糖質の定量をしました。



ベルトラン法



ソモジーネルソン法




4.脂質の定量

アーモンドやカシューナッツに含まれる糖質の定量をしました。

ソックスレー抽出



5.油脂に関する実験

油脂の化学的性質を示す目安として、「けん化価」「ヨウ素価」というものが使われています。

※けん化価…油脂1gをけん化するのに必要な水酸化カリウムのmg数

ヨウ素価…脂質100gに付加する一塩化ヨウ素と等モルのヨウ素の数

今回はオリーブオイル、ごま油、バター、ラードなどのけん化とヨウ素価をそれぞれ測定しまし
た。



細かいところまで気を配らなければ成功しない実験で大変でしたが
数値が合っていた時の達成感が忘れられません


【レポート 分析化学コース2年Iさん】

実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校

水生生物実習★海洋科学コース2年

2012-07-20 14:51:59 | Weblog
こんにちは!
2年海洋科学コースのTです。

水生生物実習で
【浅草海苔の養殖の復活】という取り組みに参加することになりました。

今回は最初のオリエンテーションで
大森海苔のふるさと館に行ってきました。







夏から冬にかけて海苔の生育のお手伝いをします。
海苔の養殖のほかに
投網の体験や、公園内の人工海岸での生き物を捕まえて館内で飼育し
地域の人に自然を身近に感じてもらえるようなことのお手伝いもできるそうです。






これから冬にかけて実習が始まるのがとても楽しみです。

【レポート 海洋科学コース2年Wくん】

実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校

食品加工実習

2012-07-02 19:50:29 | Weblog
みなさん、こんにちは(^o^)丿
食品開発コースの2年生です。

今回は食品加工実習の授業内容を書きます。

今回の実習目的は、
ポテトチップの製造と油の使用前後での酸価の違いを比較することでした。

ポテトチップの製造
1.まず初めにジャガイモを洗い、皮をむき、ジャガイモを薄く切ります。


2.切ったジャガイモを1%の食塩水につけます。



3.水洗いして、ジャガイモについた食塩を流し、キッチンペーパーで水気を取ります。


4.切ったジャガイモを一度目は150℃で揚げ、二度目は180℃で揚げ、
色が付くまで揚げます。


5.余分な油をキッチンペーパーで取り、温かいうちに食塩などを少しふりかけ、
軽く混ぜたら、出来上がりです。



酸価の測定

ポテトチップを作った後、未使用の油低温で使った油高温で使った油を使って
酸価の測定をしました。




食品開発コースでは物を作るだけではなく、作った物の評価なども行い、製品開発に近い環境で実習を進めます。
官能評価ではもちろんおいしく頂きました・・・が、ポテチは厚みがすごい重要なんだなと思いました。

家でも作れるので皆様も一度試してみてはどうでしょうか

食品開発コース2年 Aくん

実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校


調香実習「京成バラ園」で実習!

2012-06-25 17:16:15 | Weblog
6月15日(金)いつもの実習室を抜け出し、化粧品開発コースの2年生で
香料の勉強の一環としてみんなで京成バラ園に行ってきました。

今回の実習内容は
生花に入っている香りを自分自身の鼻を使って分析することが目的です。
生花にふれて、イメージを膨らませ
香料として使われているバラの香りを比較
検討してみます!

学校にあるバラの香料・バラの成分が入っている香料・バラの香りのアクセント
として使用する成分を実際に学校から持ち出し、生花と比較をしました。


お天気もよく、みんなで仲良くレッツゴー


移動でおなかが空いたので、昼食は吉野家でご飯!
安い!早い!うまい!ステキですよね


到着しました!京成バラ園!化粧品開発コースのみんなで写真をパシャリ!


バラを見るのではなく、香りを分析します。鼻を近づけてくんくん
ちょっと変な人に見えますが、気にしません!






すごーく頑張ったので、最後はみんなで一休み♪
バラソフトクリームやバラジュースを頂きました
うまうまーっ(^^)




遊んでいるように見えますが、嗅覚・視覚・味覚・聴覚・触覚を使って、お勉強
ちゃんとしてきましたよ(笑)

化粧品開発コース2年 Yさん

実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校

在校生ブログ♪有機化学実習

2012-05-28 13:16:27 | Weblog
こんにちは。

前回は遺伝子工学実習の紹介の記事がありましたが
今回は有機化学実習について紹介したいと思います。
今回の実習では
“アゾ化合物のカップリング反応”と言うことで
簡単に言えば
化学的に染め物をしました。


試薬を混ぜて作ったものにガーゼを浸すと…






このように綺麗な色が見られます。

そして
浸したガーゼを軽くすすぐと…


なかなかいい色になりました


そして
できた液をろ過して




できたものの観察


有機化学は身近な反応があってとても面白いです

次回の実験も楽しみです

【実習レポート 分析科学コース2年生O君】


実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校

応用植物コース♪研究所見学レポート

2012-05-21 17:48:02 | Weblog
今回は、茨城県筑波市で第53回科学技術週間一般公開ということで
筑波市にある研究機関を訪ねました!


最初に、生物資源研究所という所を訪ねました!
ここでは、いろいろな資料や実物を用いて
あまり植物に詳しくない方でも理解できるような様々な展示が出展してあり
植物と現代の関係、これからの可能性に関する最新の技術を見ることができました。











また、ここでは様々な実験体験ができ
DNAストラップ作り、ブロッコリーのDNA抽出などがあり
中でも、植物ホルモンの分子模型作りなどが人気で
楽しみながら学ぶことができるものとなっていました!(^O^)







続いて訪れたのは、同じ敷地内にある
種苗管理センター(ジーンバンク)を訪れました!
ここでは、世界の約20パーセントの種が管理されており
およそ14万個の種が大きな貯蔵庫に保管されていました!
ごく僅かな品種を保護したり、種子の検査をしたりするのが目的だそうです。









最後に、(独)農業環境技術研究所を訪ねました!
ここでは、畑から出る温室効果ガスについての研究が行われていました!

畑に生存する硝化細菌や脱窒菌が、肥料に含まれる窒素と反応する際、亜酸化窒素という温室効果ガスを発生させます!
このガスが畑からどのくらい発生しているのかを測定する装置が・・・
このクローズドチャンバーという装置です!




この方法を用いて、得たガスを
チューブを通して研究所に運ばれ、
ガスクロマトグラフィーにより解析するという流れでした!



この亜酸化窒素を抑制するための
硝化抑制剤入り肥料や土壌中の微生物の研究が熱心に行われていた現場でした!


またほかにも理化学研究所では、
モデル植物であるシロイヌナズナの講演会が開かれたりとかなり内容の濃いことが行われていました!


1日では、周りきれないほど盛りだくさんだったので
また機会があれば積極的に参加したいと思います!

最後に、植物バイオコースは、7人と少数ですが
1人1人がしっかりとした目標を持って取り組んでおり、熱心な友達ばかりなので、これからもお互い刺激し合って頑張っていきたいと思います!


【見学レポート 応用植物コース3先生B君】
※2011年より応用植物コースは植物バイオコースに名称が変わっています。

実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校

分析科学コース☆授業紹介

2012-05-07 18:57:03 | Weblog
こんにちは。

先週、第三回目の遺伝子工学実習がありました。

どんなことをしているか、簡単に紹介します。



サーマルサイクラーという機械です。




DNAがあるか実際に確認してみます。

こちらは、電気泳動装置です。

下準備して・・・






スイッチオン!




30分後。




このゼリーのような塊を、UVトランスイルミネーターに入れます。



上から覗くとこんな感じです。




下に見える白い棒線がDNAバンドです。




この結果について考察し、次回の授業までにまとめて、提出したいと思います。



分析科学コースでは化学はもちろん、生物や食品まで幅広い分野を学ぶことができます。

とにかく実験が好きで、好奇心旺盛な方にオススメのコースです。

毎日ワクワクしながら授業を受けています^^

【レポート 分析科学コース2年生Iさん】

実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校




応用植物コース♪施設見学に行きました

2012-04-20 10:05:22 | Weblog
先日、応用植物コースで
植物生理学実習で担当の先生と一緒に
「梅酒ダイニング明星」と「横浜国立大学」の現場見学をしました。


梅酒ダイニング明星では店内で水耕栽培を行い
そこで育てた植物を店内で提供されていました。






この水耕栽培は水の上に穴の空いた発泡スチロールが乗せてあり
その穴に植物を入れて育てるものです。




装置の中に入ることも出来るので
間近で植物の成長を観察することもできました。





水耕栽培では約3週間で植物を収穫できるので、畑で育てるよりも早く収穫を迎えます。







また、小さな空間でも育てられることから
野菜の店産店消が可能となり、新しい試みとして注目されています。



初めて水耕栽培を見せて頂いたことがとても嬉しく思ったのと同時に
植物バイオにおいての可能性がまだまだあることを感じました。



横浜国立大学では笹本先生のもとで、マングローブやポプラの組織培養を見せて頂いたり
学生さんたちが取り組んでいる研究について教えて頂きました。





今まで私たちが行ってきた組織培養の方法が
より上手くいくアドバイスを頂いたり、液体培養を見せて頂きました。



ここでアレロパシーという言葉を教えて頂きました。



横浜国立大では自分たちと同じ世代の方が
どんな研究に取り組み
どんな事を考えて日々過ごしているかを知ることができました。










今回の学外実習で学んだ新しい技術や今まで知らなかった実験の方法を
今後の実習や卒業研究に活かしていきたいと思います。

【レポート 応用植物コース3年生Sさん】

※応用植物コースは平成23年(2011年)度より植物バイオコースと名称が変わっています。


実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校





東京バイオ@学生ブログはじめました♪

2011-10-10 09:28:47 | Weblog
こんにちは
東京バイオテクノロジー専門学校の在校生ブログとして
「学生ブログ」
をスタートしました

毎週月曜日に3人の学生スタッフが
学校生活のあれこれを報告していきます。

学生スタッフは主に学校で行っている
コース別体験授業実験祭りのお手伝いをして未来の後輩にアドバイスをしたり
卒業研究発表会ボランティア活動といった
学校行事のお手伝いを通して
東京バイオの学校生活を楽しんでいる学生たちのことなのです

今回は
学生スタッフブログ担当者の自己紹介です

カチョカヴァロさん
3年制学科の食品開発コース2年生です


●好きな科目
食品加工実習と食品微生物実習が好きです。
食品加工実習では、加工食品の製造から試食、定量実験まで行います。
食品微生物実習では、乳酸菌や菌の生育する食品から菌体を接種するなど
実技的な事や、菌の専門知識を学びました。

●学校で楽しいと思うこと
クラスの友達とお昼を食べている時が
賑やかで一番楽しいかもしれません(笑)
もちろん、授業も楽しいです!
座学での先生方の話も面白いですが
実習の方が、目で見たり、作業できる分楽しいです。

●どうして東京バイオに入学したのか?
実験が好きで、食品に関することに興味があったので
より知識を深めたいと思った事と
将来食品開発や研究開発の仕事をしたいと思っていたので
東京バイオに入学しました。




トラムポルカさん
4年制学科の1年生です。



●好きな科目
動物バイオコース志望です。
私が一番好きな授業はなんといっても実習です。
特に実験の前段階である試薬の調製が好きです。
試薬は色やにおいなど、それぞれに違いがあるので
それを感じながら実験するのがとても楽しいです。

●学校で楽しいと思うこと
今学校で楽しいことというか……
私の日課は登下校に猫を観察することです。

●どうして東京バイオに入学したのか?
自分の好きなことを仕事にしたかったからです。




トロピカーナさん
3年制学科の環境科学コース希望の1年生です。


●好きな科目
実習は全般的に大好きです。
特に分析化学実習では、初めて見る器具や機器を扱ったり
色々な試薬を調製したりと
今まで経験が無かった自分にとってはとても新鮮な授業でした。

●学校で楽しいと思うこと
入学して半年が過ぎ
クラスの人たちともだいぶ打ち解けてきたと思っています。
学校での最近の楽しみは、本館近くによくいる猫たちを観察する事です。
特にお昼休みのポカポカとして暖かい日には
たくさんの猫たちのお昼寝姿を見る事が出来ます。
猫好きの方々にとっては、息抜きにちょうどいい癒しスポットです。

●どうして東京バイオに入学したのか?
決め手は興味が惹かれる学科があったことと
学ぶための環境がいいなと思えたからです。
他にも、都内で通える範囲内に学校があったことや
高校で全く実習や講義を受けていなくても
ついていける点も選んだポイントでした。



以上3名が「学生ブログ」をお送りしていきます。
よろしくお願いします!


実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校