てんてこまい子育ての記憶(旧 わたしと家族の日々)

一人で三人分にぎやかと言われてきた息子も、もう高3。

高校生の読書感想文 ブラインドタッチの練習

2022-08-28 | 高1
高1息子の夏休みは
実質3週間ほどでした。

最後の1週間は
某コンクール全国大会出場のため
遠方に行っておりましたので、
夏休みらしい夏休みは2週間。

とはいえ、もちろん
コンクールのための直前追い込み練習に
時間をとられるので、
遊びに行けたのは
2日+半日だけでした。
集中して、それはそれは目一杯
楽しんでらっしゃいましたけど(笑)


こういう忙しい子には有り難いことに、
夏休みの宿題は
数時間で終わりそうな薄い冊子1つと
読書感想文だけでした。

夏休みの宿題は出さない
という学校の方針なのかな??
ちなみに夏休み中は部活も停止です。
塾の夏期講習でがっつり勉強とか、
短期留学で日本にいないとか、
そういう過ごし方を前提としているのかも。

というわけで、この夏の宿題、
一番の大物は読書感想文でした。

小学生の頃から
ずっと苦労し続けている読書感想文。
まだ続くんだー!
と思ったけれど、
でももうこの歳になったら
親の手出し口出しは要らないはず。
気楽なものです。

お母さんのチェックが入らないと
テキトーに簡単に終わらせられる~
としか考えていない息子も
気楽なものです。

なんですが、わたくし、
そこでふと思いついちゃいました。

ただ漫然と下手な文章を書き散らかすだけでは
それこそ時間と労力の無駄になる。
せっかくだから、
少しでも成長につながる何かが欲しい・・・

そうだ!
この機会に、下書きをワードで書き、
ブラインドタッチを習得したら?!


デジタルネイティブ世代と言われる彼等ですが、
息子曰く、同世代で
ブラインドタッチが出来る子は
意外と少ない…息子は見たこと無いのだそうです。
(いるところにはいるんでしょうけど)

みんなが普段使うデジタルツールはケータイで、
PCはゲームで使うだけの子が多い。
キーボードで文章を打つ必要は無いからだと思う、と。

「僕は、ブラインドタッチは出来ないけど、
打つの速い方だし、
別にこのままでいいよ!」
というのが
面倒くさいことをしたくない
息子の言い分でしたが・・・


ふーん、今時の中高生、そんな感じなんだねぇ
と言いつつも、

まあこんなもの(ブラインドタッチ)、
別に大したことじゃない。
自転車の乗り方と同じ。
一度習得すれば一生使えるから。

初めは出来なくて
イー!!となるかもしれないけど、
ちょっと我慢して
そこを乗り越えたら
あとはスイスイだよ。

あの不器用なお父さんでも出来るんだよ?
あなたはピアノ弾けるんだから、
こんなもん、すぐだよ。

とかなんとか言いくるめて
取り組ませました。

(腰が引けてグズグズ言っている息子に
ハッパをかける時は、
お父さんに対する対抗意識に
ちょっぴり火をつけると早い・笑)


最初はイライラ、キー!!の連続で
3行打つのに1時間かかって
絶望していましたが(笑)
原稿用紙3,4枚目にもなると
それなりにスラスラ打てるようになっていました。

(文章も、手書きで書く時より
良くなっているはず。
なぜなら、ワードで書くと、
気軽に書き換えられるから!
普段、私の添削は頑として拒否する息子も、
今回はすんなり指摘を受け入れたので、
お互いに楽でした。)

(今まで、頑なに私の指摘を受け入れなかったのは、
プライドが高いからではなく、
「消しゴムで消して書き直すなんて
面倒臭い事は絶対したくない!!」
の一心だったんだな
ということがよく分かった。)


息子はべたべたの文系あるいは芸術系だけど、
どんな学部に行き、
どんな仕事につくにしたって、
文章の作成は必要になってくるでしょうからねぇ。

1本指でキーボードを打つ息子を見るたびに
気になっていたので、
機会を捉えて教えることができて
私としてもホッとしました。


とりあえず身体が覚えたら
一生使えるから
という理由で
教えておきたかったこと。

自転車、水泳、ブラインドタッチ(笑)

あとは…なんだろう?スキーとか??

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