今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

人生でたった一度の異種格闘技戦 ジャイアント馬場

2020年04月30日 | TV番組レビュー
 

 日テレジータスでの「プロレスクラシック」で、とうとう馬場さんの異種格闘技戦の放送がありました。異種格闘技戦というと一般の認識ではアントニオ猪木の専売特許でしょうが、馬場さんも一度だけやってます。それがこの試合。

 何しろ相手はパキスタンの空手王者で、身長は馬場さんより高い226㎝。蹴りが一発入ってしまうと、馬場さんがKOされてしまうのではないかとハラハラして直視できませんでした。

 試合自体は1987年6月9日に日本武道館で行われたものですが、メインイベントにロードウォリアーズ対ジャンボ鶴田&輪島組という試合もあったので、当日のお客さんは結構楽しんでたと思われます。それにしても、この試合をなんとか緊迫感のあるものにしようと盛り上げてたアナウンサーと解説者は尊敬します。

 試合は2Rに馬場さんが腕ひしぎ十字固めで完勝。面白かったのは試合後にタイガージェットシンとジェイソン・ザ・テリブルが乱入してきたこと。試合があっさり終わった時のために待機してたのでしょうが、パキスタンの空手王者とインドの狂い虎が仲良しだったりしたら素敵ですね。世界平和の種はここに落ちてました。

 それはそれとして、一緒にこの試合を見てた家人が「なんか、ゆっくりだね」と。一家団欒の食卓に「あ、言っちゃった!」という空気が流れたのは言うまでもありません。ま、とにかくこの試合は保存版にしました。素敵!

GWはまず輪島から

2020年04月29日 | TV番組レビュー
 日テレジータスにて「プロレスクラシック」をやってて、たまに録画してますがこれこそまさに不要不急の極み。しかし外に出かけられない連休には、これが絶好の楽しみとなります。

 2ヶ月前くらいに録画してた時には横綱輪島がデビューに向けての準備中だったのですが、今月録画した分ではそれから1年以上経って既にメインイベンターになってました。ということで、「輪島の成長を見守る会」を結成することにしましたが、今のところ会員は私だけです。

 画像は馬場さんと輪島のタッグでロードウォリアーズと対戦した時のもの。いわば伝統芸能と前衛芸術の融合と申しましょうか。しかし、日本の伝統文化を理解していないロードウォリアーズは馬場さんを持ち上げてボディスラムを食らわせるという暴挙に出たため、その後16文キック、脳天唐竹割り、かわず落としというフルコースに近いお仕置きを食らうことになりました。(残念ながらココナッツクラッシュはありませんでしたので)

 こうやってプロレスを見ていると、リング上の攻防、観客、テレビの実況解説というのが相まって、あの味わい深い世界を作っているというのがよくわかります。輪島の動きについていちいち解説を入れなければならないあたりまで含めての伝統芸だというのを理解せねばプロレスは楽しめません。

 ということで、この次の回は馬場さん初の異種格闘技戦の放送。それは保存版にせねば!

クリス松村の「いい音楽あります。」にてアイドルのライブ特集

2020年04月28日 | ラジオ番組の話題
 フォロワーさんから情報をいただいて、ラジオ日本にて日曜夜20時から放送されている「クリス松村の「いい音楽あります。」」を聞きました。これはクリス松村さんが自身の選曲で邦楽洋楽問わず様々な「いい音楽」をかけまるくる番組。そして、今はいろんなライブが中止になっているということで、そのうっぷん晴らしというか今回はライブ盤特集でした。

 軽い気持ちで聞き始めたところ最初からびっくり。今回の切り込み隊長は河合奈保子さん。よみうりランドイーストでのライブだそうで野外ですね。いきなり派手なドラムソロで始まったので「なに?」と思いましたが、ヒット曲の「エスカレーション」で彼女の歌声も普段の歌番組で聞くよりは明らかに太い感じ。完全にライブモードでした。間奏のギターもすっごいディストーションサウンドで弾きまくりで、のっけから「いやぁ、のってるなぁ」」と。

 次が中森明菜さんの「Dear Friend」、その次が岩崎宏美さんの「シンデレラハネムーン」だったのですが、今回は3曲ずつくらい曲を繋いでオンエアしてたので、あたかもこの人たちが同じステージに立ったライブのような錯覚を覚えました。明菜ちゃんのライブは幕張メッセだそうですが、彼女はあそこでもライブやってたんですね。当時は凄い人が集まったと思われますが。

 そんなこんなですが、今回のオンエア曲は以下の通りです。

エスカレーション/河合奈保子
Dear Friend/中森明菜
シンデレラハネムーン/岩崎宏美
カサブランカ・ダンディ/沢田研二
踊り子/フォーリーブス
お嫁サンバ/郷ひろみ

夢先案内人/山口百恵
サンタモニカの風/桜田淳子
君は輝いて天使に見えた/石川ひとみ
カムフラージュ/レイジー
オトナじゃないの/松本伊代
HOW! ワンダフル/倉田まり子
ブルースカイブルー/西城秀樹


 岩崎宏美さんもテレビで聞くよりはボーカルが熱くて迫力あったし、ジュリーは特に珍しくないかと思ったら、これはカセットテープのみで発売されていたライブ音源からのオンエアだったとか。フォーリーブスもライブがちゃんと残ってたんですね。

 そして我らがひっちゃんこと石川ひとみさんは、早稲田大学での「キャンパスライブ」から。この音源がラジオでかかるのはかなり珍しいのでは? 爽やかなアイドルポップスで、レコードでは結構軽やかな感じですが、ライブアルバムでこの曲だけ取り出して聞くと明らかに本人も高揚してるのがわかって「ああ、ライブはいいなぁ」と思いました。

 今回の放送では最後にヒデキが「ブルースカイブルー」で全部持って行った感じですが、確かにこれは名曲です。武道館ライブからの音源だそうですが、あの人は武道館ライブがいくつも出てるようなのでいつのかはわかりません。が、歌も演奏も素晴らしかったです。多分会場で聞いてた女性ファンはほぼ全員泣いてたでしょう。

 この番組は26日(日)の放送でしたから、まだRadikoのタイムフリーで聞けます。連休でもお出かけはできないですから、登録してない人もこの機会にラジコプレミアムを試してみてはいかがでしょうか。月額350円(税別)で、全国ほとんどのラジオ局の番組が聴けて、エリアフリーだけじゃなくてタイムフリーですから1週間以内ならさかのぼっても聞けます。これでヴァーチャル里帰りもできるかも。

 それにしても、アイドル歌手のライブ盤というのもなかなか侮れません。私が所有してるのは、キャンディーズ、南沙織さん、石川ひとみさん、岩崎良美さんくらいですが、どれも素晴らしくて、特にキャンディーズの「10000人カーニバル Vol.2」というのは本当に楽しいです。ま、その話をすると長くなるのでまたの機会に。

 とにかく今回は良いものを聞かせて貰いました。しっかり録音して保存版にしましたので、クリス松村さんに感謝です。

「ムー一族」見ました

2020年04月27日 | ドラマレビュー
 「ムー一族」は1978年5月から翌年2月にかけてTBS水曜劇場で放送されたドラマというかコメディ。ご存じの方は多いと思いますので内容については特に説明しませんが、現在BS12にて毎週月曜夜に2話ずつ放送してます

 実は放送当時はほとんど見ておらず、見てなかった理由は思い出せないのですが、特に好きな出演者はおらず誰とは言いませんが嫌いな人が数名出てるのでそのせいだったのか、あるいは単純に父がニュースセンター9時を見てたのか。

 ただ、たまに見た時にも「なんじゃこりゃ?」という感じで特に喜んではいなかったかと。水曜劇場のあのノリは毎週見てる人はいいんでしょうが、たまに見るとドタバタしてたりギャーギャー騒いだり、ギャグだろうけど面白いのかどうかわからない演出が随所にあって、ほぼ馴染めなかったのが率直な感想。

 今日はたまたま見たのが生放送の回だったので結構面白かったです。由利徹さんは鉄人ですね。やることなすこといちいち面白過ぎます。あとは、TBSラジオの「夜はともだち」との連動企画もあって、ラジオのスタジオにもカメラが入ってパーソナリティの生島ヒロシさんとアシスタントの山本エミコさんの姿も見られたのですが、これがナイター中継が伸びて生放送中には「夜はともだち」が始まらなかったという…。

 そういうハプニング感も面白かったので、生放送は月に一度あるらしいのでその時にはまた見てみたいです。(ラジオ連動企画はこの時だけのようですが) 今日もちょっとセリフがアタフタする人がいましたが、「生放送でこれだけのことをよくやるよなぁ」という感じはあるので、あの緊張感はまた楽しみたいと。

 1978年というと私は中3だったので、後半は一応試験勉強してたということで見てなかったこともあるのでしょう。これの後番組が「熱愛一家LOVE」なんですね。そちらは途中からというか、受験が終わった3月の半ばから最後まで見ました。結構好きだったのですが、あれの再放送はその後1回も見たことないです。

 「ムー一族」は今はDVD-BOXも発売されてますが、「熱愛一家LOVE」は出てない様子。いろんな事情があるのか、あるいは単に人気が無いだけか。なんにしても「ムー一族」を懐かしいと思う方は来週からBS12でどうぞ。BSデジタル放送もこういうのをもっとやってくれるといいのですが。TVショッピングばっかではなく。

「若いこだま」と「サウンドストリート」が発掘重点番組だそうです

2020年04月26日 | ラジオ番組の話題
 昨日のNHKラジオ「発掘!ラジオアーカイブス」にて、「若いこだま」と「サウンドストリート」の音源を紹介してました。NHKのラジオ番組はすべて録音が残っているわけではなく、どちらかというと古いものは残っていないのが多いそうです。

 まず「若いこだま」ですが、こちらは1970年から1978年までNHKラジオ第一で放送されていた番組で名前の通り若者向け。(かなり時代を感じますが…) 昨日はその中から桃井かおりさんの担当回と、甲斐よしひろさんの最終回の一部が紹介されました。

 この「若いこだま」は私も知っていたというか聞いてたこともある番組ですが、調べようとしたらなんとWikipediaには項目が無かったです。昨日の放送で聞いた内容に加えてあちこちで調べてみたところ、担当していたのは、馬場こずえ、吉見佑子、渋谷陽一、大貫憲章、PANTA、りりぃ、上田正樹、桃井かおり、ユーミン、矢野顕子、友川かずき、甲斐よしひろ、などの面々ですが、何しろ歴史がある番組なのでこれらは一部方々だと思われます。

 そして、NHKに音源があるのは全2300回中52本だけだとか。昨日は甲斐さんの最終回がオンエアされてましたが、多分私は聞いてたはず。甲斐さんはこの番組を終えて、そのままFMでの「サウンドストリート」も担当することになりますが、「若いこだま」が金曜で「サウンドストリート」は水曜だったそうです。

 これが意外で、実は「サウンドストリート」の水曜担当というのは忘れようもないのですが、「若いこだま」も水曜だと思ってました。考えてみれば当時私は中3。土曜日は半ドンとはいえ朝から授業のあった日ですから、週休二日となった今と違って金曜夜の平日感は半端なかったものと思われます。

 そしてその「サウンドストリート」の音源もかなり少ないそうで、この二つの番組が重点発掘番組になってるそうです。私は「サウンドストリート」の音源は一部ありますが、さすがに「若いこだま」はないです。ただ、家庭用ビデオデッキは昭和50年代序盤からとして、ラジカセは昭和40年代中頃にはかなり普及してましたから、実は録音テープを持ってるという人は多いのでは?

 甲斐さんのDJ番組というと文化放送の「セイヤング」が最初かと思いますが、何しろ深夜放送でしたから私はいつも兄が録音したのを土日で聞いてた感じ。当時は普通のラジカセだったのでオートリバースなんてないですから、120分テープを途中で裏返すわけで、その兄が寝落ちした場合は最初の60分しか聞けなかったり。

 当時は毎週テープを上書きしてたわけですが、あれは44年くらい前。120分テープって結構高かった印象があるので、毎週1本ずつためていくなんてことは考えられなかったのですが、そのまま全部置いておいたら今はひと財産できたかも。

 タイムマシンとかは時間旅行とかは全然現実的じゃないので期待しないですが、過去に自分が見たり聞いたりしたものを脳内に復活させる技術があればいいのにと思います。完璧に忘れてた本とかドラマとかを何かの拍子に思い出し、よくよく考えてみたら鮮明によみがえることがたま~にありますので。逆に、忘れようとしてた出来事を思い出して赤面することも多々ありますが。

 それはそれとして、お手元に「若いこだま」と「サウンドストリート」の録音テープがある方は是非NHKにご一報を。それよりもまず「若いこだま」のWikipediaの項目を誰かに作って欲しいです。

悲しくてやりきれない/StayHomeMusic尾崎亜美小原礼

2020年04月25日 | 尾崎亜美


 尾崎亜美さんと小原礼さんのYouTubeチャンネル「StayHomeMusic尾崎亜美小原礼」で、今日も新しい動画が公開されました。曲は「悲しくてやりきれない」。今の時期、このタイトルを真剣に眺めるとますます悲しくなりますが、そこはそれ曲として楽しみましょう。

 この曲はご存じの通りザ・フォーク・クルセダーズの曲で、作曲は加藤和彦さん。通称トノヴァンです。加藤さんが亡くなってからもう10年になりますが、小原礼さんはサディスティック・ミカ・バンドを一緒にやってたし、その縁もあるのでしょうが尾崎亜美さんもかなり交流が深くて、一時ジョイントコンサートもやってました。

 私はそのコンサートを県内とはいえ久喜まで見に行って、なんかたまたま最前列で見たことがあります。あれはいつだっただろうかと調べたら、2007年のことでした。(その日のブログはこちら) トノヴァンとのジョイントという事で、亜美さんがチラッと「家を作るなら」を歌ったり、「不思議なピーチパイ」のカバーをやったりしてました。もちろんこの「悲しくてやりきれない」も聞けました。

 ということで、是非今回の動画をご覧いただければと。今回は曲の前にトーク付きです。

「あこがれ共同隊」~「ばあちゃんの星」だったらしい

2020年04月24日 | ドラマレビュー
 某所で久々に「あこがれ共同隊」というドラマのタイトルを聞いたので思い出した次第。これは1975年6月から9月にTBS系列で放送されていたドラマです。郷ひろみ・西城秀樹・桜田淳子という、当時トップアイドルだった3人が共演して話題となったはずですが、これが放送されていた時間帯は金曜夜8時。裏番組の「太陽にほえろ」の人気には勝てず、元々半年の予定だったのが視聴率不振の影響で3ヶ月ほどで打ち切りになったようです。

 当時の「太陽にほえろ」の若手はテキサス刑事だったので、アイドル三人が束になってかかっても勝野洋に勝てなかったということでしょうか。まぁ結局脚本が面白くなかったのでしょうが、アイドルが主演のドラマとしてはちょっと地味というか、落ち着いたというか、暗い感じだった印象はあります。

 当時私は小6でしたが、この「あこがれ共同隊」は結構楽しんで見てました。世間では「あこがれ自衛隊」とか「あこがれ肥満体」とかいうタイトルいじりも横行してましたが(?)、山田パンダさんの主題歌も好きだったし、毎回ニューミュージック系の歌手がちょっとゲストで出てきたりするのも注目してました。

 それで、不思議なのはうちの田舎は民放がTBS系とフジ系だったのですが、なぜか水曜の夜と金曜の夜だけはTBS系の北陸放送が日テレ系のドラマを放送してて、この当時は水曜が「俺たちの勲章」、金曜は「太陽にほえろ」でした。なので、「あこがれ共同隊」は日曜の夕方5時くらいから数週間遅れで放送されてました。

 そして、この「あこがれ共同隊」のことを調べてたら、後番組が「ばあちゃんの星」だったことを発見。これは悠木千帆演じる下宿屋のばあさんと、下宿人の山田隆夫をはじめとするずうとるびの面々がドタバタを繰り広げるホームコメディ。このドラマの事は完全に忘れてましたが、今回調べてみて思い出しました。

 TBSでは当時春と秋の改編期のたびに新しい番組を紹介する特番をやってて、その時にこのドラマの収録の場面を見ました。ずうとるびの4人が下宿で麻雀をやってて、それを後ろから見てる悠木千帆がチャチャを入れるというもの。
「これいらないんじゃないの?」
「ばあちゃん、言うなよな!」
「いいじゃない。どうせなんにも書いてないんだから。」
「ほぉ~、白ですな。」
というやりとり。なんかこれが妙に面白くて記憶に残ってたのですが、ドラマのタイトルが思い出せず、それが「ばあちゃんの星」だったようですね。

 Wikiによると、悠木千帆としては初のドラマ主演作だったものの視聴率は1桁台を記録し、放送のたびに作品非難の電話が掛かってきたということです。悠木千帆は当時「寺内貫太郎一家」のばあちゃん役でウケたので局としてはこういうドラマを制作したのでしょうが、これがこけたという事はこの人の問題というよりはずうとるびの方だったのか、あるいは脚本だったのか。調べてみるとつかこうへいも脚本を書いてるし、秋本圭子も出てたらしいし、なかなかそそられるドラマではあります。

 ところで肝心の「あこがれ共同隊」ですが、実は私は最終回を見ておりません。何しろ日曜の夕方の放送だったので、友達と遊びに行ってて帰ってきたら終わってたという感じ。最終回のストーリーを兄に聞いて「???」と思った記憶があります。

 ということで、その辺きっちり決着つけたいので再放送を希望します。どうでしょうか、TBSさん。

あさイチ プレミアムトーク ゲスト:松岡茉優

2020年04月23日 | TV番組レビュー
 3週間前に録画した「あさイチ プレミアムトーク」をやっと見ました。我らが埼玉県民のアイドル、GMT6のリーダー入間しおりさんこと松岡茉優さんがゲストの回です。

 とはいえ、「あまちゃん」に出ていたのはもう7年も前。当時は当然10代だったわけですが、彼女も今や映画界の大スターになりました。聞けば8歳の頃から芸能界に入ったそうで、今回も「あまちゃん」以外に10年以上前のテレビ東京の「おはスタ」や、NHKのドラマに初出演した2010年の「桂ちづる診察日録」などの映像が流れていました。

 さすがにキャリアが長いだけあって場慣れしてるし、「ザ・芸能人」という感じではありますが、笑顔がすごく優しくて明るいですね。何か話を振られても、ほとんど考えることなく次々と言葉が出てきてそれもちゃんとした事をいうので、多分頭の回転も速いのでしょう。

 私は「あまちゃん」で初めて知ったのですが、その前の年に既に「桐島、部活やめるってよ」に準主役級で出てたんですね。あれを見た時、「あまちゃん」にも出てた俳優さんが色々出てたので結構喜んで見ました。

 その後はNHKで「銀二貫」というドラマに出たのを見て、これも時代劇だったのですが凄く上品というか静かな役で、「あまちゃん」で見た時から1年しか経ってないのに「キレイになったなぁ」とびっくり。この役は子役時代が芦田愛菜ちゃんで、大きくなって松岡さんになったのでそういう意味でも楽しめました。ドラマとしてはそんなに…でしたが。(失礼)

 今回のトークの中でも、「あまちゃん」をきっかけにバラエティにも呼ばれるようになり、それがまたきっかけになって別のドラマに起用されたとかいう話をしてましたが、どうやら「問題のあるレストラン」のようですね。今回はその映像はなかったのですが、あのドラマでは性格に問題がある難しい役を魅力的にこなしてました。

 その後は映画「勝手にふるえてろ」では主演もしたし、「万引き家族」もあって「蜜蜂と遠雷」ではまた主演と、今一番活躍している女優さんといっても過言ではないでしょう。「あさイチ」のプレミアムトークは特に女優さんが出た時はその素顔が見られて、さらにじっくりと話も聞けるので楽しみですが、昨年の富田靖子さんが出た時の回も保存版にしてます。で、見てたらこの二人ちょっと似てるところがあるかなと思ったり。

 もっとも、松岡茉優さんは我が家の娘2号と同年代なのでほとんど我が子を見るような感覚で、将来が楽しみとかいうよりとにかく今ガンガンと活躍して欲しい人です。ちょうど映画が公開になるところだったのが、現在の状況でいつ始まるかわからないようですね。公開されたら見たい作品ではあります。まずはこの回楽しめました。

今夜は名探偵金田一耕助と刑事コロンボのガチンコ対決でした

2020年04月22日 | TV番組レビュー
 何かといいますと、今夜はBSテレ東で19時15分から映画「犬神家の一族」、BSプレミアムで21時から「刑事コロンボ」を放送。犬神家の後半がコロンボの放送と被ってるので、犬神家を最後まで見るか、それともコロンボにチャンネルを変えるかと悩んだ人は全国で3万人くらいいると思います。

 私はというと、実はコロンボにチャンネルを変えたわけですが、その理由は犬神家にあり。というのも、今回の放送は犬神家とはいえ2006年版。これが1976年版だったとしたら、コロンボどころか警部マクロードと署長マクミランと探偵キャノンが束になってかかってもかなわなかったことでしょう。(意見には個人差があります)

 ところで、犬神家は1976年版が素晴らしすぎただけに、どうも2006年版にはミスキャスト感が漂う点もいくつか。また、同じ役で出ている人もいれば、違う役で出てくるという「仁義なき戦い」的な人も何人かいます。その辺を即答できる人は上級者ですが、「中村敦夫は八つ墓村で死んだのでは?」とか言い出す人は重症です。今すぐ横溝科のお医者さんにかかって下さい。

 個人的には、ものすごくおいしい役を与えられながらその魅力を発揮できなかった深キョンに残念賞。あれは演出の問題でしょうか。

 ということで、今回のガチンコ対決は個人的にはコロンボの勝ちでした。今回もなかなか面白かったです。ちなみに、あくまでもガチンコ対決であって、あそこのサイズを比べる「チンコ対決」ではありません。金田一先生は大きそうなイメージですが、そこはコロンボもなかなか…。(意見には個人差があります)

天才もいれば努力の人もいるわけで

2020年04月21日 | 日記・雑記・ただの戯言
 尾崎亜美さんのことを「天才」というと、違和感を持つ人はどれくらいいるでしょうか。デビュー当時は19歳になったばかりでしたが、私は「元祖天才少女」だと思ってます。というのも、デビューアルバムから全作詞作曲を手掛けていたのですが、3rdアルバムからは編曲とプロデュースも行っていますので。

 この人がまず最初に編曲を手掛けたのは南沙織さんに提供した「春の予感 -I've been mellow-」という曲から。この曲は、リズムアレンジだけじゃなくストリングも入っています。他の歌手に曲を提供するのも初めてなら、レコードになる曲で編曲をするのも初めてだったそうですが、その時は本を買ってきて勉強したのだとか。

 ストリングスというと、通常のポップスのレコーディングではバイオリン、ビオラ、チェロと、あとはコントラバスがあったりなかったりでしょうが、ビオラの譜面はハ音記号で書くとかいうのを知ったのがその時だったとか。

 1stアルバムや2ndアルバムの編曲が松任谷正隆さんだったので、そのレコーディングを見てて学んだりしたのでしょうが、いきなりやってしまいヒットまでさせたというのは天才と言わずしてなんと呼びましょうか。

 弦楽器はそれぞれ音域があるので、譜面には書いてみたものの現場で「この音は出せない」と言われることもあるそうです。Princess Princessの岸谷香さんが昔チェロの音を入れたいと思って書いた譜面は、イントロ一杯「ない音」だったそうです。今では有名な編曲家である笹路正徳さんも、若い頃には同じような経験があるとか。もちろん、そうやってロックバンド出身でありながら生楽器の音も入れて編曲できるようになった岸谷さんや笹路さんも天才的でしょうけど。

 そして、努力の人というとなんと言っても井上尭之さん。自伝「スパイダース ありがとう!」によると、家が貧しくて友達から借りたギターで音楽をはじめ、最初は神戸で弾き語りしていたものの、ギターを背中に担ぎ頼るあてもなく出てきた東京でいきなり偶然とも言える出会いでGSのスパイダースのボーカルとして加入し、その後突然のメンバーの脱退でリードギターをやることになって、それこそ指先が擦り切れるほど練習して人気バンドの一員としての地位を確立たそうです。

 この人はそういう経歴ながら、GSの頃に音楽番組で共演した服部克久さんや三保敬太郎さんにオーケストラのアレンジを教えていただいたのだとか。初めてアレンジを任されたのは、同じくスパイダースのメンバーだった井上順さんのソロシングルで、徹夜しても書けなくて泣きながら仕上げたスコアを、スタジオでたまたますれ違った服部先生に見てもらい、「いいんじゃない、よくできてるよ。ただ、第一バイオリンだけ1オクターブ上げるといいかな?」と言われて凄く嬉しくていつまでも頭を下げてたそうです。

 この人はその後ジュリーのバックバンドとしてだけではなく、「太陽にほえろ」や「前略おふくろ様」「寺内貫太郎一家」のサントラでも有名になりますが、映画音楽でも「火宅の人」で日本アカデミー最優秀音楽賞を受賞したりして、輝かしい実績を残しました。音大出でもなんでもなくて、ギターしか弾けなかった人がオーケストラのアレンジもして映画音楽もやるというのは、並々ならぬ努力はあったろうと。前述の自伝を読んでも本当に求道者のような姿勢を感じます。

 で、なぜこのような話を書いたかというと、今日の朝ドラ「エール」を見てたので。ほとんどハーモニカしか吹いてなかった人が、いきなり交響曲の譜面を書いて国際コンクールで入賞できるかということには「ありえん」という声もあるでしょうが、まぁそれだけ天才的な人だったということにしましょうか。子供の頃からいろんな音楽を聴いてたということで。

 なお、「天才」というと「努力しなくても才能だけで上手くやれていると思われるのでそう言われるのは嫌だ」と言ってたのは、全女にいた頃の井上京子選手でした。とはいえ、あの人も天才だとは思いますが、その辺はまた別の話で…。