明日30日(土)と31日(日)に、広島で『LRT都市サミット広島2009』が開催される。
ということで、LRTってご存知だろうか。LRTとは『Light Rail Transit の略で、定時性・速達性・快適性などに優れ、人にも環境にもやさしい路面電車』のことである。そして、そのサミットには、『地球環境にやさしい都市づくりを目指し、公共交通振興のための都市連携強化『を目的に、路面電車のLRT化に取り組んでいる国内の11の都市の首長が集まり、話が持たれるのだ。
路面電車はバスや自家用車に較べて遥かに排出される二酸化炭素が少なく環境にやさしい。快適性や人へのやさしさについては、独特の揺れや軋むような音や誰にも乗りやすいバリアフリー化は、少なくとも広島では新型車両では進んでいるし、電停まわりの環境改善なども行われて来ている。
しかし、速達性については、道路を車と共有していろことが大きなネックとなっていると思う。実際、広島市内では結構信号待ちが多くて、しかも待ち時間が長いので出勤時などはイライラすることが多いし、各駅に必ず止まるものであるからなおさらだ。小生はいくら路面電車が安いといっても、バスと同時に来ると必ずバスを利用してしまう。
いっそのこと、業務用の車を除いてバスも自家用車も市内中心部から排除してしまい路面電車だけにすればいいと思う。そして、市内をぐるりと環状に走らせた路面電車の路線を基軸に、その中に縦横に他の路線を走らせればいい。そして、いくつかの環状線の駅の外側に定期バス(電気バスが理想であるが)の発着センターを設けて、そこから郊外へのバスを走らせればいいと思うのだ。
しかし、本来のLRTとは、いわゆる路面電車に特定されたものではない。このことは次回、なんとフィリピンと絡めて話したいと思うので乞ご期待?!
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