当たり前の話ですが

　仕事先で軒先にツバメの巣があるところが３軒ほど。中には「頭上にご注意下さい」という貼り紙があるところもあります。下はもちろん糞だらけなのですが、さすがに強制撤去はできないらしく容認されてる様子。

　巣を上から覗いてみれば面白いのでしょうが、下からでもヒナが大口開けてピーピー鳴いてるのが見えて「おーおー、頑張れよチビ」と思ってしまいます。

　そうやってヒナが大口開けてると親ツバメが飛んできて餌をやってまたどっかに飛んでいくと。「なぜそうまでかいがいしく働く？」と思うのですが、そりゃまぁ親だからということで当たり前といえば当たり前。

　ツバメなんて誰に教えられるわけでもなくヒナを育てるわけですが、人間の場合は子育て放棄するだけじゃなく虐待したり下手すれば死なせてしまったりする事件が珍しくないです。

　ツバメのヒナが親に感謝するなんてこたぁないのでしょうが、私の場合も育ててもらったことへの感謝の念が真剣に沸いてきたのは自分に子供ができてから。（いや、私が生んだわけではないですが）　赤ん坊なんて大病や大怪我がなくともポンと蹴りゃ死んでしまうような存在ですから、普通に育っただけじゃなく一応まともに仕事してて、更には毎晩こうして世迷言を書いていられるってのは幸せなことなんでしょうね。

　ということで、ツバメの巣を見ててふと思ったことでした。今日はオチはなしです。