Blue jewel

拉致の解決を願って
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救出の為に日米韓連帯を!東京集会8

2005-11-23 | 集会テキスト
第2部 アメリカ・ワシントン訪問報告

『増元照明 家族会事務局長のお話』

皆さんこんにちは。
今紹介されまして、先月の24日・・・・・・(聞き取れず)
訪米の内容は現代コリアの11月号に島田先生書いてありますので、それを読んで頂くと分かると思うんですけども。
まず最初に島田先生に・・・皆さんに40分・・・(後は聞き取れず)

詳細に時間してはこれに書いてありますので、私から申し上げる事はありません。
私が向こうに行って感じたことは、最初に・・・(会場より「増元さんもうちょっとマイクに寄って・・・」の声)
はい、分かりました。
訪米に際しては調整室の皆さんにお世話になって、駐米のワシントンの大使館員の皆さんにお世話になった事を申し上げて、御礼申し上げたいと思います。
そこには南条君(ナンジョウ・正しい漢字表記不明)って来てらっしゃいますけどこの端にいますけど。
(司会者より「一寸立って」の声、会場席より南条氏起立して一礼)
つい先日までワシントン在住で、私たちの通訳兼、それから運転手兼、支援者と言う事でず~っとお世話になりました。
今日本に帰ってこられて、もう働き始めました?
(南条氏、「1月から新聞社で」の声)1月から、そういうことです。
某新聞社で働かれると思います。

皆さんのご協力を得て有意義な訪米をやってきたんですが、私たちがまずなぜ訪米したのか?
私たち第4回実務者協議、第4回6者会合でまさか合意されないと思っていた共同声明の合意を受けましてアメリカがどういうような考え方をしているかを、それを一寸島田先生に探っていただきたいと思いましたし。
私たちとしてはやはりこの拉致の問題をアメリカに再度考えていただかないと、と訪米させていただきました。

政府関係者、それから民間団体に色々とお話をさせて頂きましたけれども、政府関係者はほとんどこの拉致問題と言う物は認識しておられました。
更に昨年の暮れの横田めぐみさんの偽の遺骨問題、これもほとんどの方が認識されておりました。
それに対して非難と言うか、北朝鮮のやり方に対して怒りを持っておられる方もおられます。
更に私たちがお会いしたのはだいたい保守系の議員と更に保守系の団体の方ですので、その方たちとは私たちの問題と共通認識、北朝鮮の人権問題、そういう点で一致した考え方を持っておられると思います。

そして今アメリカでやはりこの北朝鮮問題が大きな問題として捉えられているのは、日本人拉致・韓国人拉致ではなくて。
更に脱北者、それから北朝鮮の国内において行われている大きな人権侵害、強制収容所等、そちらの方が大きい課題だと私たちは感じているんです。
でも、それでも私たちと結局共通認識として北朝鮮の金正日政権があのままであったら、全ての拉致問題は解決しないと言う共通認識を持ってますので、どのような方法からでも金正日に対し圧力をかけて行かなければならないと思ってますし、私たちの家族は私の姉の人生を奪った金正日を絶対に許す事は出来ませんから。
もしこの拉致問題が解決しても国際刑事裁判所なりに、金正日を訴えていく事も考えております。
その前に北朝鮮の民衆が金正日を許さないと思うんですけれど、それでも私たちは最後まで金正日の責任は追及しなければならないと思っています。

これは本当に金正日の拉致強化指令によって我々多くの同胞や私たちの家族が、一番人生の中で良い時期を北朝鮮と言う過酷な状況の中で過ごさなければならなかった状況に追い込まれた。
この点について私は絶対に許す事はできませんので、どのような方法であれ、アメリカが北朝鮮の人権問題に関心を持ち、そして北朝鮮に圧力をかけていってもらうこと。
これは私たちにとっても大きな力になると思っております。

向こうに行って、マイケル・グリーンさんとか政府関係者に会って一番驚いたのは、日本の政府は良くやってると言う。(少し笑いながら)
私たちは経済制裁と言う観点で、単独の経済制裁を発動したいし、それを支持してもらいたいと言うふうには申し上げたんですけど、日本政府は良くやってるよと言うのが、マイケル・グリーンさんの回答でした。
私たちの目に見えない所でやってるのかどうか?分かりませんが、アメリカとしては日本の政府は良く北朝鮮に対し圧力をかけているよと言う認識を持ってるようです。

それはPSIとかそれからキャッチオールとか、経産省がやってるそういう貿易の制限、それに対して評価をしているのではないか?というふうに感じられましたが、私たちとしてはこの拉致問題を日本の主導で解決しなければならないと考えると、やはり折角昨年作られた改正外為法更に特定船舶入港禁止法案、この二つの法案を直ちに実施していただかなければならないという思いでおります。
アメリカは今北朝鮮に対し、どのような考え方でいるのか?
それはまだ基本的には変わっていないんだろうと言うのが、感じております。
今このまんま北朝鮮に時間稼ぎをさせるような、そのような道は選ばないだろうと言うのが、私の感触だったんですが。
今表面的には6者協議の中で、合意をしておりますが、アメリカの保守系の方たちはそれに対し非常に、あのクリストファー・ヒルという国務省の国務次官補に対し、大きな圧力をかけているという事も分かりましたし。
そしてホワイトハウス関係者の中では、北朝鮮の待ってる軽水炉、軽水炉建設を望んでますけどもそれに対し、そういうことは絶対にありえないという強い姿勢を見せておりましたので、更に圧力が強まっていく方向にはなると思います。

もう一つ問題なのは今ブッシュ政権が支持率が落ちているということ、それと中東の方が危機的状況になっているということ。
それは北朝鮮の、東北アジアの危機よりも中東イランの危機の方が、今アメリカの国内では一寸優先順位が上なんではないか?と言うのは感じております。
ですから島田先生が後ほど仰ると思いますが、中東の危機よりもこの北朝鮮の問題、まだイランは核を開発中なんですね。
北朝鮮はすでに持ってると自分で言ってます。
そちらの方が危機的状況だと言う認識が、させて行かなければならないんではないか?と、そのためにも日本が、あの、そうですね、声を発していく。
経済制裁の発動だと、私は思っています。
危機的状況を作るのではなく、ただ北朝鮮がやってることに対して、大きな問題があるという事を世界中に分かってもらう為に、私は単独の制裁発動が必要だと思います。
あるいは同義的声明の意味、制裁の発動を私たちは求めます。

これが先ほど言いましたヘンリー・ハイド(下院国際関係委員長)さんと言う方です。(ハイド氏と一緒に写った写真を掲げる)
この方は4月に訪米した時にも島田さんと私に会っていただきました。
今回は会っていただけないだろうから、ハルピンさんと言うスタッフに御礼だけ申し上げたいと思ってと打診したんですが、会ってくださるとかでお会いしました。
この方は国際関係委員長で私たちが4月に行った時に私たちと面会したその場で、下院の決議案として北朝鮮の韓国人拉致問題それから日本人の拉致問題これを決議しようじゃないか、創案しろとハルピンさんに言って、すぐ命令しまして。
その2カ月くらいで下院に全会一致でその法案が出来ました。
迅速に対応していただくし、非常に北朝鮮の問題に対しては怒りを、韓国の実情に対しても怒りを持って、ちょっとそういう方です。

こちらジム・リーチという、(写真を掲げる)東アジア太平洋問題小委員長の、この前公聴会を開いたそのときの・・・(聞き取れず)委員長ですが、この方にもお会いして非常に温和な方で喋る時に、非常に小さい声でゆっくり喋るので良く聞き取れない時もあるんですが。
私たちの問題、拉致問題に関しては多くの事を知っておられましたし、特に横田さんがもう、お会いになった事があると思いますね?アメリカ大使館ですよね?(となりの島田氏に確かめる。島田氏「アメリカです」の声)
そうですよね?(島田氏「拓也さんも会ってると思う」)
非常に温和な方でゆっくりとじっくりと通訳を交えて1時間半くらいお話をしていただきました。

ただこの後に北朝鮮の国連次席大使で、あれはハン・ソンニョルがこの下院の施設、レセプションの会場で演説したんですがそこにもジム・リーチ下院委員長は出て、そしてハン・ソンニョルとずっと話をしていて、私たちが下院のレーガン堂ですか。
あそこを出るときにハン・ソンニョルとジム・リーチとが一緒に出てくるところに出くわしまして、向こうが気付いたか分かりませんけども、私は次席大使を見て、そこらへんにいる変なおっさんだなぁと思ったんですけども、何の威厳も無い方だと私思いました。
でもその方を最後までレーガン堂の外まで見送りに出て行かれたので、いろんな話をされたとは思います。
どういう話をされたのか?分かりません。

で、今回の訪米の主目的であるのはレフコウィッツさん。(別の写真を掲げる)
これもすでに写真が出ていると思いますけども、昨年の北朝鮮人権法案で任命された人権特命大使です。
今年の8月くらいになりまして10月、2ヶ月間、まだほとんど動いてない状況なんですが、私たちが行った時点くらいから丁度スタッフも決まり、事務所もある程度決まったので、これから動く。
これからドンドン活動していくということを仰ってました。

ただ、スザンヌ・ショルティさんと言う北朝鮮自由連合の代表に言わせるとちょっと出足が遅いと。
すでにもう2回か3回くらい韓国、それから日本へ行って話をしてきても良いのではないかと仰っておりましたけれども。
とりあえず今年中には来られると思うんですけども、若くて40代前半だと思います。
非常に若くて行動力のある方でありますし、大統領の信任も厚いという事で任命されたようです。
私たちもこの方に期待する部分は大きいかなと言うふうには感じております。

ただ先ほど言ったようにアメリカの真意、それは私は基本的には変わらないしブッシュ政権の間にこの北朝鮮問題をどうにかしなければならないというふうに考えているのはまず間違いないでしょう。
ただそこの中国をもっと活用しなければならないと言う事も考えています。
先日ブッシュさんが中国へ行って人権問題に関して言及されましたけど、あれも北朝鮮の人権問題に通ずる物があると思います。
中国の人権問題を追及することによって、もうちょっとしっかり人権問題を考えろという、そのメッセージを送ったんだと言うふうには私は思っています。







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