国鉄があった時代blog版 鉄道ジャーナリスト加藤好啓

 国鉄当時を知る方に是非思い出話など教えていただければと思っています。
 国会審議議事録を掲載中です。

国鉄改革のあゆみ 91

2010-08-20 11:21:21 | 国鉄改革関連
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本日も公企労レポートを綴りたいと思います、今回は、改革労組協の・志摩議長の談話になります。

単一組織、万難を排し早期達成を目指す

国労旧主流派の加入もあえて拒まず

組合間連合に進むことが常識的

【一企業一組合、鉄道労連結成へのスケジュールを先日明らかにされましたが、具体的にどのように進めれるのか伺いたい】

スケジュールを決めた以上、スケジュール通りやっていく、ということです。これまで考えていたように全部が改革協、進める会に入り、それから連合を作るということでは時間的に無理なので、この際組合と組合の連合からと、順序を変えてやってみようということになったわけです。理念・目的は改革協を作ったときにすでに明確にしてあり、進むべき方向については変更する必要はないと思っています。したがって予定どおり仕上げていくだけで、4月1日を予定していたものが10月1日に伸びたということだけです。周囲の情勢から、一時はそうき実現を図ったのですが、やはり幹部同士がその方向に向けて、組合と組合が労働組合連合に向けるということが常識的であり、その常識に戻ったということです。

【この場合、4月1日にはどういう中央の位置づけになりますか】
2月2日に鉄道労連を作り、3月1日には各労組のブロック別連合を作る。3月中旬には地方労組の新会社別連合を作り、そして4月1日には会社間連合の全国連合をスタートさせることになります。その上に立って、10月1日までには完全に、企業体の会社間連合を単一労働組合に仕上げたいということです。
2月2日に鉄道労連が出来るわけですが、それが深度化され、会社間連合の上に全国連合が4月1日から発足するわけです。これが民間でいう産別の中央組織という形になり、10月1日までの6ヶ月間既存の労働組合は清算法人的なこともあり、機関整理、組織整理をやっていただき、10月1日には文字通り単一組織が出来るよう、お互いが努力しようということです。10月1日も実はまだ正式に決めているわけではありません。出来るだけ早くやろうということです。鉄労の場合8月に臨時大会を開き、残務整理、いわゆる清算法人的なものは残しますが、労働組合についてはその時点で解散をすることになります。

続く

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