ブログを見てくれる皆さんこんにちは!
植物バイオコース2年のIです。
植物学実習の授業の様子を伝えたいと思います。
テーマは「植物ホルモンの働き」です。
皆さんは植物ホルモンを知っていますか?
植物ホルモンとは植物の体内で生成されて、植物の生長を調整する物質です。
主な植物ホルモンとして、オーキシン、サイトカイニン、ジベレリン、アブシジン酸、エチレンなどがあります。
その内、オーキシン、サイトカイニン、ジベレリンが種子の発芽にどんな影響を与えるかを実験しました。
ちなみにそれぞれの作用は、
●オーキシン
根の誘導、カルス誘導など。
オーキシンは濃度によって生長の促進・阻害の働きが変わるため、濃すぎると逆に生長を阻害する働きを持っています。
●サイトカイニン
発芽促進、葉の肥大、細胞分裂促進など。
●ジベレリン
茎の伸長、発芽促進など。
今回使ったジベレリンは有機溶媒で溶かされていたため、高い濃度のものは有機溶媒の影響を受けて発芽しなかったようです。
まず、それぞれのホルモン溶液を薄めました。
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次にシャーレに溶液を入れて10粒ずつ種を置きます。使ったのは胡瓜の種です。
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これを、1日後、4日後、7日後で10粒中いくつ発芽したかを記録しました。
種を蒔いて1週間後。
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それぞれこんな芽が出てきました!
水で発芽させたもの
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オーキシン(左のものほど濃い濃度)
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サイトカイニン(左のものほど濃い濃度)
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ジベレリン(左のものほど濃い濃度)
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なんとなく特徴が出てるのわかりますか?
このように植物学実習では植物の生理作用を調べたり、構造を見たり
花の色素を抽出してみたりします。植物に抗菌作用があるか、なども調べました。
少人数で伸び伸びと実験ができるし、先生は知識豊富で色々なことを教えてくれます♪
前期後半は植物の実習はないのですが
後期から植物組織培養実習などが始まるので楽しみです!
実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校
植物バイオコース2年のIです。
植物学実習の授業の様子を伝えたいと思います。
テーマは「植物ホルモンの働き」です。
皆さんは植物ホルモンを知っていますか?
植物ホルモンとは植物の体内で生成されて、植物の生長を調整する物質です。
主な植物ホルモンとして、オーキシン、サイトカイニン、ジベレリン、アブシジン酸、エチレンなどがあります。
その内、オーキシン、サイトカイニン、ジベレリンが種子の発芽にどんな影響を与えるかを実験しました。
ちなみにそれぞれの作用は、
●オーキシン
根の誘導、カルス誘導など。
オーキシンは濃度によって生長の促進・阻害の働きが変わるため、濃すぎると逆に生長を阻害する働きを持っています。
●サイトカイニン
発芽促進、葉の肥大、細胞分裂促進など。
●ジベレリン
茎の伸長、発芽促進など。
今回使ったジベレリンは有機溶媒で溶かされていたため、高い濃度のものは有機溶媒の影響を受けて発芽しなかったようです。
まず、それぞれのホルモン溶液を薄めました。
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次にシャーレに溶液を入れて10粒ずつ種を置きます。使ったのは胡瓜の種です。
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これを、1日後、4日後、7日後で10粒中いくつ発芽したかを記録しました。
種を蒔いて1週間後。
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それぞれこんな芽が出てきました!
水で発芽させたもの
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オーキシン(左のものほど濃い濃度)
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サイトカイニン(左のものほど濃い濃度)
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ジベレリン(左のものほど濃い濃度)
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なんとなく特徴が出てるのわかりますか?
このように植物学実習では植物の生理作用を調べたり、構造を見たり
花の色素を抽出してみたりします。植物に抗菌作用があるか、なども調べました。
少人数で伸び伸びと実験ができるし、先生は知識豊富で色々なことを教えてくれます♪
前期後半は植物の実習はないのですが
後期から植物組織培養実習などが始まるので楽しみです!
実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校