私の年代だと岸部シローの影響が大きいでしょう。すなわち「明星ラーメンビーフ味」のCMで「ポークやチキンと違うて そりゃもうえらい人気や~」と言ってたのを聞いてますので、「ビーフ=うまい」と思い込んでるわけです。
「ウシ!ウシ!」ってのも流行りましたよね。ただし、あのラーメンがうまかったかどうかは記憶にありません。「サッポロ一番みそラーメン」とか「ちゃるめら」とか「チキンラーメン」とかいうロングセラーがある中で、今はもう存在していないということを考えると大したヒットはしなかったのかも。
また、ポークやチキンがうまくないかというとそんなことはなくて、煮豚とか酢豚とか鶏のから揚げとか鳥の照り焼きとか焼き鳥とか、うまいものはいっぱいあります。スープだって、チキンコンソメとか鶏がらのダシとかはうまいですものね。
何が言いたいかというと、米国産牛肉の輸入が解禁になったからといって安易に飛びつくんじゃねぇと。別に意地になってるわけじゃなくて、問題は科学的じゃないということ。牛の月齢を見分ける方法が曖昧とか、全頭検査やらなくていいという根拠が明確でないとか。
結局納得できないうちは食えないんですよね。ま、私の場合は別に牛丼食わなくてもなんともないし。吉野家は豚の生姜焼きをまだ続けるのでしょうか? それだったら行ってもいいですが。