今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

「ゲバラ最期の時」戸井十月著

2015年11月19日 | ブックレビュー

 ゲバラ物は二冊目ですが「ゲバラ最期の時」を読みました。前に読んだのは三好徹著「チェ・ゲバラ伝」でしたが、読み物としては今回の方が読みやすくて面白いです。ゲバラ入門用かもしれません。ボリュームは三好氏の著作の方が多いので、両親の話とか船にギュウギュウ詰めに乗り込んでキューバの行った時の話とか侵攻していく状況とかは詳しいです。年表とか地図もついてますし。

 ただしゲバラの人間的な魅力を伝えるのは今作の方が熱いかも。何よりその最期にフォーカスを当てて、最期に会った現地の女性の話を直接聞いたり、謀殺を暴いて報じたジャーナリストの話を聞いたりしてますし。

 なんにしても、あらためて読んでみて「アメリカちゃん、そんなに共産主義が怖かったの?」という感がますます強くなりました。ソ連も中国も共産主義だけではいられなくなったのだし、キューバも革命が起こったとしてもいずれはアメリカとの取引で頭を下げてくる状態にもなったのでしょうけど。それでも一旦でも共産主義化することを許せなかったのは、よほど搾取している側が暴利を得ていたということでしょう。人間はお金の前では見にくいものです。

 あとはアフリカで革命が成功しなかったことについては、搾取されている側の認識が高まっていなかったことと、革命後の主導権の取り方で妙な力関係が働いたこと。要するに資本家の搾取が終わっても、別の誰かが取って代わろうとしただけだったのでしょう。醜いことです。そしてボリビアでの革命が成功しなかったのは、アメリカの対抗が強かったこと。CIAが本気になるとやはり強いです。

 今の世の中も相当きな臭いことになってますが、宗教とは関係なく一般の人民が幸福な生活が送れるようにと考えて行動したゲバラが生きていたら、どう考えたでしょうか?


アニメ「おそ松さん」

2015年11月18日 | TV番組レビュー

 なんか話題になってるので興味は持ってたのですが、なにししろどのチャンネルでいつ放送してるか知らなかったので、ようやく先週見ました。

 感想としては面白かったです。元々のおそ松くんの何十年後かという設定で、六つ子達はニートになってますが、それ以外の登場人物のキャラを活かしてうまく作ったと思いました。ただし、イヤミとかハタ坊とかデカパンとか元々のキャラクターを知ってる人が楽しめるということで、オリジナルを知っててよかったなぁと思いました。

 ま、そんだけ赤塚先生が魅力的なキャラを産み出してたということでしょう。今はCMにウナギイヌも出てるし。そういえば、ニャロメとかケムンパスとかココロのボスとかもいましたが、あれはモーレツア太郎に出てるんでしたっけ。なんか混乱しますね。


チェといえば

2015年11月17日 | ブックレビュー

 チェと言えばちょっと前までは「チェ・ホンマン」だったのですが、今はすっかり「チェ・ゲバラ」です。今年の初めに三好徹著の「チェゲバラ伝」を読んだのですが、今度は戸井十月氏の「ゲバラ最期の時」を読んでます。これは戸井氏自身が現地をバイクで回ったりして取材した本ですので、思い入れもたっぷりで生々しい感じがします。

 まだ半分しか読んでないのですが、50数年前に中南米で何が起きて、今の世の中がどうなっているかを考えながら読むと非常に面白いですね。実は図書館から借りてきたのですが…。


ツトム・ヤマシタって

2015年11月16日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 先週NHK-FM「夜のプレイリスト」で聞いた曲。(もっとも私は夕方の再放送で聞いてますので、夜ではなく夕方ですが。) 途中から聞いたので曲紹介は聞いてないのですが、凄くかっこよくてギターソロも物凄いの。

 「こんだけ弾ければ楽しかろうなぁ」という速弾きなのですが、聞いてるうちにミュートして無茶苦茶速く弾くフレーズが出てきたので「あれ? もしやディメオラ?」と思ったのですが、ボーカル入った曲だし「なんじゃこりゃ~」と。

 で、果たして正解はツトム・ヤマシタのアルバム「Go」でした。ボーカルはスティーブ・ウィンウッドだったんですね。ツトム・ヤマシタという名前は聞いたことあるのですが、ちゃんと聞いたのは初めてでした。そういえば、アル・ディメオラがツトム・ヤマシタのアルバムで注目されたという話は80年くらいに聞いたことありました。

 このアルバム自体は1976年の作品だそうですが、当時これを聞いていたら音楽の好みが変わっていたか、あるいはまったくわからずフュージョンが嫌いになったか。

 調べてみたら今もちゃんとCD売ってるのでお買い上げ決定です。まぁじっくり聞くとまた印象変わるかもしれませんが名盤の予感。


ドラマ「コウノドリ」

2015年11月15日 | ドラマレビュー

 原作が人気漫画だというのは知りませんでした。興味としては松岡茉優が出演するということだけで見始めたのですが、これはこれでドラマとしてはいいですね。綾野剛扮する主人公が謎のピアニストという設定は必要かなぁと思ったのですが、それはまぁ原作通りなのでしょう。


 普通の病院ものだと、院内に極端なヒールがいてトラブルを巻き起こすというのが定番ですが、そんな感じもないし割と出てくる人がみんないい人なので安心して見られるというのはあります。入間しおりさんこと松岡茉優さんもいい役を貰いましたね。結構いい感じです。あとは、CMでの「暑中お見舞い申し上げます」以降お気に入りの吉田羊も出てますし、今のところ楽しんで見てます。


 ちなみに娘1号は電車の中の広告で写真を見た際、大森南朋は絶対悪役だと思ったそうです。もしかしてそういう展開もありでしょうか?


そこは朝ドラですから

2015年11月14日 | ドラマレビュー

 朝ドラ「あさが来た」が好調だそうです。私も見てますし、朝ドラとしては面白い方だと思います。が、脚本に「ちょっと安易すぎるのでは?」と思うところが多々あったりします。今週の結末もそうですし。

 ですが、朝ドラというと朝の家事の合間に見たりするものですから、伏線を張り巡らしたり、耐えて耐えて耐えまくってから盛り返すとかいう展開では視聴者がついてこられないのでしょう。

 ということで、あまり固いことを言わずに見ることにしました。朝ドラってそういうものでしょうし。


大橋巨泉は007?

2015年11月13日 | ラジオ番組の話題

 火曜日のTBSラジオ「たまむすび」で、町山智浩氏が007の新作の話をしてました。話は新作だけではなく、「007とは?」「ジェームスボンドとは?」という話もあったのですが、「いつもタキシードなどのいい服を着てる」「世界中のどこへでも行く」「ギャンブルが好き」「高級な洋酒を嗜む」「出会う美女とことごとくエッチをする」などなど。

 で、こういうライフスタイルを日本で最初に実践してみせたのが大橋巨泉だということでした。まぁ確かに1ドル360円の時代から海外進出して、ギャンブルも好きだし、洋酒も好きそうです。大橋巨泉=ジェームスボンドというのは言えないこともないかもしれません。

 が、細かいことをいうと巨泉氏はスパイじゃないし、ジェームスボンドは麻雀はやらないような気がするし、巨泉氏は美女とワッチコンしまくってるイメージはないし…って細かくはないですか。

 とはいえ、何がどうかというとこの時の話を聞いて、007の新作にちょっと興味が湧いたのでした。ちなみにこれまでテレビでは見たことありますが、映画館で007を見たことはありません。ついに見てしまうのか? う~む。


あの脱力感はなんともしがたく

2015年11月12日 | ラジオ番組の話題

 今日のTBSラジオ「たまむすび」で、ピエール瀧氏がしゃべってるバックでオマリーが歌う「六甲おろし」が流れました。氏曰く「もう、なんにも耳に入らなくなりますね。」ですと。

 そしてCM明けにあらためてこの曲がかかったのですが、これはインパクト大です。瀧氏は「運転中の方はご注意下さい」と呼びかけてましたが、これを日中のラジオでかけるのは一種のテロかもしれませんね。まぁ昔テレビで見たことあるのですが、テレビとラジオは心の準備が違います。

 まぁ何もかも忘れられるという存在ではありますが…。


今週は取り替えてみました

2015年11月11日 | ドラマレビュー

 水曜10時は「偽装の夫婦」と「無痛」を見てて、先週は偽装を見て無痛を録画で見たのですが、今週は取り替えてみました。というのも、無痛の先週の終わり方が衝撃だったので続きが気になったので。偽装の方は見れば面白いですが次が気になるという感じではなく、ストーリーだけ追いかけるよりはじっくりセリフとか演出を味わいながら見たいですし。

 ということで、来週どうするかは偽装の録画を見てから考えます。


紅白は今年も応募殺到だそうですが

2015年11月10日 | 紅白歌合戦

 NHKによると、今年も紅白の観覧希望のハガキが100万通以上来たそうな。私はかつて一度だけ応募したことあって、それは一昨年のこと。もちろん、あまちゃんオールスターズが出るのではないかと期待して応募して、目当ての人たちは出演したものの見事に抽選には外れ実家のテレビで見ることに。

 紅白の目玉というと昨年はアナ雪と妖怪ウォッチでしたが、今年は何もありませんね。朝ドラは特に大ヒットしてるわけではないですし、大河ドラマもイマイチ。世間一般を考えても今年は社会現象になるようなヒット曲ないですし。

 それでも応募する人が多いと言うことは、普通にSMAP見たいとか嵐が見たいとかなのかもしれませんね。それにしても競争率高いなぁ。