10日の夜遅く、長崎の自宅に帰って来ました。犬のチビタはペットの美容室?に預けていて、明日戻って来る予定ということで、とりあえずうさぎのククが気がかりでした。家に入るなり、2階のククを入れている部屋に上がりました。 明かりをつけるとククはおとなしくケージの中にじっとしていました。心配していた水はまだ少し残っていましたが、エサの方は完全になくなっていました。
「ごめんね、寂しかったろ?」と言いながらケージの出入り口を開けてやると、すぐに出てきて、私の周りをぐるぐると走り回りました。そしてあぐらをかいている私の膝のあたりをクンクンして、膝の上に上がってきました。 チビタは翌日の昼前に戻ってきました。これも元気で大丈夫でした。ついでにシャンプーも頼んでいたので、毛がさらっとしていい匂いでした。
この日までかみさんが休みを取っていたので、結婚式でかみさんがもらった花束の花を持って、昼過ぎに二人でお墓に行きました。披露宴の初めの方で上映された新郎の小さい時の写真の1枚は私の母が撮った写真を使ったのです。オマルにすわってニコーッと笑っている、なんともいえない可愛い顔をしている写真で、参列者の人たちから「かわいいー」と声が上がりました。 お墓の私の両親に息子の結婚と、写真を使ったことを報告しました。
私は40年ほど前、東京に両親を残して転勤で大阪、長崎と流れて来、長崎で結婚して根を下ろしたのですが、その両親を長崎に呼んだのはこの長男が生まれる半年ほど前でした。長女が生まれ、自分の家を持ち、もう一人子供が生まれるから加勢がてら孫たちとの生活をしないか、と誘って来てもらったのです。つまり長男はこの祖父母が目に入れても痛くないぐらいかわいい孫だったのだろうと思います。祖母は写真を撮るのが好きで、孫たちの写真がたくさん残っています。私もそんな長男を無事に結婚まで育て、祖父母に報告できたことを嬉しく思いますし、私たちが知らない所で長男の成長にかかわってくださった大勢の人たちにも感謝しなければ、と思っています。
きょうの1曲。ボブ・ディラン、ジョージ・ハリソン、ジェフ・リン、ロイ・オービソン、トム・ペティという大物ばかりが集まり、当初はメンバーの名前を伏せていた覆面バンド、トラベリン・ウィルベリーズの演奏で「ハンドル・ウィズ・ケア」。
Traveling Wilburys - Handle With Care