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拉致の解決を願って
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 荒木和博特定失踪者問題調査会代表挨拶  4.27国民大集会にて

2008-05-01 | 集会テキスト

 【櫻井よしこさん 司会】
熱血漢の荒木和博さんにご登場いただきましょう。(拍手)
調査会の代表である荒木さん、どうぞ新しい情報、そして新しい戦略をお聞かせいただきたいと思います。ありがとうございます。(拍手)

【荒木和博特定失踪者問題調査会代表】  
ご紹介いただきました荒木でございます。
最近北朝鮮政府のみならず、日本政府にも嫌われてしまっているようでございますけれど・・ (笑)
今、官房長官が退席されたのは、べつに私がしゃべるからでは、ないとは思いますが、(笑い)普段から、嫌われることばかり言っていますので、急に変えても、おかしくなるんではないかということで、多少は、辛口の話もしなければいけないと思います。

先ほど、官房長官の話を聞いていて、様々なことをやっておられると言うことについては、もちろん十分に私も、理解をいたしております。

フランスの新聞に拉致の問題が出たというのが出ておりましたけれど、これもまぁ、政府が努力をされて、そして救う会、家族会の方々がバックアップされたからできたことで、このようなことを進められると言うことは、私ももちろん、大変評価をさせていただくことでございます。

ただ、やはりお話を聞いていて、 一番ど真ん中が、欠けているのではないかということを、感じざるを得ない。(拍手)

今、この外にですね、外のロビーを出て、階段を降りたところに、北朝鮮の工作員が侵入するための水中スクーターの1/1の模型をを展示してございます。去年の12月の我々が自衛隊の広報センターでやりました「しおかぜの集い」にあわせて、作成したものでございますけれども、お帰りの際に、是非これをご覧になっていただきたいと思います。

相手が、こういうものを使って上陸してきて、そして日本国内で好き勝手なことをやっていく連中でございます。 こういう相手に対して、戦い無くして、話し合いで拉致が解決できると、そういうふうに思うのであれば、  それは、ある意味、国民に対する、裏切りであるとしか私は、思えない。 (拍手)

私ども、政府の関係各機関のかたとは、必要なところでは--正直言ってあまり表には言えませんが--それはもう、解決できれば、我々なんでもやります。我々の嫌いな人の所に行って、靴をなめたって、土下座でも何でもします。それで解決できるならばいいのですが、大変こういう場で、失礼な事を申し上げますが、運動というのは、全部丸ごと、同じようにしたら、運動の力というものは、無くなるものだと申し上げざるを得ない。
これは拉致の運動を始める前から、私自身が、政治活動を15年間やってまいりまして感じたことでございます。

我々調査会の中だって、意見は様々別れております。私と専務理事の真鍋だって、もう30年ぐらい、ケンカばかりしております。でも、それをやることによって、お互いがチェックされ、そして間違っているところは直すことができるんです。

それぞれ、違う運動家がやらなければいけないのは、お互いに足らないところを補い、もちろん協力するところは協力するという、是々非々の姿勢を貫くことではないだろうかと思います。

それがなければ、逆に我々今やっていて思いますけれど、単に、「ご一緒にやっていこう」ということだけであれば、それは政府の中で、本当に一生懸命やりたいと思っている人たちの動きを逆に、止めることになるのではないかという、懸念でございます。

前の安倍政権の時が、正にそうでございました。安倍さんになったからいいだろうと、もう大丈夫だろう、安倍さんと一緒にやればいいと思ったことで、一年間、--それが、全てがもちろんムダとは言いませんけれど--時間を費やしてしまったこともあったのではないかと・・

必要なことは、先ほど、○○さんがおっしゃいましたけれど、「決断」 でございます。
その決断というのは、政治と、ここにいる各党の先生方による決断で、政治が決めなくてはいけない。

官僚機構が、どんなことをやったって、この問題の解決は、絶対にできません。(拍手)
全ては、政治決断 。
そして、その政治を動かすのは、今日、こうやってゴールデンウィークの最中、お越し頂きましたみなさんの声です。
その声によって政治家を動かしてきたからこそ、この11年間、ともかく他の国に比べれば、他の国、韓国に比べても、この拉致問題は、日本に於いては大きくなり進展はしてきたと言うことであろうと思います。これからも必要なのは、そういう事であろうと思います。

そして、やはりどんな手を使っても取り返すという努力を我々は、していかなくてはいけません。
 
我々、今北朝鮮に向けて短波放送を出しております。
周波数にあわせて、むこう側から妨害電波をだしてる。妨害電波が出てくるまでのスパンがだいたい5日間か6日間です。その妨害電波が出たら、こちらは(妨害電波にあわせて)周波数を変える。変えるとまた5日ぐらいして、むこうからそれにあわせて妨害電波を送ってくる。これをずっと今続けています。
しかしそれをやっていくことによって、相手の力量が、どのくらいあるのか、相手の状況が、どういうことなのか、それがわかってきます。

少なくても、むこうが妨害してくると言うことは、それだけ、むこうが嫌がってると言うことでございまして、ともかく何でも良いから、できることを、しかも相手の中につっこんで引っかき回すようなことをですね、やっていかなければいけない。

最終的には、どんなことをやったところで、あの体制を変えない限りは、この問題は、絶対に解決しない。 
 (大きな拍手)

(そうなったときには)、日本人の拉致被害者だけでなく、今日お見えの韓国人の拉致被害者、あるいは、強制収容所の中で今にも死にそうになっている方々、そして一般の国民を含めて、救うことができるというふうに確信を致します。

そう言うふうに政府をもっていくのは、・・・今日ここにお見えの皆様の、お力でございます。

私どもも、ともかく最後まで全力を尽くして参ります。
御協力を御願いしてご挨拶とさせて頂きます。
(拍手)
――――――――――――――――――――――――――――――――
相変わらずの、荒木節♪ですね。

ところで、私の素朴な疑問ですが、どうして、今回は、<特定失踪者問題>調査会と紹介しなかったのでしょう?気にしすぎでしょうか?


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