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市長候補者は22人。それぞれの政党、市民団体から出ていて22人のうち11人が当選する。今回から選挙制度が変わってひとつの政党、団体から一人の候補者を出す方式になった。つまり22の政党、団体があって22人の候補者がいるわけだ。
市長になるには過半数を得票しなければならない。これは非現実的で、過半数に達しない時は選挙後、各政党、団体がどことどこがくっついて過半数を獲得するのか、政党、団体同士の交渉合戦が繰り広げられる。新しく最大政党、団体となり、得票数が過半数となった所から市長を出すという仕組み。それゆえ、選挙結果で1位の人が市長になるとは限らず、2位3位が合併すれば後者のどちらかが市長となる。これでは一番多くの支持を得た人が市長にならず、有権者の意思が尊重されたとは言えないのではないか。過半数獲得というところに無理があるように思えるのだが・・・。まだまだ私の知らない多くのことがあり、適切な見方ではないかもしれない。
残りの10人の当選者はコンセホという市長の助言をする委員会を担当する。この委員会が市議会とどんな関係になるのかわからない。ここでも言葉の壁は厚い!私のスペイン語力では新聞の記事をすべて読むわけにはいかない。新聞の一部と私の周りにいるボリビア人5、6人に聞いた結果に過ぎない。
この候補者の中に日系人も1人、含まれている。ナガタニさんといって環境特にごみ問題、保健、福祉に力を入れていこうという人らしい。当選してくれるとサンタクルスに初めての日系市長、コンセホが実現する。期待していよう。
写真は最大政党MNRの候補者の選挙最終日の事務所前の様子。生バンドつきで盛り上げている。壁の文字は候補者の名前。