障がい児と臨床美術〜《揺れる熱帯魚》〜

暑いです 夏バテ気味ですが、頑張ります

さて！ 障害児通所支援事業所で今月2回目の美術は！

子どもも大人も楽しめる臨床美術アートプログラムでした

クレイペイント 揺れる熱帯魚 です



窓の光に透かすと…


違った雰囲気に… 中学生k君の作品


始めは大泣きしていたs君。いつのまにか机に座り、しずか〜に集中して粘土を触り始めたよ！ 完成した作品を窓に貼ったら
満面の笑みで大満足な表情に この後はお絵描きもしていたね！ 水彩絵の具も気持ち良さげに塗っていたよ


中学生t君。いつもお喋りしたり新聞紙をひたすら破いていたり、だけど、今回は粘土も触れたね


乙女なaさん。混色に興味深々


粘土と水彩えのぐは気持ちいいなぁ


とってもよく動き回る小学生Y君。人懐っこくて、私の手をとっては「お、できたぞ。貼ってくれ！」と全身で伝えてくれます。そして…ニコッとするY君。




不思議な集合体のよう…


熱帯魚制作も早々に終わらせ、あくまでもマイペース・マイワールドを追求するR君。小学1年生でエネルギッシュ❗️




R君の作品は、マーカーで力強いタッチだ❗️

うん、キャラクターワールドが広がっていくね。


自由なお絵描きで、クレパスと粘土の合体だ！ 始め眠っていたh君は、目が覚めたら静かに制作を始め…1枚完成するたびに見せにきてくれた




子どもにはのびのびと絵を描いてほしいなぁ〜

そこに自分の世界が広がり ・誰にも邪魔されない一瞬 があります。

達成感を味わって欲しいし思ったようにならないもどかしさも味わってほしいな。

シンプルに
やったぁ、できた‼️ という気持ちを体感してほしい。

どんなちっちゃな事でも

積み重なってやる気エネルギーが満たされてくる


持ち帰った作品は、ぜひ
窓辺などに飾ってみて下さい モビールのようにしても
ゆらゆら揺れて涼しげな雰囲気を演出してくれます。

臨床美術のアートプログラムは、いろいろな素材に触れるきっかけを作ってくれます。自分では思いつかない材料や導いてくれる仕掛けがあり、短時間で作品が完成する魅力があります。

頭のストレッチ・柔軟体操にも最適だと思います。ガチガチに硬くなった頭を柔らかく〜 そして心も柔らかく豊かになれる

評価や分析はいっさいしない平和な美術だと思うのです




・「臨床美術」及び「臨床美術士」は、日本における（株）芸術造形研究所の登録商標です。