2013年3月31日
わたしの彼氏はあしたから社会人になります。
3月12日で付き合って1年たちました。
「この人とは1年付き合うだろうな」
そう思った相手でした。
そっから無事に1年おつきあいできました。
「男の人に大切にされるとはこういうことか。」
とやっと実感できた日々だった。
いろいろな事が起きた3月。
会わないでそのままさよならのはずだった私の一番さいしょのかれし。
まさか彼の最後のバイトの日を私が送り出すはめになるとは。
先週はお別れの飲み会をした。
13時から23時まで一緒にいた。
あたしにとってベストメンバーだったから
「このメンバー好きですー」ってずっと言ってしまった。
途中から記憶がなくなってしまって、
ぐるぐるで家に帰ってみたデジカメには
元カレが桜をみている後ろ姿でおわっていた。
あーあ 残しちゃった。
でも、まさか桜を一緒にみれる日がくるなんてね。
嬉しくて嬉しくて。
普通にいれることが嬉しかった。
荷物を持ってくれたのもうれしくて「やさしーねー♪」
なんていっちゃった。
そして最後の日。
今まで一回も口をきかなかった放送時間。
先週のお詫びを含めて会話した。
ずっと最後までまよった。
「出会えてよかったよ」
この言葉を言いたくて言いたくて。
手紙を書きたかった。
もうこのことが閃いてから、自分という人間がいかに夢見がちで
一人ロマンチストで恋愛信者かっつーことがわかりすぎてわかりすぎていやだった。
でも伝えたかった。
折り鶴を折ってそれに書こう♪
軽く閃いて折ってみた。
その鶴を手にしたときずしっとした。
重い。重すぎる。
鶴はあかんかった。
思い出がありすぎる。
簡単にしよう。これ以上あのこに重さを与えちゃいけない。
小さい紙にさりげなくかいた。
「出会えてよかったよ。
ありがとう。
社会人がんばってね 」
自分で読み返したときうっと来てしまった。
出会えてよかったと言う事が
最後の私の告白だ。
自己満足この上ないけどさ。
私はこうして自分の大きかった初彼氏への想いに幕を閉じようと決めた。
やっと彼がいなくなったとき
上着のポケットにこっそりつっこんだ。
彼が去る3分前。
上着を着たらやつがポケットに手つっこみやがった。
やばーいばれーる!!
と思い とりあえず席を立った。
リモコンすっ倒し 雑な物音立てて動揺バレバレ。
いいんだ こういうのがあたしだもん。
そっからひとりひとりに目を見てお別れをいっていく彼。
なにかに気づいた彼はまっすぐあたしの目を見れてなかったけど。
あたしもみれんかった。
「げんきでねー」
そして彼は行ってしまった。
たぶんもう会う事はないでしょう。
情報はきくかもしれないけど。
手紙だってすぐ捨ててしまうかもな。
あいつにとってあたしなんてたいしたことないもんな。
とか思ったりして。
結局 あたしの中であのこの存在はずっとかわってないことに気づいた。
今付き合ってる付き合ってない関係なく。
いい思い出になってくれました。
ありがとう。
なぜか最後の方だけ指輪をしていなかったのが救いです。
していない理由はわからないけど。
それを知っても知らなくても何も変わらないし。
恨んだままさよならしなくてすんだよ。
彼のお別れと共に 私もいろんなことを思い出した。
彼がいた2年半。
最初からやめる最後までなんだかあたしが絡んで申し訳なかったけど。
一応 美しく終わった☆ ってことにしちゃお。
しちゃえる。
あんだけ苦しんだのに 泣いたのに
最後は いつもの片思いワールド炸裂して
彼とお別れした。
彼がいなくなったあとに 一番最初に読まされたノートのお別れの言葉。
一番最初に “鶴”のこと書かれてた。
小さい小さい鶴が貼ってあった。
当時その鶴に反応した自分を思い出した。
思い出してくれってメッセージ?とも妄想した。
でも 鶴がつながった気がした。
絶対あたしへのメッセージだよって。
嬉しかった。
やっぱりあの子とあたしは鶴でつながっていました。
ということにしよう。
鶴にまとわるエトセトラ。
出会えてよかったです。
好きで好きで仕方なくて付き合えた
あたしにとっての初めての彼氏。
ありがとう。
元気でね。