ボリビア カミナンド記

日ボ協会婦人部交流会

日ボってなに?
ボリビアで日ボと言えば日本ボリビアのことを指す。このことは日系人や在ボリビア日本人の間では常識となっている。日ボ協会は主に日系人とその家族、もちろん、日系人と結婚しているボリビア人も含むのだが、そのような人たちが会員の、いわばボリビアに移住してきた人たちとその関係者の会なのである。オキナワ、サンファンにそれぞれ日ボ協会がある。


今年は沖縄移住50周年記念の年、8月にはコロニア・オキナワ(サンタクルスから北へ100km)で盛大な記念式典が開かれ沖縄県から稲峰知事、ボリビアからメサ大統領がお祝いに駆けつけた。そんな晴れがましい式典にこの日ボ協会婦人部は2500人分の祝宴を手作りで取り仕切った凄腕の方たち。


今日はコロニア・オキナワに住むその凄腕のお母さんたちがサンタクルスに住む都会の(サンタクルスはボリビアでは都会なのである。)婦人部の人たちと沖縄料理を一緒に作る交流会を企画してくれた。私は婦人部からのお誘いで友人とともに参加させてもらった。


場所はコロニア・オキナワの文化会館。建物の後方に大きな屋根が張り出していてその下が広いオープンキッチン。沖縄料理は油を多く使うので理にかなっている。
参加者約100人がグループに分かれて作ったのは、ゴーヤー卵のつけ揚げ、ゴーヤーの白和え、中味(豚の大腸、小腸、胃袋)の吸い物、フーチバジューシー(ヨモギの炊き込みご飯)、ナーベーラーンブシー(へちまの味噌煮込み)、サーターアンダーギー(揚げ菓子)、スイカのジャムなど、13種類。どの食材もこのコロニア・オキナワで採れたものばかり。私にとって珍しいものが多く、どれも掛け値なしでおいしかった。


沖縄料理を通して自分のアイデンティティここにあり、と言う気持ちで、沖縄を忘れることなく故郷から遠いボリビアの地でがんばっている日系人のひたすらさに今日は、まいった!


写真はオープンキッチンで教え教えられ料理を楽しむ交流会参加者。
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