名前を聞いただけでオキナワ出身ということが分かるが、歌う曲も涙そうそうなど、オキナワにちなんだ曲が多かった。
歌声もすばらしかったが、彼女の人となりもまたすばらしかった。彼女のおばあさんはオキナワ八重山諸島の波照間島に住んでいて、そのおばあさんのお姉さんが50~60年前ここボリビアに入植し、きっと幾多の困難に耐えてきたのでしょう、彼女の口からこの大伯母さんをいつくしむ言葉が何度となく発せられた。
昨夜はボリビア日系人も多く聞きに来ていた。
そもそもこのコンサートは宮良多鶴子さんがボリビア日系人のこれまでのご苦労をねぎらいたいという強い気持ちと、JICAの青年ボランティアでサンタクルスに派遣されているKさん、のお母さん(日本にお住まい)が、友人である宮良多鶴子さんの歌をぜひボリビア日系の皆さんに聞かせたいという強い思いが重なって、若いKさんがここボリビアの現地マネージャーを買って出て実現の運びとなったという。
このKさんと彼女のお母さんの実行力のすごさにはまいった。素晴らしいコンサートにカンパーイ!そしてボリビアに入植したご苦労の多かった皆さんにサルーッド!
写真はソプラノの美しい声を聞かせてくれた宮良多鶴子さん。
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