NHKは朝ドラが「あさが来た」から「とと姉ちゃん」に変わるのは当然として、ニュースの枠とかいろいろ変わってます。一番大きいのは「クローズアップ現代」が10時からになったこと。
この番組はリアルタイムで見られる時間帯ではなかったので、後になって話題になってて「あら、見たかったわ」と思ったのがしばしば、これで9時のニュースを見ててそのままクロ現に行く人も多いのではないでしょうか。テレ朝の「報道ステーション」は古館氏が降板して明らかにパワーダウンなのに、1週間出遅れたおかげで10時台の前半をNHKに持って行かれるような気がします。
さらにニュースWebも「ニュースチェック11」に変わりました。番組サイトによると「おやすみ前の新感覚ニュース。政治・経済・事件事故からスポーツ・トレンドまでたくさんのニュース・話題を紹介します。」だそうですが、時間が11時15分からなので、私からするとBSで「とと姉ちゃん」の再放送を見たあとでちょうど間に合うのでこれは便利です。実は桑子アナ結構好きですので。ただ、番組の乗りがちょっと軽すぎるような気はしますが。
それにしても、今日のクロ現は中国の仏教ブームの話でした。いろいろ背景もあるでしょうし中国共産党の思惑もあるようですが、今後チベット仏教に流れる人がさらに多くなると、予想外の展開になる可能性もあるとのこと。中国共産党は宗教を一切禁止していると思っていたのでこの話は意外でした。いきなりクロ現が面白かったということで、NHKはテレビの夜の改編はオッケーです。おまけに明日は山口組の抗争の取材だそうで、こちらも興味あり。
テレビ見ない若者も増えてるようですが、こういうのを見ると「見るべき物はちゃんと見ておくべきでは?」と思います。NHKはネトウヨには売国奴と言われ、左翼からは大政翼賛放送と言われ、結局見る人のリテラシーによるのでは?ということでしょうし、ちゃんと取材した報道関係のものは見るべきです。