「まちがっている、おかしいのだ。アンビリーバブルである。友よ!人は無役な戦いをしいられているのだ。階級闘争の名のもとに」。まるでプロレタリア思想だが、これはロックミュージシャンの大槻ケンヂさんの名言。この人は、たまにこんな唐突な事を言うが、これぞカリスマミュージシャン故か?まあ言ってる事は解る。現在は、曾ての【高度経済成長期】にあった「中流家庭」なんて言葉も怪しい。つまりお金持ちでもないけど貧乏ではなく、別に生活には困っていない層だ。そして少しは余裕もある。それが中流層だ。今となっては懐かしい。だがバブル崩壊後は、バブル前にも戻れないのだから、政府の経済政策もデタラメなものだ。つまり少子化の原因でもあるのだが、政府はすっかり「鶏」と「たまご」の順番を履き違えている。なので勿論、鶏が先だ。鶏が無くては、たまごもあるまい。鶏に余裕があれば、たまごは自然と増える理屈だ。だが政府はたまごの数に拘る。そりゃあ事態が悪くなるのも当たり前だ。そこに竹中平蔵氏の原罪がある。余程、政府には都合の良い人物なのだろうが、【小泉構造改革】は失敗だった。それが未だに尾を引く。「不幸なのは国民でござい」だ。
さて今日は休みだが、午前中は妹の用事で出掛ける事になった。障害者年金の手続きの関連だが、それに纏わる申請書類の何と多い事か?しかしやらねば終らない。訳あって、秋には家に戻って来るが、となれば自身の保証もそれなりに整えねばならず、面倒でも乗り越えなければならぬ。まあそんなこんなだが、それに伴い、家の中も整理せねばならず、こちらも忙しい。話は変わるが、問題のカセットデッキ、TRIOの「KX-7000」だが、ヘッド周りとキャプスタン周辺の整備をして、ようやく納得が出来るレベルになった。そこで回転ムラのチェックでカール・ベーム博士がバイロイト音楽祭で振った「トリスタンとイゾルデ」とコリン・デイヴィスが指揮したストラヴィンスキーの「エディプス王」を録音をした後に再生をしたのだが、やっと実用になった感じだ。そうしたテスト録音は、これから幾度かするのだが、取り敢えずは合格だ。やはりキャプスタンベルトの幅が一番、影響するようで、オリジナルの精度がどれだけ厳密なものかを今更ながら感心する事になった。相変わらずモーターのトルクは弱いが、今の処はどうにかなっているので経過を見よう。そろそろテープの補充をしよう。
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