今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

BS-TBS「名曲をあなたに うた恋!音楽会」(2023年11月28日放送)

2023年11月30日 | 石川ひとみ

 由紀さおりと三山ひろしが司会の音楽番組でこの4月からリニューアルされてたそうです。今は2時間番組になって月1回の放送になった様子。今回のゲストは堀内孝雄、石川ひとみ、藤井香愛、新浜レオン、原田波人。

 もちろん我らがひっちゃんこと石川ひとみさんを目当てに見たわけですが、思ってたよりしっかりしてたというか見ごたえのある番組でビックリ。

 今回のひっちゃんは、

・三枚の写真
・まちぶせ
・花の首飾り
・ブルーシャトー(由紀さおり、藤井香愛と。後半は男性陣も参加。))
・笑顔の花

を歌唱。「三枚の写真」のカラオケは「THE REBORN SONGS~すずらん~」のバージョンだったので、「あのアレンジはなんだ?」と思った初心者(?)は今すぐこのアルバムをお買い求め下さい。35周年記念のカバーアルバムです。ちなみにサブスクにもあります。

 「三枚の写真」は3コーラスあるわけですが、これをはじめどの曲もフルコーラスだったのでこの番組はいいですね。音楽会というだけあって、余計な演出とかクイズとかそういうのは無しで、歌とそれにちなんだトークのみで構成されていたのは評価高いです。

 クレジットによると構成は井上知幸さん。この人はNHKの「今夜も生でさだまさし」で構成と番組アシスタントも努めてて毎回出演してますね。いい仕事する人です。

 この番組で特筆するところはいろいろありますが、バンドが素晴らしかったです。メンバーはピアノ、バイオリン、サックス、ドラム、ギター、ベースで、こういう番組としては最小限ともいえる編成ですが、それぞれが凄腕なのは聞いててわかりました。生演奏で聞けた曲は、どれもオリジナルのアレンジをできる限り再現する感じでしたし。

 ベーヤンの「遠くで汽笛を聞きながら」のギターソロはほぼ完コピだったし、ドラムもかなり忠実でした。キーが違ってもフレーズコピーしてあって、雰囲気そのままだったのは嬉しいです。また、新浜レオンが歌った「ギャランドゥ」はスラップベースがバッキバキで、最近テレビで聞いたベースの音では最もインパクトありました。

 石川ひとみさんの「まちぶせ」も、結構ドラムの存在感があって生演奏の迫力を感じました。個人的には、ピアノの人が左手でピアノを弾きながら、右手でシンセ弾いてAメロのオブリガードを入れてたので「忙しそう…」と感心してしまいました。とはいえ、そっちばっか見てるとハラハラしてしまうのですが。

 あとは、三山ひろしさんのドラムも注目。今回は後半でGS曲の特集をやったので、カーナビーツの「好きさ好きさ好きさ」を披露。アイ高野よろしく弾き語りならぬ叩き語り(?)で、歌はもちろん上手いですがドラムも練習してるのでしょう。しっかりした演奏でした。

 そこでも特筆すべきは、ドラムへのマイクのセット。バンドにもドラムの人がいるので、大体こういう場合は「一応音は拾ってます」という見かけだけで、上の方にマイクが2本立ってるだけのことが多いですが今回は違いました。バスドラはもちろん、タムにもフロアタムにも全部マイクがセットしてあって、全部で7~8本あったのではないでしょうか。

 こういう手間をかけてちゃんと音を録るところに、この番組の本気度を感じました。もちろん三山さんもちゃんと拾われても大丈夫なように演奏したのでしょうが、今回の様子を見てたら余裕でしたね。スティック回しも決まってたし。

 他の歌番組では、ミュージックステーションはもちろん近年の紅白もバンドの人のドラムにマイクがなくてがっかりすることが多いですが、生演奏に拘るこの姿勢はある意味それらの番組への挑戦かもしれません。

 そんなこんなで番組の構成自体も良かったし、ひっちゃんの歌が5曲も聴けて私は大変満足です。テレビの歌番組の可能性を大いに感じたのでした。無駄なセットとかクイズとかゲームなどの演出に時間と金をかけるより、演奏と音質に手間暇かけるのは好感が持てました。再放送あるといいなあ。


さあ、ドンドン直しちゃおうね~>雑誌修復計画

2023年11月29日 | 昔の音楽雑誌の話

 全国4万人の古雑誌ファンの期待を受けて、直せるものは直してみようという企画です。今回の対象はトップ画像にある通りヤングギター1976年11月号。先日から「gutsは割れるがヤンギギターは割れない」と言ってたのですが、発言は完全に撤回します。(と、最近の流行に乗って。)

 今回もこのようにパッカリ割れております。ピーターフランプトンやエルトンジョンのポスターがプレゼントされていた頃の雑誌ですね。これは先日修復したのと同じ感じですが、1ページ分離したりしてないので経験した身としては楽勝と思われ。

 こういう割れは先日と同様に、この接着剤を綿棒でヌリヌリします。


 しかし、今回は同じ雑誌で2か所割れておりまして、それがこちらの画像。ページの上部だけ割れている状態。甲斐バンドとオフコースが割れているわけですが、なんとか繋がっているのは、現在小田和正さんのバンドでギターを弾いている稲葉さんが、今は甲斐バンドのサポートもやっているという関係でしょうか。(んなわけはない。)

 

 私が参考にしたサイトでは、割れた隙間が狭い場合は竹串で塗るべしということですが、この場合は上の方を綿棒で、裂け目は竹串を使ったので割と難易度は高かったです。そもそも隙間に差し込んで塗ろうとすると、ページの方にも接着剤つくし、竹串は先が細いので肝心の部分にちゃんと塗れたかどうかというのも不安なので。

 まあ、それはそれとして、幸か不幸か広告ページなので軽い気持ちでやりました。ヌリヌリしてからまた目玉クリップで固定して放置中。うまく行くといいなあ。


1972年の世界>パパと呼ばないで

2023年11月28日 | ドラマレビュー

 テレビ埼玉でドラマ「パパと呼ばないで」が始まりました。これは1972年のドラマで当時も見てましたのでストーリーは知ってます。あらためて見たのは、ドラマの内容よりも1972年の世間がどうだったか見たかったので。

 主演は石立鉄男で大手石油会社のサラリーマンですが、やたらとネクタイ太いです。江守徹はまだ社長とか校長とかそういう役ではなく、単に石立鉄男の同僚。そして、大手石油会社のビルとはいえ、専属のエレベーターガールがいるということに時代を感じました。あれが普通なのかわかりませんが、大きい会社だと実際そういう人がいたのでしょうか。

 そして、サラリーマンの娯楽は麻雀。それも江守徹の家の茶の間で普通に畳の上に座って。このドラマのように手積みで徹マンやるのは私には無理。足も伸ばせなければ腰がもちません。昔の人はタフだったんですね。タバコ吸って酒飲んで徹夜でやれば健康にも悪そう。

 初回は石立鉄男が住んでた最寄り駅として堀切駅が出てきましたが、東武伊勢崎線だそうです。そういう駅がある事も知りませんでした。現在そのあたりに住んでる人は、当時の様子がわかって面白かったかもしれませんね。もっとも、杉田かおるを引き取って引っ越してしまいましたが。

 時代を感じるものとしては、居酒屋で流れていたのは吉田拓郎の「旅の宿」。この年の7月に発売してオリコン1位を取った曲なので、世間で一番流れていたのもこれでしょう。そして猫の名前はニャロメでした。

 この1972年というと私は小3。この年の主な出来事としては

・札幌冬季オリンピック開催
・あさま山荘事件発生
・パンダブーム
・川端康成ガス自殺・
・横井さんがグラムから帰還
・ジャングルで救出
・沖縄返還

などだそうです。総理大臣が佐藤栄作から田中角栄に変わったのもこの年でした。さすがに全部ニュースで聞いた記憶あります。結構な大事件の多かった年ですね。


開封の儀を執り行いました>雑誌修復計画

2023年11月27日 | 昔の音楽雑誌の話

 

 全国3万人の古雑誌ファンが注目していると思われるパックリ割れた雑誌の修復計画の結果を発表します。

 パックリ割れたのは雑誌「ヤングギター」1976年8月号で、真ん中あたりでこのように派手に割れ、さらに1ページ分離してしまってました。「田舎芝居」と「憂歌団」が分断されたわけです。


 別の雑誌はテープで補修してたのですがもちろん元通りにはならず、無線綴じの場合は接着剤でやるとうまくいくという情報があり、使用したのはこちらのセメダイン。これを綿棒でヌリヌリしてトップ画像の通り目玉クリップで固定して2日ほど放置したわけです。

 そして、昨日開封の儀を執り行ったところ、なんと見事に元通りになりました。割れてたのがどこか探さねばならないくらい。そして、1ページ分離してしまってた憂歌団の広告ページもピッタリと接着されていたと。念のためそーっと引っ張ってみても無事。

 

 いやしかし、セメダインっていい仕事しますね。これが120円だったし、あとは必要なのが綿棒と目玉クリップ。西郷どんのように「綿棒1本あれば片付きもんそ。」と言いたい気分です。同じく本の割れでお悩みの方はお試し下さい。ちなみに私はこちらのページを参考にしました。いや、色々スッキリしましたわ。


NHKプラスに頼り切りではあるが

2023年11月26日 | 日記・雑記・ただの戯言

 夜ドラ「ミワさん なりすます」の録画を見ていたら、それが火曜日の分だったので始まってすぐにJアラートが。結局ドラマはそこまでで、水曜に火曜日の分が放送されました。

 週に4日やるドラマなので、こういう場合は翌日に二日分やるのか、あるいは金曜までやるのかは調べないとわかりません。今回は一日うしろにずれただけでしたが、いずれにしても録画予約は元々放送のない金曜にまでは対応してくれないので結局NHKプラスのお世話に。

 また、総合テレビで再放送の朝ドラ「さくら」も普段は午後2時45分から放送してるのが、国会中継があると中止になることが多いです。その場合は週のうち何日放送してたかわからなくなるので、ここ2週間ほどは完全に録画をあきらめて全部NHKプラスで見てます。

 こうやってNHKの術中にはまっていくような気はしますが、まあ受信料払ってる身としては使えるものは使いましょうと。ちなみに私はNHKの回し者ではなく、NHKをぶっ壊すという立場でもなく、長年受信料払ってるんだからもっとワシにサービスしろという意見です。

 オンデマンドというシステムもわかりますが、受信料払ってる人はタダにすべきだし、プリンプリン物語もレッツゴーヤングも過去の朝ドラもいつでも全部見られるようにしていただきたい。映像を倉庫で塩漬けしてて楽しいわけなかろうがと。まったく。頼みますよ、NHKさん。BSチャンネルも減っちゃうし。


石川ひとみ LIVE 45th at ビルボードライブ横浜

2023年11月25日 | 石川ひとみ

 

 先月デビュー45周年記念コンサートを大成功させたばかりの石川ひとみさんのライブへ、海はないけど夢はある埼玉から今日も東武東上線に乗って行ってきました。(入間しおり風)

 今回はビルボードライブの大阪と横浜で各2回公演を行ったのですが、私が参加したのは横浜の1stステージ。今回のバンドは45周年コンサートの時の編成からベースとドラムが抜けたほぼアコースティック編成。そして、全曲同期音源無しの生演奏という緊張感。そのメンバーは以下の通り。

山田 直毅(Guitar)
斉藤 哲也(Piano)
園山 光博(Saxophone,Flute)
元田 優香(Percussions)

 今回は7月に発売したアルバム「笑顔の花」の曲が中心になるかと思いきや、新旧取り混ぜての豪華な選曲でした。セットリストは記憶によると以下の通り。(曲順違いや抜け漏れは存分に指摘して下さい。) 参考までに作詞作曲者も入れてみましたが、ご覧の通りバラエティに富んでます。

あなたの天使 (作詞:友井久美子/作曲:西島三重子)
置き忘れたメモリー (作詞:宮原芽映/作曲:玉置浩二)
風薫花~kazekaoruhana~ (作詞・作曲:CHIHIRO)
こんなにも愛してる  (作詞・作曲:中田裕二)
アシタノ風   (作詞:石川ひとみ/作曲:山田直毅)
粉雪のぬくもり (作詞:石川ひとみ、真名杏樹/作曲:岩田秀聡、永野大輔)
にわか雨  (作詞:岡田冨美子/作曲:西島三重子)
ひとりぼっちのサーカス (作詞・作曲:谷山浩子)
夕暮れて  (作詞:丸山圭子/作曲:丸山圭子、佐藤準)
笑顔の花  (作詞:石川ひとみ、真名杏樹/作曲:島袋 優)
まちぶせ  (作詞・作曲:荒井由実)

<アンコール>
えんどうの花 (作詞:金城栄治/作曲:宮良長包)
君は輝いて天使にみえた (作詞・作曲:天野滋)


 石川ひとみさんのライブは静かに始まるのが定番ですが、今回も段々ギアを上げて行った感じ。終盤の「夕暮れて」「笑顔の花」「まちぶせ」というあたりは声の張り、伸び、力強さが全開でした。個人的にはこの3曲が本日のベスト。

 そしてアンコールで歌った「えんどうの花」はDVD「わたしの毎日」で見られた歌唱とはまた違った振り切れ方で、見てて一瞬世界が止まったような感覚もありました。

 バンドの方も「これ4人だけでやってるの?」と思うほどの多彩な演奏。パーカッションの元田さんは両手両足を駆使して時折「ドンッ!」という低音も響いてきたし、園山さんはサックス、フルートだけじゃなくクラリネットやグロッケン(かな?)も演奏。直毅さんも、いつものアコギを基本としながらフジゲンのP-90搭載のストラトタイプのエレキ、アコースティックの12弦を持ち替えての大活躍。斉藤哲也さんは言うまでもなく安定の演奏でした。

 ビルボードライブ横浜は、料理やお酒を楽しみながらライブを見られる場所ですが、今回私が陣取ったのは図の左側のDLという列。ここはアーティストの入退場の通路前なので、すぐ目の前を石川ひとみさんが4回通りました。ふっふっふっ。

 

 私の場合一般男性なので一般会員ですから前の席は狙わず、ここで見たいと思って狙ってたのでした。なお、アーティストによってはここを通らない人もいたそうなので、この情報がいつも役立つかどうかはわかりません。あしからず。

 なお、「昔の曲もそんなにあれこれ歌ったのなら行きたかった」という声もあるかもしれませんが、人生チャンスを逃してはいけません。悔しいと思う場合は次は必ず行きましょう。ただし、ここで次にいつあるかはわかりません。

 とにかく、素晴らしい歌と演奏を聞かせてくれた石川ひとみさんとバンドの皆さんにお礼を申し上げます。思いっきり楽しめたし、元気も出たし、気分的にもスッキリしました。歌の力は大きいですね。


本の割れの修復にチャレンジ

2023年11月24日 | 昔の音楽雑誌の話

 

 先日、「gutsはやたらと割れるがヤングギターは割れない」と書いたばかりですが、チェックしたらしっかり割れてるのがありました。

 gutsの修復はテープで貼っていたので、このようにページがはみ出すし本棚に立ててもきっちり収まりません。そもそも無理があったのでしょう。

 調べたら接着剤で直せるということらしいので早速チャレンジしました。割れ方はトップ画像の通りですが、これはヤングギター1976年8月号。47年前の雑誌ですが、これが接着剤で直せるのなら安いもの。

 直し方を指南するサイトがあったのですが、接着剤は割れ方がひどければ綿棒で、隙間が狭ければ竹串で塗るのがいいそうです。今回はパックリ行ってますので、綿棒でヌリヌリしました。使った接着剤はこちら。

 これが簡単には乾きそうにないので、そのサイトにあった通り目玉クリップで固定してしばらく放置します。これで直るのかどうか。ちょっと接着剤塗り過ぎたような気がしますが、調べたら割れてる本は他にもあるので今回の結果を参考にします。

 こういう音楽雑誌は楽譜を見ながらギター弾いたりするので、その際は閉じないように開いたまま何かで押さえるので割れやすいのかもしれませんね。まあ、まずは接着が弱かった場合と、塗り過ぎて開かなくなった場合の対処をどうするか考えておかないと。実はこの号はあんまり読むところなくて。(ボソッ)


限定という言葉にはちょっと弱い>キリン一番搾り とれたてホップ

2023年11月23日 | ビールの話

 

 当方ビール党で、なおかつ限定という言葉にはちょっと弱いです。先日までサッポロ黒ラベルのシールを集めるためにそればっかり飲んでたのですが、締め切り終わったのでその呪縛からは解放されました。

 ビール党とはいえなんでもいいわけではなく、自分で買うのはキリン一番搾り、キリンラガー、サッポロ黒ラベル、サントリープレミアルモルツ、のどれか。そして一番多いのは一番搾り。

 それが、一番搾りは現在限定醸造品として「とれたてホップ」というのを売ってます。しかも2023年岩手県遠野産ホップ使用というとそそられます。2年半だけ住んでいたインチキ岩手県人としては見逃せません。

 そして、実際飲んでみると明らかに普通の一番搾りとは違います。宣伝文句に騙されてるといえばそうかもしれませんが、結構青いというかフレッシュな感じがします。そこはワインのボジョレーヌーボーみたいな感じかも。

 なお、ビールの銘柄については特別なこだわりはないので、居酒屋で飲むときにはその店にあるのを黙って飲みます。ま、結局なんでもいいんですね。当方一般男性ですし。


これでボサノバはバッチリ>決定盤 ボサ・ノヴァCD100選

2023年11月22日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 

 半年ぶりに図書館に行ってこれを借りてきました。2005年の本ですが、帯によると「ボサ・ノヴァ・ブーム到来! 初心者にもウルサ型にも、これ1冊。」だそうです。不勉強なので2005年のボサ・ノヴァ・ブームが来てたとは知りませんでした。

 ボサノバというと、私は「ボサノバ全曲集」というCDを持ってます。それは有名な曲がいっぱい入ってて35年くらい前に買ったもの。ジョアン・ジルベルト、アストラッド・ジルベルト、ジョビン、ワルターワンダレイなど入ってました。

 その後は小野リサを何枚か聞いて、知り合いで詳しい人にセルジオ・メンデスがいいからと教えられてその時はブラジル'65を買ったのですが、すごく良かったです。というのも、私は「サマーチャンピオン」しか聞いた事なかったので、ああいうおしゃれというか賑やかな音楽をやる人だと思ってました。

 なので、ピアノトリオでやってたとは知らず。ボーカルのワンダ・ヂ・サーもすごく良かったです。その他、「ゲッツ/ジルベルト」はレコード持ってて、初期のミルトンバナナトリオのCDも持ってます。

 そこでこの本ですが、以前はこういうのを見ても「ほぉ~」と思うだけだったのが、今はサブスクというものがありますし、ここに出てる名盤と言われるようなのはSpotifyにもあるでしょうと。実際に聞いてみることができますね。ざっとみると、アストラッド・ジルベルトもセルジオ・メンデスもワルター・ワンダレイもいっぱいあります。

 さてさて、気に入るものが見つかるかどうか。冬はやっぱりボサノバですしね。←夏も言ってた人。


NHKラジオ「ごごカフェ」 ゲスト:イリア(ジューシィ・フルーツ)

2023年11月21日 | ラジオ番組の話題

 昨日のNHKラジオ「ごごカフェ」のゲストはジューシィ・フルーツのイリアさんでした。いろんなキャリアのある人ですが、リスナーのメールでもガールズの話もあれば、ラジオ番組「パープルエキスプレス」の事を書いてきた人もいました。

 今回のトークでは、そもそもギターを始めたきっかけ、ガールズでのデビュー、解散後近田春夫先生のバックバンドに入った話、ジューシィ・フルーツでのデビューなど、知らない話も結構あってかなり聞きごたえのある話でした。

 ジューシィ・フルーツについて、ご本人はかなりやり切った感があって、解散後に新たにメンバーを集めてバンドを作るという気が起きなかったとか。その後、結婚して出産して子育てをするうちになんとなくギターを弾くこともなかったのだとか。

 それが、ふとしたきっかけで新たにジューシィ・フルーツとして活動するようになり、今はCDも出せばライブも行っていると。その辺の話はたっぷり聞けますので、興味のある方はらじるらじるの聴き逃しでどうぞ。面白いです。

 イリアさんというと、ラジオの「パープルエキスプレス」は私も聞いてました。かの成毛滋さんの指導のもと、難曲のギターソロにチャレンジし次々とこなしていったのは凄かったです。

 当時取り組んでいた曲は、ゲイリー・ムーアの「End of the World」のイントロのギター、ヴァン・ヘイレンの「Eruption」、ナイト・レンジャーの「Don't Tell Me You Love Me」、ヴァン・ヘイレンの「Jump」などなど。

 ナイト・レンジャーの「Don't Tell Me You Love Me」のソロはブラッド・ギルズの方とジェフ・ワトソンの両方を弾いて、数週間かけて練習したものの時間が足らず1週間延期して結局弾ききったと記憶してます。それで「これがあんまり難しすぎたので」ということで、次にヴァン・ヘイレンの「Jump」になったと。

 この番組がいつからいつまでやってたのかはわかりませんが、私は当時京都にいたのでネット局で聞いていたと思われ、深夜の放送だったもののなんかいつ放送してるかわからなくなって聞けなくなった記憶があります。あれはネット局での放送が終わったのか、あるいは時間が変わっただけだったのか。今のようにホームページがないから調べようがなかったんですね。

 あれで、イリアさんがめきめき上達していくのを聞いて「凄いなあ」と思ってたのですが、そもそもガールズでもリードギターだったし、ジューシィでもソロをバンバン弾いてたし、元々かなり弾ける人だったのですね。

 今回の番組ではトレードマークである、あのピンクのブギーの誕生の話もしてて、ギターが好きな人も楽しめる内容となってます。NHKだけどグレコとか神田商会とか連発してたのはご愛敬かと。

 とにかく、いいものを聞かせて貰いました。ちなみに今はお孫さんまでいるそうです。それでいて今もロックバンドやってるのはかっこいいですね。いい年の取り方です。