先日、長男の結婚式で博多に向かった時のこと。出発前の駅の待合室で偶然元の職場でいっしょだった女性に逢いました。彼女とは30年ほど前に職場の演劇鑑賞サークル「長崎市民劇場」の同じ班の仲間でした。私はその後転勤や仕事の多忙などで例会に参加しにくくなって退会していました。
この日、彼女は博多でその市民劇場の九州地区の総会に行くのだ、と言うことでしたが、最近会員が減っているので再入会しないか、と誘われました。 列車に乗り込むと、なんと指定席の席がすぐ隣だったのが運のつき! 入会させられてしまいました。入会の決め手は4月例会がとても魅力的だったから、です。私の大好きな2大女優・栗原小巻さんと樫山文枝さんが主演の「メアリー・スチュアート」という芝居だ、というのです。
そして数日後彼女から電話がありました。私たちの班は市民劇場の次の例会の運営当番なので加勢してくれないか、といい、会議に来てほしいと言うことで、きのう行ってきました。30人ぐらい集まっていましたが、私以外は全員がおばち・・・・いや、女性でした。3日間3ステージの二千数百人分の座席シールを各班の申請に応じて振り分ける作業をした後、運営当番としての打ち合わせがありました。市民劇場の例会は会員が運営するので、裏方も会員のボランティアでするのです。劇団が到着したら、荷物の荷降ろし・搬入をする係、受付、会場整理、楽屋のお世話、駐車場係、そして終了後の荷物の搬出などを受け持つのです。最終的には例会日までにもう一度会議をして決めるということでした。
そしてもうひとつ。最終ステージが終わった後、役者さんやスタッフさん全員との交流食事会があるそうで、希望者は5000円也の参加費を払えば小巻さんらと親しくお食事ができる、というのです。小巻さんはあこがれの人なので、参加したい気持ちもありますが、きのうの会議の、あの女だらけの延長だとしたら居場所がないように思えて、遠慮しようと思っています。
栗原小巻さんは昔、私がまだ学生のころにテレビの「若者たち」というドラマに出演していて、そのころ私がテレビ局に何か感想文を送ったところ、あの出演者たちがそろった生写真に生のサインが入ったものを送ってきたのです。その写真の小巻さんがなんとも素敵なんです。ちなみにその写真の俳優さんは、山本圭、田中邦衛、橋本功、佐藤オリエ、栗原小巻さん、でした。今も大事にとっていますが、今さがしましたが見当たりません。でもぜったいにあるはずです。
きょうの1曲。ローリング・ストーンズの実力がうかがえる、アコースティックな演奏です。「アコースティック・ブルース」。
Rolling Stones - acoustic blues