ボリビア カミナンド記

セマナ・サンタ(聖週間) 1  

3月22日の週はカトリック信者にとって1年でもっとも大切な聖週間(スペイン語でセマナ・サンタ)であった。イエスキリスト復活前の1週間のことでキリスト受難の週である。

22日(火)からどこの教会でも毎日ミサが行なわれ、人々は告白し悔い改める。24日(木)はキリスト最後の晩餐の日。年老いた人、病気の人、ハンディキャップの人に枢機卿(サンタクルスで最も位の高い司祭)から祝福が行なわれた。(と新聞に載っていた)

3月25日(金)はイエスキリストが十字架にかけられ亡くなった日なので教区民は断食をする。肉(牛の)を食べることが禁じられ、人々は魚を食べる。この日がもっとも重要な日。と、私のスペイン語の会話相手の学生さんもカマレラさん(家事手伝い)もタクシードライバーもボリビア人なら誰でもこんなこと常識の範囲、とでも言う風に話してくれた。学校もこの日はお休み。

25日(金)にはサンタクルスの中心にあるカテドラル(教会の中でも格式の高いもの)で枢機卿が広場を埋め尽くす教区民を祝福し聖体拝領(キリストの聖体の一部とみなした薄いパンを受ける)があり、そのあと数百人の教区民は教区の中を練り歩いた。と、見てきたようなことをいい、ではなく私はずっとテレビ中継を見ていたのである。

写真はサンタクルスの枢機卿が教区民を祝福しているテレビ中継。

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