今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

草魂のススメ

2009年06月01日 | 日記・雑記
 どっかの経済評論家が「草魂のススメ」を唱えたところ、阿川佐和子氏が激怒したという話をラジオで聞きました。草魂といえば「踏まれても踏まれても立ちあがる<雑草の魂>の略語」であり、元近鉄のエースだった鈴木啓示氏の造語と言われています。

 「なんでそれで怒るの?」と思ったら、「草魂により少子化対策を…」という話だったらしいです。ということは、鈴木啓示氏の講演会を聞くと妊娠でもするのかと思ったら、これが「早婚」の話だったんですね。そりゃ阿川さん怒るでしょう。

 ところで鈴木氏といえば「投げたらアカン」という著書がありました。学生時代に友人が盲腸で入院して、退院してきたと思ったら今度は持病の痔が悪化してまた同じ病院に入院したということがありました。

 丁度就職活動を始めようと思ってた矢先の事で本人相当めげてたので、私は鈴木氏の著書を持って見舞いに行きました。その数週間後、そいつが大学の就職部の人にあれこれ相談してたとき、「企業の面接ではいろいろ聞かれるがキミは最近何か本を読んだかね?」と聞かれて、「ハイ! 鈴木啓示の<投げたらアカン>を!」と元気よく答えたところ、「そんなもん読んどってももアカンやないか! <アイアコッカ>とかそんなん読まな」と言われたとか。

 なので後日「お前のせいで怒られたやないか!」と八つ当たりされたのですが、これって私が悪いのでしょうか? ちなみに鈴木氏の「投げたらアカン」の次は、柔道の山下選手の「投げたらイカン」でした。あれは何のCMでしたか。

 それにしても「投げたらアカン」の本を「そんなもん」とはえらい言いようですわね。私が面接官なら一夜漬けでビジネス書読んでくる奴よりは草魂を熱く語る奴を採用しますが。