今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

バンバンジー

2009年05月31日 | ニュースに一言
 東京新聞によると、福井県の東尋坊にて「観光資源としてバンジージャンプを採り入れたらどうか」というアイディアがあるのだとか。プラス思考でいくと「観光の目玉になる」「自殺の名所という負のイメージを払拭できる」などがあるそうですが、一方家族が自殺した人などからは反対する声があるのだとか。

 ちょっと聞くと「アホなアイディア出すな~」という気もしますが、これで集客できれば実際に自殺する人も減るような気はします。ちなみに昨年の自殺者は24人で、保護された自殺志願者は88人だったとか。

 漫才のWヤングのヤング中田氏は野球賭博の借金により東尋坊で自殺しようとしたところ、関西方面では顔がよく知られてるので観光客に「今日は仕事で来たんですか? 折角だから飲みに行きませんか?」と声をかけられ死に切れず、結局熱海の海に飛び込んでしまいました。1979年のことです。

 すなわち、誰かに声をかけられれば自殺しにくいということがあるので、バンジージャンプの名所になって人がわんさかと押し寄せれば自殺者を減らす効果は確かにあるでしょう。が、寒い時期の平日にどれくらい人が来るかというと疑問ではあります。

 私の実家からは比較的近いので小学生の頃のバス旅行で行ったこともありますし、昨年の夏休みは帰省の際に家族で行きました。遊覧船もあったりするので私からするとベタベタな観光地ですが、昨年遊覧船にチャレンジして船酔いした娘1号は「二度と行きたくない」のだそうです。

 ただし、今日娘1号が着ているTシャツは昨年東尋坊で買ったもので、背中に「ほっといて下さい」と書いてあります。大阪名物「なんでやねん」のTシャツといい勝負ですね。

 なお、私がバンバンジーという言葉を初めて聞いたのは「バンバンジーラーメン」でした。バンジージャンプという言葉をいつ知ったのかは記憶のありません。

今週はどうでしょうね

2009年05月30日 | ドラマレビュー
 先週から鳴り物入りで始まったTBSの「MR.BRAIN」。「ガリレオ」のような感じだったら楽しめるし、もしかして物凄く面白いドラマだったら見てないと後悔すると思い、一応初回は見ました。

 感想はどうかというと、実は最後まで見続ける忍耐力がなかったので私には語る資格はありません。イケメンホストだったのが事故に遭って手術を受けたおかげで右脳がやたらと発達し、天才脳科学者になったという下りは、今週発売の週刊誌を読んで初めて知りました(笑)

 セットと出演者が豪華な割には盛り上がらなかったのと、初回は時間が長かったので耐えられなかったのですが、最後まで見た方は楽しめたでしょうか? 宣伝の効果があったのか初回はすごい視聴率だったそうですが、2回目はどうでしょうね。どのドラマも2回目は落ちるものなので、真価が問われるのは来週以降でしょうけど。

 で、今日の裏番組をチェックしたら「オーラの泉」なんてまだやってるんですね。これならTBSも安泰でしょう。わたしゃ今晩は仕事で出かけなきゃいけないから見ないけど。

 なお、今期のドラマで面白いのは「白い春」「臨場」「アイシテル」「BOSS」など。警察関係が多いような気もしますが、豪華キャストでなくとも面白く出来るという点で「臨場」は評価できます。

 他にはTBSで「スマイル」というのがありますが、オープニングのナレーションの「ある男の壮絶な生き様を…」というのと内容のギャップが激しくてなんかのめりこめず。ただ、小栗旬のチンピラ役は妙に迫力あって出色の出来ですのでそこだけ評価します。

 そういえば、今期のドラマで女優目当てに見てるのはないなぁ…。

テレビ局がおかしい

2009年05月29日 | 日記・雑記・ただの戯言

 まずは今朝のめざましテレビの話。毎朝7時からはその日のトップニュースを伝えてるのですが今日は芸能ネタ。何かというと、例の酒飲んでチ○コ出して捕まった彼の復帰会見の様子。

 これが7時から約10分。さらに7時30分からのエンタメニュースでも再度伝えてました。もっと他に伝えるべきニュースがあるんじゃないの?と思ったのは私だけではないでしょう。それも復帰第一弾はスマスマの収録、さらに「僕らの音楽」のナレーションがあって今日は「笑っていいとも」って、自局の番組の宣伝をやらしてんじゃないの?と。

 本人の意向がどうかは知りませんし、彼のタレントとしての価値がどうか、今回の逮捕が警察のやり過ぎだったとかどうかとかは論じる気がありませんが、不祥事で降板してたタレントの復帰会見で商売しようと言うのはいわゆる“焼け太り”というものではないでしょうか?

 フジテレビではもう一つ。今日の「どーも・キニナル」という番組。番組欄によると「郷ひろみと青山デート、郷が着こなす超激安服、郷が完食・ホエー豚丼、郷が絶賛・秘あん甘味、郷が地下鉄」ですと。もうフジテレビはなくなってもいいです。

 他局ではTBS。こちらでニュースになってましたが「TBSが社運をかけた新報道番組「総力報道! THE NEWS」が苦戦している。視聴率がサッパリ上がらないのだ。」だそうです。

 で、「小林麻耶降板危機」だそうですが、そもそも社運をかけた番組がこけたからってフリーになった小娘一人に責任おっかぶせる事自体がおかしいと。私だって小林アナがニュースやって毎日出るんなら見てみたいとは思いますが、そんな時間には家にいませんって。

 そういう時間に確実に家にいるというと専業主婦ということになるのでしょうが、それならそれで「女子アナは主婦の敵」ということを考えない方が悪いです。小林アナを責めるより、メインでニュース伝えていながら主婦層の人気を取れない冴えないオヤジをなぜ責めない?と思うのですが、いかがでしょう。

 一方テレビ朝日にも焼け太りの予感。今夜は「朝まで生テレビ」がある日ですが、先月の放送で拉致被害者についてとんでもないことを言ったとか。番組盛り上げるためなら何を言ってもいいのか?とムカムカきますが、「今夜の放送で謝罪はあるのか?」と期待して視聴率が上がったりして。

 まぁマスコミで一番給料がいいのがフジテレビだそうで、そういう素晴らしい社員が集まってるフジがこんなことやってるので他局がスカタンだったとしても仕方ないってことですか。なんにしても、もっと骨のある番組作りをして欲しいものです。


なんと、犯人役ですと

2009年05月28日 | ドラマレビュー
 本日のフジテレビドラマ「BOSS」の犯人役は富田靖子さんでした。あれだけ人のよさそうなタイプが犯人役というのが意外ですが、今日のストーリーはイマイチでした。先週はすごく面白かったんですけど。

 なお、富田靖子さんは昔からファンで、握手してもらったこともあります。23年ほど前でしたので、もしかして彼女はまだ高校生でしたか。ということは、いまのうちの娘1号と同じくらい。う~む、なんか複雑な心境ですがまぁ私も若かったのでいいでしょう。なんにしても芸能人は大変ですね、いろんな人と握手しなきゃいけなくて。

栗本薫か中島梓か

2009年05月27日 | ニュースに一言
 どちらかはともかく、作家の栗本薫さんが亡くなったそうです。以前乳がんの手術をした話を聞いたことがありましたが、ニュースによると膵臓がんでなくなったとか。

 それにしても不思議な人でした。ある人にとっては栗本薫であり、ある人にとっては中島梓だったでしょう。私が最初に見たのは「クイズ ヒントでピント」の解答者として。(初めて見たときはもうキャプテンでした)

 それがいつごろだったかは忘れましたが、栗本薫として小説を書いていると聞いて「ふぅ~ん、すごいなぁ」と思ったり。最初に読んだ本は、確か大学の4年生の時で「僕らの時代」でした。これが結構気に入ったのですが、作者本人に興味を持ったので、次に読んだのは中島梓名義の「にんげん動物園」。

 これもお気に召したので、その後もいろいろ読みました。彼女の著作で読んだのは、
中島梓名義では
「にんげん動物園」
「あずさのアドベンチャー’80」
「文学の輪郭」
「マンガ青春記」
「くたばれグルメ」
栗本薫名義では
「グインサーガ」
「ゲルニカ1984年」
「幽霊時代」
「時の石」
など。

 「グインサーガ」を読み始めたのは丁度大学を卒業する頃でした。ためしに1巻だけ買って読んだのですが、読み終わったのが夜の11時くらい。で、「う~ん、次が読みたい」と思い、「たしか北大路駅前の本屋は12時までやってたはず」とスクーターを飛ばして出かけたと。(当時京都に住んでたので)

 で、無事2巻と3巻を買ったのですが、同じように焦って店に飛び込んできたオヤジが店員に凄い勢いで「ゴルゴ13の新刊が出たはずやけどっ!」と言ってるのを見て「いや~いろんな人がいるなぁ」と思ったものです。

 その後グインは8巻くらいまで読んだのですが、就職したての頃はとにかく毎晩眠くて本を読んでられなかったんですね。一応少しずつ買い足して13巻くらいまで持ってたと思いますが、結局ついていけなくなって挫折してしまいました。

 それでも、最初に読み始めてからだんだん面白くなって、読んでるうちに夜中になったけど「もうちょっと、もうちょっと」と寝られなくなって、3巻くらいまでは一気に読んだのを昨日のことのように覚えています。あれが未完で終わってしまったとはなんともやりきれない気持ちですが、一番無念だったのは作者ご本人でしょうね。

 なお「にんげん動物園」というのは夕刊フジの連載エッセイを1冊にまとめたもので、イラストは山藤章二さんが担当でした。このエッセイはタイトルの通り、毎回何かの動物をテーマにエッセイを書くもの。この中の「百舌」という回では、落語家の小円遊さんの死亡記事について「キザなしぐさやせりふで売り出し」「高座以外で人気があった」と冷ややかな書きようをされていることを嘆いています。

 さらに「この新聞は私が急死したら、『小説の本業以外で忙しかった』と書くんだろうな」とも書いてます。これに対して山藤氏のイラストは2060年の新聞記事として「最後の二、三行で強引にテーマにこじつけるので有名だった中島梓さん老衰にて…」というものでした。さすがですね。

 果たして本日のインターネットのニュースでは「マルチな作家 栗本薫さん死去」という見出しがありました。ご本人はこの記事を空の上からどんな気持ちで見ているでしょうか。ただし、どの記事も「最長の小説」としてグインサーガを取り上げていたので、その点では納得でしょう。

 彼女の作品はかなりご無沙汰してましたが、まずは「絃の聖域」でも読んでみようかと思います。合掌。

ヒットスタジオっ!

2009年05月26日 | 夜のヒットスタジオ

 今日もCSのフジテレビTWOにて「夜のヒットスタジオ」の再放送を見ました。オリジナルの放送日は1975年5月26日。番組HPによると#7となっている回です。

 今回の出演者と演奏曲は、

八代亜紀/ともしび
西城秀樹/恋の暴走
今陽子/東高円寺
ザ・リリーズ/水色のときめき
ずうとるび/恋があぶない
アン・ルイス/恋のおもかげ
殿さまキングス/浮草の宿
五木ひろし/千曲川

でした。今回のお目当てはなんといってもずうとるびで、決してリリーズではありません。いやホント。実際にタイプじゃないんですよ。タイプじゃない上に同じような顔が二人も並んでるのでどうにも許せなくて…。

 軽い気持ちで見てたのですが、思わぬ収穫は西条秀樹さんの「恋の暴走」。演奏はもちろん藤丸バンドだったのですが、この当時はベースが渡辺直樹さんでした。直樹さんのプロフィールに藤丸バンドがあるのは知ってたのですが、「もしやこの頃?」と思ったらビンゴ。

 ただし曲の演奏中は暗くてよくわからなかったのが、次の今陽子さんの曲紹介の時に藤丸さんたちと一緒にうしろにいたので映りまくり。当然ですが顔が若くて可愛い! 曲の演奏の方も、間奏で西条さんと一緒に踊ってたりしてお茶目です。実は子供の頃に「バックバンドが一緒に踊るっちゅうのはありだろうか?」と友達と話してたりしたのですが、あれが直樹さんだったとは。ま、見たい人はようつべで検索してみて下さい。

 お目当てのずうとるびの方はというと、まぁ今にしてみるとどうっちゅうことないのですが、当時は大好きでした。今回は演奏しながらではなかったのですが、彼らが自分たちで演奏するのを見るのが大好きで、リードギターの江藤さんに憧れて大人になってからギブソンタイプのSGを買ったくらい。

 そうやって満喫したといえばそうなのですが、この二組以外はほとんど飛ばしたので速い速い。ただし明日も再放送があるのでDVDにとり直して保存版にしようかと。

 ところで前回の#6が1975年5月5日放送分だったので、今回のとは2週分とんでます。とばされた回には小川順子さんが「夜の訪問者」で出てたそうで、そっちも見たかった~。(あ、当方丸ぽちゃが好みなので…)


チートリといえば

2009年05月25日 | ラジオ番組の話題

 麻雀でいうニコニコという奴ね、と思った人はボケ過ぎです。昨日のTBSラジオ「松本ともこ ミュージックチャーム」で、チープトリックの曲がオンエアされてました。チープトリック略してチートリと当時は言われてたような。

 この番組は「ヒット曲の今昔を30年スパンで検証し紹介する」というのがコンセプトで、現在が2009年なので古い方は1979年の曲がかかります。そこでチートリと。

 で、私は1979年というと高校に入学した年なので、生活ペースとか交友関係がガラリと変わったので毎日新鮮でしたからどういう年だったかはよく覚えてます。当時のヒット曲もよく知ってる…と思ったら、チートリの曲って全然知りませんでした。

 ただ、昨年も話題になったときにラジオでちょくちょく聞く機会がありましたが、あれは結構いいバンドですよね。まじめにロックしてて楽しいというのは評価できます。私は結構ハードな方も好きだったりしますが、基本的にはポップじゃないと受け入れないので。

 当時はヤングギターを時々買ったり毎号立ち読みしたりしてましたが(貧乏だったので)、リックニールセンがいろんなギターを持って登場してたのを覚えてます。ルックスからすると、すっかりお笑いの人だと思ってたのですが。

 あとはベースの人(名前は知らん)が、12弦ベースとか持ってて「おお~」と思ったり。とまぁそれくらいの認識ですが、この機会にちょっと聞いてみようかな。まずはレンタルCDでも…。(←オヤジのくせにセコイ)


マスクはどこへ行った?

2009年05月24日 | 日記・雑記・ただの戯言

 本日はReSPECTのリハでした。今回は8号が欠席だったので7名のみ集合。ワンマンに向けてのレパートリー総ざらえで13~4曲やったような気がしますが、時間が足らずに出来ない曲もいくつかありました。ライブ当日はフルマラソン走るようなものですね。

 さて、私の場合移動は当然電車なわけで、本日はマスクを持参。行きは10枚98円の作業用マイク、帰りは5枚148円の活性炭入り防臭フェイスマスクを装着しました。安い方のマスクはお椀形ですので結構目立つらしく、すれ違った子供が珍しそうに見たりしてました。

 このマスクの難点はゴムが1本だけなので、頭の後ろを通すことになり装着感はよくありません。長時間だと耳の上が痛くなりますし。

 「マスクにはインフルエンザの予防効果がない」という説もありますが、本日も電車の中で「ブァクショ~ン!」と豪快なくしゃみをしてた人もあり、やたらと咳をしてた人もいました。(どちらもマスクはしてません)

 くしゃみで飛沫が2mほど飛ぶという話がありますが、ああいうオヤジのウイルスを浴びて感染するのだけは避けたいものだと。100歩譲って長澤まさみか綾瀬はるかの飛沫なら浴びても仕方ないですが、ウイルスに感染するのだけは避けたいところ。マスクでウイルスを捕捉できるかはわかりませんが、直接の飛沫攻撃は避けられるのではないかと思う次第です。

 しかし本日見回した限りでは、私が乗った東武東上線の車両内ではマスクを装着してたのは私を含めて3名ほど。売り切れるほどマスクが売れてるはずなのに、マスクはどこへ行ってしまったんでしょうね。


夜ヒットから始まるいろいろ

2009年05月23日 | 夜のヒットスタジオ

 フジテレビのCSチャンネル「フジテレビTWO」で「夜のヒットスタジオ」の再放送が始まってます。以前もやってたのですが、今回は初期の回から始まって「現在、これまで放送できなかった多くの放送回を追加して好評放送中!」だそうです。ジュリーも登場するということですが、これまでは彼の登場回は全部すっ飛ばされてたので、「なぜこれまで放送しなかったのか?」というのは説明責任があるように思います。本人の希望なのか、渡辺プロの事情なのかというあたり。

 まぁそれはおいとくとして、今週録画した分の話から。オリジナルの放送日は1975年5月5日だそうです。この頃私は小6。まだお子ちゃまでしたから夜10時からの番組は見ておらず、今回初めて目にしたこととなります。

 出演者と曲目は以下の通り。なお、今回は人名が多いので敬称略とします。あしからず。

郷ひろみ「花のように鳥のように」
小川知子「お気に召すまま」
林寛子「日暮れどき」
細川たかし「心のこり」
テレサ・テン「女のいきがい」
沢田研二「白い部屋」「巴里にひとり」
布施明「シクラメンのかほり」

 ヒットスタジオという割にはヒットしてない曲も登場してるようです。特に林寛子。タレントとしてはそこそこ売れてたと思いますが、この曲はまったく知りませんでした。彼女のディスコグラフィーを参照すると、デビュー曲からの順に「ほほえみ」「昼下がりの夢」「仮病の上手な男の子」「白い窓辺」「日暮れどき」と来るわけで、その他の曲は全部知ってたのにこの曲は初めて聞きました。アイドルおたくを自称するだけにお恥ずかしい限り。

 実はこの次の曲が「素敵なラブリーボーイ」なので、デビュー曲以来パッとしなかったのがこの年の後半から歌番組でも輝いたと。林寛子はニッポン放送で鶴光師匠とラジオ番組をやってたりオールナイトにゲストで出たりしてたので比較的知ってたと思ったのですが。

 この「日暮れどき」というのはすごくしっとりした曲。本人のキャラを考えれば、「はて?」と思う曲調なのですが、なんとか歌手としても認識させたいという事務所の方針だったのでしょう。この日は浴衣での出演でした。ちなみにこの曲の作詞は宮下康仁となってますので「ワッチコンワッチコン」の人ですね。(わかる人はわかります)

 一方「素敵なラブリーボーイ」はすごくヒットしたような気がしますが、オリコン最高位は31位ですと。おまけに私はこの曲を1976年の曲だと思い込んでたので、完全に勘違いです。まぁそれだけ林寛子の歌手としての評価は低かったのでしょうが。

 今回の放送ではなんといってもジュリーに注目。この年は「悪魔のようなあいつ」に主演したりで、さぞかしヒット曲連発だろうと思ったら最初に歌ったのは「白い部屋」。私はどちらかというとジュリーよりも井上尭之バンドに関心があるのですが、何しろカメラがジュリーのアップばっかりとるのでよくわかりませんでした。

 わかったというと、井上尭之がテレキャスターデラックスを持ってたのと、サイドギターは速水清司だろうという程度。ベースが岸辺一徳かどうかというのは照明が暗くて確認できませんでした。

 井上尭之バンドについては、私はA面が「太陽にほえろ」でB面が「傷だらけの天使」というLPを持ってましたが、そのときのメンバーはギター:井上尭之、速水清司、ベース:岸部修三、キーボード:大野克己、ドラム:田中清司でした。岸部修三はタイガース→PYGと活動してきたのですがその後俳優に転進し岸辺一徳と改名した人です。一般的によく耳にする「太陽にほえろ」のメインテーマのベースを弾いてるのはこの人なんですね。当時の映像を見ると大体ピック弾きだったように思います。

 井上尭之バンドは「寺内貫太郎一家」の音楽も担当してましたが、そちらでのメンバーはベース:佐々木隆典、ドラム:鈴木二郎に変更になってました。なので「勝手にしやがれ」とかはこのメンバーですね。キーボードがもう一人追加になってたようにも思いますが。

 この当時のヒットスタジオは司会が三波伸介と芳村真理。まだ「歌謡ドラマ」というコーナーをやってて、今見てみると正直鬱陶しいです。面白くないし。

 この次の回の放送も始まってて今日は見逃してしまいましたが、注目はずうとるびの「恋があぶない」。来週も再放送があるのでこの振り付けを覚えないと。(って、なんのために?) いずれにしても、やたらと再放送が多いので「忘れないようにせねば」という緊張感に欠けるような気がします。


後出しはダメざんす

2009年05月22日 | ニュースに一言
 新型インフルエンザについては、メディアの報じ方にもいろいろ問題あるなぁと思う毎日です。具体的には本日のTBSラジオ「荒川強啓のデイキャッチ」。舛添厚労省が検疫の緩和などを語ったニュースを取り上げ、強啓氏は嫌味っぽく「水際で食い止めるとか言ってたのに随分トーンダウンしてますね」ですと。

 政府のミスを鋭く指摘するのがマスメディアの使命だとは思うのですが、今回はそんなに症状が強くなさそうというのがわかってきたのと国内での感染も広がってきたことからの緩和でしょう。それをこんな嫌味を言うってのはケツの穴の小さいこと。大臣が「水際対策の強化のため、成田空港での検疫をさらに増強します」とでも言えば賞賛するのでしょうか?

 さらに本日のコメンテーターの宮台真司氏も勝手なことを言ってました。本日のテーマは「新型インフルエンザは騒ぎすぎ?」というものだったのですが、宮台氏の意見は「騒ぎすぎ」。

 たしかにマスクが売り切れになったり、感染者の足取りを細かく追いかけたりするのは騒ぎすぎだと思うのですが、宮台氏曰く「最初から騒ぎすぎだと思ってました。」ですと。

 今となっては「弱毒性で症状は強くない」「タミフルも効くらしい」「日本人で死者は出ていない」「予後も悪くない」ということがわかってますが、それを「最初から騒ぎすぎだと思ってた」というのは、私に言わせれば後出しジャンケン以外の何ものでもありません。それだったら最初から「やりすぎだ!」と声を大にして言えばよかったんですのに。

 そもそも、いろんなことがわかってきたのは、初期に感染した人たちとそれを治療した医療関係者たちと調査に尽力した自治体関係者の努力の賜物であることは間違いないのに、最初からたいしたことないと自分だけはわかってたように言うのはムカムカきます。

 今回はメキシコで死者が何人も出てたわけで、日本国内で感染者が出た場合に「黄色人種での症状はどうか?」「日本人でもタミフルは効くのか?」「妊婦はタミフル飲んで大丈夫か?」「乳幼児が感染したらどうする?」「糖尿病や腎障害など基礎疾患のある人が感染したら?」というような懸念はいろいろあるわけです。いまでも全容が解明されてるわけではないでしょう。それが「タミフル効くから大丈夫。騒ぎすぎ。」なんていうのは自分の事しか考えてないとしか思えないですね。

 一般人でも「なにかあったらタミフル飲めばいい。出かけるときには予防的にも飲んでおけば」というような安易な姿勢がウイルスの薬剤耐性を増やすのでしょうから、かからないならかからないにこしたことがないと思うんです。そういう意味では初期に感染者が出た兵庫県の対応(休校とか)は、封じ込めには効果があったのではないかとも思います。

 まぁ強啓氏も宮台氏もラジオ番組の低迷を挽回しようというリップサービスが行き過ぎたのかもしれませんが、私からすると二人ともヤキが回ったかな?という感じですね。二人とも嫌いではなかったのですが、今回はダメですね。二人ともお笑いに行くならいいですが、ニュース番組は向いてないです。

 なお、日本人がやたらとマスクをしている様子を海外メディアが面白おかしく取り上げてるという話を聞きますが、言いたい奴には言わせとけ、と思いますね。くしゃみで飛沫が2mくらい飛ぶとかいう様子を報じていながら「マスクは実際には予防効果がない」っていうのはありでしょうか? 欧米人がマスクをしないのは、「できない」「耐えられない」というのが理由ではないかと思います。やたらと鼻が高かったり、やたらと早口でおしゃべりだからマスクなんかやってらんないというのが実情だと思うのですがいかがでしょう?