blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

うさぎのククちゃん

2013-03-03 13:56:09 | 日記

  一昨日の夜、小倉にいる長男が花嫁になる人とやってきました。 うさぎを預かってくれ、と連れてきたのです。

 長男は子どものころからとにかく優しい子でした。昨年5月に死んだ犬のフーチが、生まれたばかりのときに捨てられていたのを拾ってきたのもこの長男でした。私たちに「かわいそうだから飼ってあげて」と泣いて頼みましたし、去年、フーチがもう死にそうだというときにも、小倉から帰ってきて、いっときフーチをなでながら泣いていました。

 そんな息子は犬をこちらに置いていてさびしかったのでしょうか、向こうでうさぎを飼い始めていました。今度の日曜日に長男は結婚披露宴をするのですが、新婚旅行にも出かけて長期に休むので、うさぎを預かってくれ、ということになったのです。 息子たちはきのうには小倉に戻りましたので、うさぎはしばらく我が家の一員となることになりました。

 うさぎの名前はクク。以前長男が使っていた部屋をうさぎの部屋にして、ときどきケージから出してあそばせることにしました。その遊び相手は当然のごとく私めであります。はじめのうちはおびえるようで、近寄りもしなかったのですが、半時間もするとちょろっとそばに来てみたり、枯草のエサを私の手から直接食べるようになりました。きょうはもう元気いっぱい大暴れです。部屋の真ん中に私がでんと座ると、私の周りをぐるぐると走り回るのです。それを目で追うと目が回りそうになります。頭や背中、お腹などをなでてやると気持ちよさそうにじっとしています。 なでる手を放すと、後ろ足でトンと床を強くたたいて、もっとなでろ、と怒るのです。小さな丸いウンチを走りながらそこらじゅうに振りまくのが困ったものですが、きれいなもんだよ、と息子は手で拾い集めました。さすがにオシッコはちゃんとケージの中のトイレでしてくれるので、それだけはよかったですが。

 ククを連れ戻しに来るのは3月23日になる、というのでそれまではチビタの世話とククの世話の両方が私の仕事になってしまいました。かわいいからまぁいいか!

 イタズラ好きのククちゃんでーす!

 

 きょうの1曲。先日アップしたニルソンの「ウィズアウト・ユー」の作者であるバドフィンガーによるオリジナル版です。つくづくいい曲だと思います。

Badfinger - Without You


城山の城塁と俵石

2013-03-03 09:28:55 | 日記

   念願の城山の山頂でしばらく探索?しました。八幡宮の鳥居の奥に俵石八幡宮と書かれた粗末で小さな社がありました。

 

 さらに八幡宮の鳥居より先の方、鳥居に向かって左手の方に歩いてみました。 八幡宮や城山頂上を取り巻くように回廊風に道があり、道の両側はずーっと平らな石を積んだ壁のようになっていました。これが城塁なんですね。

ここが行き止まり。つまり山頂を取り囲んであるわけです。

 戦国時代の大名・深堀氏の城があったそうですが、城址と言っても今はこれだけのようでした。地面を掘り返せばなにか当時の遺物が掘り出されるかもしれないな、と思いましたが、それは専門家が検討済みのことでしょう。 前回の写真の中で、右に行けば「東城塁」という表示がありましたが、ここのことのようです。ぐるっと取り囲んでいるので右に行っても左に行ってもここに来るのです。

 さて、次にはこの城や神社の名前にも出てくる「俵石」とはなんぞや、ということで、その俵石なるものを見たい、と思い、表示板に従って進みました。

 表示板が指す方向はかなり急な下り坂になっていて、先の見学会用に整備されたと思われる階段やロープがしつらえてあり、藪が伐採された形跡がありました。前々日に雨が降っていて滑りやすいので、これは助かります。

 少し下ったところに転がっていた大きな、先が円い棒状の石、これが俵石です。

 さらにあたりを見回すと、このような石が崖から大砲の砲列のようにボコボコと露出していました。

 宗教的な意味で人工的に作られたものか、とも思いましたが、ネットで見ると自然にできた産物でもあるようで、どうもはっきりしません。とにかく興味深い石でした。この辺りからは下の景色が見えます。ちょうど私が住んでいる団地が見えました。

 

  さて、家に戻ると市役所から大きな封筒が届いていました。先日、担当の方に電話で依頼していた講座の資料が送られてきたのです。こんなに早くいただけるとは思っていなくて、これを待たずに山に出かけてしまったのですが、これを先に読んでいればもっと楽しめたのになぁ、と思いました。次回に行く時には参考にしようと思います。

 

 雑駁ですが、いちおうこれで報告を終わります。またゆっくり登ってみたいと思わせる興味深い山でした。

 

 

 きょうの1曲。私が学生時代に好きだった歌、梶光夫さんの「青春の城下町」。いかにも清潔感にあふれ、素朴な歌でしたね。 

青春の城下町 梶光夫