ボリビア カミナンド記

ボリビアにオキナワ?

4日前の運動会の綱引きで渾身の力をこめたのでここ数日腕や足の筋肉が痛い。右手の中指に豆もできている。


25日(日)は沖縄県からボリビアへの移民入植50周年記念運動会がサンタクルスからバスで1時間半のところにあるコロニア(移住地)・オキナワで開かれた。その参加チーム「サンタクルス日本人会」の応援に行ったのである。


コロニア・オキナワはボリビアの中にあって行政区として名誉ある立派な日本語の名前がつけられている。ボリビアはブラジル、アルゼンチン、ペルーのように明治の頃から移民を受け入れたのではなく、沖縄が戦後の混乱期に活路のひとつをボリビアに求め、ここから本格的な移民が始まったのである。原生林を開墾するなど多くの困難を乗り越えた人たちの子孫870人前後がここで暮らしている。彼らの日本農業はボリビアで高く評価され模範となっているという。今ではボリビア国内からも多くのボリビア人が移り住みその数1万3000人という。


会場には日本語スペイン語が飛び交い、放送も日本語スペイン語両方である。もっとも日系2世3世には日本語よりスペイン語のほうが必要だったのかもしれない。


運動会は2,3の競技を除いてすべて徒競争であった。日本のいまどきの運動会とは趣をことにしている。100m走から始まって200m、400m、果ては5000mまであって記録を競い合うのである。今回はいくつかの新記録が出たとタイムの発表があった。地区別対抗だったのであるが残念ながらわがチームは3位入賞どころか最下位を競ったのである。帰りのマイクロバスの中で来年は練習をして上位を目指そうと早くもみなで確認を取り合っていた。


写真はわがチームのエース、5000m一般男子出場の、知り合いAさんの息子さん(黄緑シャツ、高校生)
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