タイトルは鶴光師匠の雰囲気で読んで下さい。世間一般は「寒い」と言ってますが、所詮ここは埼玉。寒いといっても知れてます。ただ、雪国から異動してきたはずの所長がなぜか「寒い」と連発しており、会社と駐車場の行き来にもコートを着る始末。大の大人が情けないこと!
私はと言うと「まぁいつもよりは寒いかな?」という程度。理由は簡単で、仕事中の移動はほとんど車であること、仕事中は常に気を張ってるからあまり寒さは感じないこと、など。寒さを感じるのは、家に帰ってガウンをはおりロッキングチェアに座ってブランデーグラスをくゆらす瞬間…というのはウソで、スエットに着替えてぼーっとしてる瞬間だったりするわけです。(ガウンとはいえ、真っ赤な闘魂ガウン着てダンベルでも持ち上げてる人は、それはそれで寒く無いでしょうが)
で、最近は暖房がみっちり効いた会社に9時半ごろまでいて、家に帰ってからは風呂入ってメシ食って酒飲んで寝るだけ、ということなので寒さを感じる余地がないというわけです。いっそのこと会社に一晩中いれば寒くないのですが、私だけ会社にいても家庭の光熱費の節約にはなりません。
そうなると、光熱費を浮かせるためには家族も会社に連れて行く必要があります。その際に「なんで家族がおるねん?」と言われないように、あたかも一人で仕事に打ち込んでいるように見せるため、今日から二人羽織を練習することにします。(ウソ)
なお、私は元々は寒さに強いわけではありません。強烈に寒い地域に住んだ経験から「まだまだ」と思うようになっているだけです。そもそも就職後最初に赴任したのが仙台で担当地が岩手県でしたから。真冬の盛岡なんてのは、もう寒いの寒くないのって、全然寒くないの。(って、違うか)
寒い日は一歩外に出た瞬間に心臓がキュッと縮むような気がしますから、あれはハッキリ言って寿命が縮みます。とはいえ「胸がキュン? これって恋?」とか思う間もなく、顔は冷たいというより刺されたように痛かったり。あれを体験すると、2月末くらいになって「今日は最高気温が5度? いや~暖かいね~」なんて思うようになります。「北国の生まれの人は春が好き」と言われますが、たしかにそういう傾向はあるのかもしれませんね。
うちの新人なんぞは、今から「ハンドルが冷たい」と言って手袋して運転してます。いけませんね、こんな事じゃ。ということで企業の研修担当の皆さん、新人の研修はすべて盛岡か青森で行いましょう。私のように寒がりな人間も寒さに強くなります。…は? 暑さに弱いのはどうすんだ?ですか。ん~まぁ~その件はまた来週!(って、明日は?)