今週月曜日のNHKラジオ「午後のまりやーじゅ」のゲストが坂田おさむさんでした。「おかあさんといっしょ」の歌のおにいさんを努めたことでお馴染みですが、月曜パーソナリティーのなぎら健壱さんとは「フォークマンブラザース」として一緒に活動してたこともありました。
その放送では坂田さんのプロフィールについて「最初のデビューはフォークロックバンドにて」とだけ紹介されていたので、いったい何というバンドだったのかと調べてみたら「宿屋の飯盛」だそうです。当時はまだ「坂田おさむ」ではなく本名だったのですね。子のバンドの曲は知りませんが、当時の明星の歌本なんかで名前だけは知ってました。
それを聞いて思ったのですが、昔は日本語でしかも漢字も使ったグループ名が結構ありました。フォークとかロックに限らずですがちょっと思いつくだけで、かぐや姫、海援隊、田舎芝居、藁人形と五寸釘、葡萄畑、異邦人、頭脳警察、外道、四人囃子、村八分、紫、伝書鳩、田吾作、鴉鷺、古井戸、愛奴、姫だるま、赤ずきん、など。平仮名だけだと、あのねのね、ふきのとう、とんぼちゃん、ちゃんちゃこ、などなど。
80年代以降で漢字だけの名前は、メジャーなところでは横浜銀蝿と安全地帯くらいしか思いつきません。ひらがなだと、たま、ゆず、いきものがかり、など。
ということで、今の世の中漢字だけのグループ名は流行りませんよね。…と思ってたら、フォークでもロックでもありませんが現在一番人気のあるアイドルグループは「嵐」なのでした。やっぱり漢字が受けるようです。
と、まったくまとまらない結論でした。そういえば「少年隊」とか「少年忍者」とかジャニーズでは漢字が定番なのでしょうか。ま、少女隊とか筋肉少女帯ってもあったけど。