昨日行われた「太田裕美コンサート2023~takasikko・秋冬編~」に行ってきました。会場はEX THEATER ROPPONGI。キャパ900人超の会場ですが満員でした。
太田裕美さんについては、デビュー時からシングル曲は全部知っててテレビに出れば必ず見るということで一応ファンとはいえるでしょう。が、レコードは買わずテレビや雑誌で見るだけだったので、いわゆる友達以上恋人未満の関係。(なのか?) この20数年はアルバム買ったりDVD買ったりで、新作はわかるという状況です。
そんな私ですが、今回は松本隆作品限定のコンサートということで、あれこれ予習して出かけました。事前の太田さんのツイートでは「暗い…」という話があったものの、まあその辺はネタでしょうと。
そのコンサートですが、演奏はエレキギター、アコースティックギター、キーボード、ドラムと、あとはご本人がピアノ、ギター、鍵盤ハーモニカなどを担当。全体の半分くらいはグランドピアノを弾いてたでしょうか。とにかく大活躍でした。
松本隆作品ということで、いろんなアルバムからの曲もあり、シングル曲では「恋人たちの100の偽り」「最後の一葉」「雨だれ」「九月の雨」「木綿のハンカチーフ」「さらばシベリア鉄道」など、秋冬を意識した構成。さらに今回は筒美京平先生の遺作に松本隆さんが詞をつけたという新曲も披露していました。
以前にはなごみーずでのステージ、イルカさんとのラブリーコンサートなども見ましたが、ソロコンサートは昨年に続き2回目。今回も歌声をたっぷり聞けましたが、全般的に昨年よりもパワフルになった感じがしたのは私だけでしょうか。あのまろやかでありながら突き抜けるような高音も冴えてましたし。
そして、今回の私の席はなんと最前列のど真ん中。ピアノから離れてハンドマイクで歌う時などは、本当に目の前で歌う姿を見られてドキドキしてました。普通にネットの先行予約で申し込んで、それもスケジュールのバッティングを気にしてて締め切りギリギリだったのですがこんなこともあるんですね。この辺は運次第なので、もうこういう機会はないだろうという気はします。これを考えると、期間内に申し込めば席の良しあしは先着順ではないと思えますがどうでしょうか。
なお、来年はデビュー50周年なので特別なコンサートも企画しており、リクエストを募って演奏するライブを初夏に、デビューした11月くらいに50周年記念ライブをやるという発表もありました。
今回のライブを見た人はそのどっちも行きたくなるでしょうから、来年は競争率が激しくなるのは必至。行ってみたい方は公式サイトとご本人のTwitterのチェックを欠かさずにどうぞ。とにかく熱く可愛く素晴らしいステージを堪能させていただきました。太田裕美さんと関係者の方々に感謝を申し上げます。