今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

岩崎宏美さんは左、石川ひとみさんは右、May J.さんは右でした

2020年04月20日 | 石川ひとみ
 今回はマイクの持ち手研究会の報告です。本日BSテレ東にて放送された「にっぽん!春の歌祭り」にて、岩崎宏美&石川ひとみ&May J.のトリオにてキャンディーズの「微笑がえし」が披露されました。

 今回の並び順は画像の通りですが、向かって左から身長の高い順に並んでる感じ。石川ひとみさんが小柄なのは知ってましたが、5㎝ずつくらい違う感じですね。May J.さんが結構大きいと。

 それで、当方歌手がマイクをどちらの手で持つかというのを常々観察しているものですが、今回は岩崎宏美さんが左、石川ひとみさんが右、May J.さんも右でした。三人で並んで歌うのならその辺揃えてみてもよいのでは?というのは大きなお世話ですが、岩崎宏美さんはこのあとに「ロマンス」を歌ったときも左手で持ってたので、「左手でマイク、右手で振付」というのが定着してるのかもしれません。

 一方石川ひとみさんは普段から観察してるので知ってましたが基本的に右なので、この時も右ですね。マイクは自分の声を届けるためのツールというか、歌手にとっては体の一部のようなものかもしれませんから、右利きの人であれば右手で持つ方がコントロールしやすいのかもしれません。ちなみに私の好きな尾崎亜美さんもハンドマイクで歌うときは基本的に右です。

 ただ、振付を重視する歌手の場合は右利きの場合は当然右手の方が器用に動くので、振付の一部としてマイクの持ち手を変える場合もあるのでしょう。岩崎宏美さんも別の画像をチェックすると、その時によっては右で持ってることもありますし、コンサートでずっと持ってる時は疲れるので持ち手を変えることもありうるでしょう。この人の妹さんの岩崎良美さんは観察すると面白くて、映像をチェックするとデビュー曲の「赤と黒」と2曲目の「涼風」は右手で持ってて、その後の曲は基本左手のようです。

 さて、今回のこの3人での歌唱ですが、1コーラスだけだったのであっという間に終わってしまいました。実は観察すると、May J.さんはやたらと目線が上に向いてて「何かなぁ」と思ったら、多分スタジオの奥の大型モニターに歌詞が映し出されてるのをずっと見てたのではないかと。ということは、この曲をほとんど知らなかったのでしょうね。他のお二人はそうでもなかったのですが、岩崎宏美さんはキャンディーズと同時期に既に活躍してたし、石川ひとみさんもキャンディーズが解散した翌月のデビューなので当然この曲を知ってたのでしょう。石川ひとみさんの場合は、ご主人の山田直毅さんがキャンディーズのバックバンドだったMMPのメンバーだったので浅からぬ縁があるのでしょうけど。

 それでMay J.さんのプロフィールをみると1988年生まれだそうで、「微笑がえし」は彼女の生まれる10年前の曲だったわけで、そりゃ知らなくても仕方ないかと。ちなみに私が生まれる10年前のヒット曲はというと、織井茂子「君の名は」、鶴田浩二「街のサンドイッチマン」、神楽坂はん子「こんなベッピン見たことない」…。そりゃ知らんわ。

 ということで、なんにしても今回は良いものを見せて貰えました。なお、マイクの持ち手でいうと、キャンディーズは左、ピンクレディーは右です。ピンクレディーのどちらかは左利きだったような気がしますが、それはまた別の機会にゆっくりと。(って、ほんまはよく知らん)

明日20日(月)はBSテレ東で「にっぽん!春の歌祭り」

2020年04月19日 | 石川ひとみ
 今月10日にテレビ東京で放送された「にっぽん!春の歌祭り」が、今度はBSで再放送。何しろBSなので全国で見られます。番組サイトによると、「MCにテレビ東京番組初司会となる宇賀なつみを迎え、美川憲一、千昌夫、八代亜紀、川中美幸、氷川きよしなど、豪華出演歌手と共に知られざるエピソードトークからプライベートな話まで、皆で大盛り上がり!女盛りの「艶歌」歌手が普段は聞けないトーク満載の女子会を開く!?そして豪華歌手が世の中に物申すワイドショーコーナーも。」だそうです。

 ただ、今回の注目はなんといっても岩崎宏美さん、石川ひとみさん、May J.さんによるキャンディーズの「微笑がえし」。ここでしか見られない組合せです。ちなみに今回の持ち歌披露は、岩崎宏美さんは「ロマンス」、石川ひとみさんが「まちぶせ」です。

 地上波のテレビ東京が見られず悔しい思いをしてた人も、全回見逃してしまった人も是非どうぞ。私は演歌系は興味ないのですが、演歌歌手がJ-POPのカバーもするということで、まずまず見ごたえありました。皆さまお忘れなきように。

2曲目は「Help!」です> Stay Home Music 尾崎亜美 小原礼

2020年04月18日 | 尾崎亜美


 尾崎亜美さんと小原礼さんのYouTubeチェンネル「Stay Home Music 尾崎亜美 小原礼」での、動画第二弾はビートルズの「Help!」でした。私としてはロックが尾崎亜美も見たいと言ってたのでこれも願うところですが、今回のリードボーカルは小原礼さん。

 そもそもピアノとベースだけで「Help!」をやるのがチャレンジングな試みなので、尾崎亜美さんや小原礼さんのファンの方はもちろん、ビートルズが好きな方は是非、在宅ワークの方はお仕事のお供に、そもそも家にいる方は一日中聞いていただければと。

 自宅で動画を撮影したのはこちらの方が先だったようなので、もう第三弾が楽しみです。動画が見られる環境の方は是非どうぞ。


そろそろ二階堂ふみの登場でしょうか>「エール」

2020年04月17日 | ドラマレビュー
 朝ドラ「エール」の世間一般の評価はどうでしょうか。私は今のところ合格で、近年は「これっていつ面白くなるの?」という作品が多く早期脱落が多かったのですが、3週間終わって、結構面白いと思ってます。

 1週目は主人公、2週目ヒロインの幼年期、3週目は大人になった主人公ということで、来週はいよいよ二階堂ふみの登場でしょうか。ヒロインが大人になっても勢いが続けば、当面は安泰でしょう。

 ところで、この主人公の古山裕一は明治42年生まれの設定。「はね駒」は明治20年くらいから開始の設定なので、このちょっと前。舞台は同じ福島県。そして「あかんたれ」は明治中期という設定なので、「はね駒」と「エール」の中間でしょうか。

 これら三つみてると、明治~大正の世間の様子には詳しくなるかも。あくまでも、時代考証が厳密という設定ですが。

1周回って「はね駒」、2周回って「北の国から」、3周回って「あかんたれ」

2020年04月16日 | ドラマレビュー
 BSで「はね駒」の再放送を見てますが、すっかりはまってしまいました。これは1986年の朝ドラですが、ほぼ見たことなかったので。

 時代劇でもない古い時代のドラマは以前は好きではなかったのですが、10数年前から幕末オタクになったことと最近はそれ以降の近現代史も多少わかるようになったので、「明治○○年」と聞くと「ペリーの黒船から何年」「大政奉還から何年」「西南戦争から何年」「日清・日露戦争の前か後か」というのが瞬時に判断できるので、どういう時代だったかという想像力が働いてドラマにスムーズに入り込めます。

 「はね駒」の今の舞台は明治22年とかなので、西暦でいうと1890年くらい。主人公のりんちゃんは15歳かな? 親が決めた先に嫁に行くのが嫌で女学校に行きたいわけですが、自分はもう大人だから自分の事は自分で決めたいと。それで父親役の小林稔侍に「私はもう子供じゃないです。おとっちゃんも14歳の時に二本松少年隊で薩長と戦ったんだよね?」というセリフがありました。

 父親は元は会津武士という設定なので、いきなり二本松少年隊というのもちょっとあれですが、なんにしても二本松藩が新政府軍と戦ったのは1868年ですから、このお父さんは1854年生まれで、その年にはペリーが2回目に来たというのも瞬時にわかるわけです。

 そうやって、昔はわからなかった時代背景に思いを馳せながらドラマを見ると、結構面白いものだと。って、「はね駒」は脚本もいいのでしょうが演出と役者さんの頑張りが素晴らしいです。今のところですが。

 そして、最近再放送で最初から見てるのが「北の国から」。実はこれまでほぼまったく見たことなかったのですが、この1月から日本映画専門チャンネルで毎週一話ずつ放送してるので、それこそ普通にドラマを見てるスピードで楽しんでます。ちゃんと前週の内容も覚えてるし、結構続きが楽しみになってきてるので、やはり世間一般の評価の通り名作だと思います。

 1981年の放送開始当時は高校生だったので、その時に見てたら田中邦衛のお父さん役にイライラしたかもしれないですが、そこはこちらも大人になったので「まぁわかる」と思いながら見るし、働き出してから相当寒い地域にも住んだことあるので「電気も無しに北海道の冬を過ごすのは辛かろう」と想像力も働くので、これはやはり今見るべきだったのだろうと。

 あとは相変わらず「あかんたれ」見てますが、これは1976年開始のドラマ。これはやはり花登筐先生の脚本が素晴らしいので、妥協を許さない演出と役者さんのコテコテの演技とも相まって、一度見始めたら止まりません。

 若い頃はテレビでドラマばっかり見るのは時間の無駄だと思ってたのですが、ここ20年くらいは相当ドラマ見てますし、今はテレビはドラマと歌番組を見るためにあるようなものだと思ってます。そうやってある程度目が肥えたドラマファンから見て、やはりしっかり作ってある昔のドラマは面白いし凄いなぁと思う次第。今はWOWOW以外ではあんまり良いのがないので物足らないですね。どこでどうなってしまったかわかりませんが、海外ドラマだと現在NHKで放送中の「レ・ミゼラブル」も見ごたえあるし。その点はいろいろ不満。どこがどうでこうなってるのかはわかりません。

尾崎亜美さんがYouTubeチャンネルを開設しました!

2020年04月15日 | 尾崎亜美
Will you still love me tomorrow




 歌手の尾崎亜美さんと、その配偶者でベーシストの小原礼さんがYouTubeチャンネルを開設しました。名付けて「Stay Home Music 尾崎亜美 小原礼」。

 亜美さんの昨日のブログによると「ようやくYouTubeにアップすることができました! 音楽を少しでも皆さんと分かち合いたいという思いから頑張りました。小さなうちの音楽室からの配信ですが喜んでいただけたら嬉しいです。」ということです。

 今のこの状況でライブが中止になり、その後外出もままならず、それでも音楽を届けたいという思いからの配信開始だそうです。スタジオからではなく、亜美さんの自宅からというのがファンにとってはまた嬉しいものです。

 ということで、1曲目は洋楽カバーの「Will you still love me tomorrow」。作曲は亜美さんも大好きなキャロル・キング、ロバータ・フラックやディオンヌ・ワーウィックも歌っているそうですが、私は初めて聞きました。

 アーティストが公式のYouTubeチャンネルを開設するのは、良いことだと思います。動画サイトには、亜美さんがテレビ出演した際の映像があれこれ上がってますが、勝手にアップロードされたものはブログで紹介するわけにはいきません。こうやって公式に公開されたものであれば、大々的に紹介できます。

 また、あまりテレビに出ないアーティストにとっては、映像も伴った歌声を広く公開できるのは、ライブへの集客という点でのメリットもあると思ってます。今回のようにカバーを聞かせるもよし、自身のお馴染みの曲をチラ見せして「全部聞きたい場合はコンサートへ」というのもありだと思います。

 それと、コンサートに行けない地方のファンとか体調が悪くて会場に出かけられない人にとっては何よりの贈り物でしょう。何しろデビューして40年以上のキャリアなので、幅広いファンが全国、いや世界のあちこちにいるものと思います。

 今後どんな曲を聞かせてくれるのか楽しみですが、私としてはロックな尾崎亜美も好きなので直球から変化球からチェンジアップまでなんでも受け止めようと思います。自宅でシャウトするのは厳しいかもしれませんが、とにかく次が楽しみではあります。皆様も是非ご覧下さい。

再放送して欲しいドラマを並べてみる

2020年04月14日 | 日記・雑記
 テレビ各局では新型コロナ感染拡大の影響を受けて、ドラマの収録を中断しているケースが多いそうです。おまけに、今年の夏は元々オリンピックの中継を予定してたので、そこの枠もスカスカになる予感。

 なので、そういう時間に過去の名作ドラマの再放送を求める声が多いそうです。ただ、何が名作というかは自分で決めるという事で、自分で思いつくままリストアップ。とはいえ、これらが全部名作かというと中には奇作、珍作もあるとは思いますが、とにかく私は再放送されれば見ます。

 なお、「近年」というのは21世紀になってから、古いのは90年代以前ということで分けてみました。どのドラマも「あ~、見た見た」という方は尊敬します。まずはザッと並べてみましょう。


<TBS>
※近年の作品
凪のお暇 主演:黒木華
歌姫 出演:長瀬智也、相武紗季
もう一度君に、プロポーズ 出演:竹野内豊、和久井映見、倉科カナ
吾輩は主婦である 出演:斉藤由貴、及川光博、竹下景子

※古いの
岸辺のアルバム 出演:八千草薫、杉浦直樹、国広富之、中田喜子
熱愛一家・LOVE 出演:森光子、柴俊夫、浅茅陽子、石野真子
グッドバイママ 主演:坂口良子
悪魔のようなあいつ 出演:沢田研二、藤竜也、若山富三郎、三木聖子、篠ひろ子
夜明けの刑事 出演:石立鉄男、坂上二郎、石橋正次、鈴木ヒロミツ
あまく危険なかおり 出演:根津甚八、倍賞千恵子、浅野温子、岡田真澄
港町純情シネマ 出演:西田敏行、室田日出男、木の実ナナ、伊藤蘭
たとえば、愛 出演:大原麗子、原田芳雄、津川雅彦、桃井かおり
悪妻行進曲 出演:大谷直子、林隆三、丘まゆみ、木之内みどり
少女に何が起こったか 主演:小泉今日子
赤い激流 出演:水谷豊、宇津井健
突然の明日 出演:三浦友和、池上季実子、古手川祐子、南風洋子、矢崎滋、二谷英明
丘の上の向日葵 出演:小林薫、竹下景子、葉月里緒菜
赤い嵐 出演:能瀬慶子、柴田恭兵、緒形拳
それぞれの秋 出演:小倉一郎、桃井かおり、小林桂樹、久我美子、林隆三、火野正平
あこがれ共同隊 出演:郷ひろみ、西城秀樹、桜田淳子、黒柳徹子、浅田美代子


<日テレ>
※近年の作品
mother 出演:松雪泰子、田中裕子、芦田愛菜、山本耕史、高畑淳子、尾野真千子

※古いの
恋のバカンス 出演:明石家さんま、鈴木杏樹、濱田マリ、生瀬勝久、りょう
前略おふくろ様 出演:萩原健一、梅宮辰夫、坂口良子、桃井かおり、小松政夫
前略おふくろ様Ⅱ 出演:萩原健一、梅宮辰夫、坂口良子、桃井かおり、小松政夫、八千草薫
俺たちの旅 出演:中村雅俊、秋野太作、田中健、金沢碧、岡田奈々
気まぐれ天使 出演:石立鉄男、森田健作、大原麗子、坪田直子、酒井和歌子、樹木希林


<フジ>
※近年の作品
結婚できない男 主演:阿部寛、夏川結衣、国仲涼子、高島礼子、塚本高史
最高の離婚 出演:尾野真千子、瑛太、綾野剛、真木よう子
遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~ 出演:生田斗真、真木よう子、桐谷健太
白い巨塔 出演:唐沢寿明、江口洋介、黒木瞳、石坂浩二、若村麻由美、矢田亜希子
人間の証明 出演:竹野内豊、夏川結衣、大杉漣、池内博之、松下奈緒、松坂慶子
風のガーデン 出演:中井貴一、黒木メイサ、神木隆之介、伊藤蘭
カバチタレ 出演:常盤貴子、深津絵里、陣内孝則

※古いの
それが答えだ! 出演:三上博史、萩原聖人、羽田美智子、酒井美紀、藤原竜也
月の輝く夜だから 出演:江角マキコ、岸谷五朗、木村佳乃、上川隆也
王様のレストラン 出演:松本幸四郎、山口智子、西村雅彦、筒井道隆
並木家の人々 出演:武田鉄矢、安田成美、陣内孝則、大谷直子
あかんたれ 出演:志垣太郎、小山明子、中村珠緒、土田早苗、岡崎友紀、沢本忠雄
北の国から 出演:田中邦衛、吉岡秀隆、中島朋子、竹下景子、いしだあゆみ
白い巨塔  出演:田宮二郎、山本學
砂の器 出演:仲代達矢、山本亘、田村正和、小川知子、真野響子、神崎愛、中尾彬
どてらい男 出演:西郷輝彦、田村亮、沢本忠雄、大村崑
雲霧仁左衛門 出演:天知茂、財津一郎、大谷直子、田村高廣、高松英郎
飢餓海峡 出演:山崎努、藤真利子、若山富三郎


<テレ朝>
※近年の作品
四つの嘘 出演:永作博美、寺島しのぶ、高島礼子、羽田美智子

※古いの
虹子の冒険 出演:夏目雅子、田中好子
浮浪雲 出演:渡哲也、桃井かおり、谷啓


<NHK>
※近年の作品
デジタル・タトゥー 出演:高橋克実、瀬戸康史、唐田えりか
蛍草 菜々の剣 主演:清原果耶、町田啓太、谷村美月、松尾諭、濱田マリ、宇梶剛士
フェイクニュース 主演:北川景子、光石研、永山絢斗
あまちゃん 出演:能年玲奈、小泉今日子、橋本愛、薬師丸ひろ子、宮本信子

※古いの
けものみち 出演:名取裕子、山崎努、西村晃、伊東四朗
いらっしゃい 出演:富田靖子、市毛良枝、上條恒彦
風神の門 出演:三浦浩一、渡辺篤史、竹脇無我、樋口可南子、小野みゆき、多岐川裕美
男たちの旅路 出演:鶴田浩二、水谷豊、桃井かおり、森田健作
日本巌窟王 主演:草刈正雄



 多分、本当はもっとあるのに忘れてるのも多いと思われます。特にNHKはまだまだあるはず。どうもタイトルが出てこなくて。それと民放のテレビ局の偏りは、当時住んでた地域のネット局によります。テレ東以外の民放4局を見られるようになったのは、多分90年代後半になってから。どうせあたしゃ田舎ものさぁ…。

フジテレビTWO「夜のヒットスタジオ 西城秀樹出演回傑作選」放送決定

2020年04月13日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡
 CSのフジテレビTWOで来月「西城秀樹追悼特集 夜のヒットスタジオ 西城秀樹出演回傑作選」を放送するそうです。番組サイトによると「2018年5月に逝去した西城秀樹を偲び、フジテレビが誇る伝説の歌番組『夜のヒットスタジオ』から、彼が出演した回の傑作選を隔週で放送する。」のだそうです。

 今回放送されるのは以下の4回分。

#1 5/06(水) 23:00~24:00 (地上波放送日:1976年5/10放送)
出演者:岩崎宏美/石川さゆり/内藤やす子/小柳ルミ子/安倍律子/千昌夫/沢田研二

#2 5/20(水) 23:00~24:00 (地上波放送日:1976年10/25放送)
出演者:岩崎宏美/アトリエ/小柳ルミ子/いぬいゆみ/野口五郎/沢田研二

#3 6/03(水) 23:00~24:00 (地上波放送日:1976年11/15放送)
出演者:五木ひろし/アイジョージ/梓みちよ/キャンディーズ/テレサ・テン/西城秀樹/都はるみ/小林旭

#4 6/17(水) 23:00~24:00 (地上波放送日:1977年3/14放送)
出演者:沢田研二/内藤やす子/西城秀樹/三木聖子/石川さゆり/森進一/桜田淳子/キャンディーズ


 出演者それぞれの歌唱曲はこちらのサイトで調べられますが、私としてはキャンディーズが2回見られるからいいかなぁと。#3は「哀愁のシンフォニー」で、#4は「やさしい悪魔」です。

 珍しいところでは#2のいぬいゆみさん。もちろん「四季の歌」ですが、いろんな人が歌ってて一番有名なのは芹洋子さんでしょうが、いぬいゆみさんのシングルは1972年発売ですって。この76年くらいにまた流行ったんですね。私はこの人見たことあったかなぁ。

 そして#4の三木聖子さんにも注目。CSのフジテレビでは前にも放送されたようですが、私はこの回のビデオは持ってないので今回録画せねば。曲は「三枚の写真」なので、石川ひとみさんのカバーでもお馴染みですが、この人がオリジナルです。この時の映像は某動画サイトにありますが、ご対面があったらしく完全に泣いてます。ヒットスタジオはそれがあるからなぁ。歌をちゃんと聞きたいのに。

 ということで、見られる環境の方はお忘れなく。私も忘れないようにしないと。ジュリーと井上尭之バンドも見たいし。

朝ドラ「はね駒」面白いです

2020年04月12日 | ドラマレビュー

 「はね駒」とは斉藤由貴主演のNHKの朝ドラで1986年度上半期の作品。当時私は斉藤由貴さんのファンでしたが、なにしろその4月から就職したものでリアルタイムではほぼまったく見てません。その時期テレビも持ってなかったし。

 その作品が先月下旬からBSプレミアムで毎朝再放送が始まってますが、日曜のお昼に1週間分まとめて再放送してて、今日はそれを見ました。

 ドラマの舞台は現在の福島県相馬市ですが、主人公の一家は家庭の事情で会津若松から移住したという設定。なのでヒロインの斉藤由貴さんも方言でしゃべってますが、そのセリフも含めて相当頑張っている印象です。全身でもってヒロインになりきっている印象。当時は平均視聴率41%で、彼女はこの活躍も認められて同年の紅白歌合戦初出場、最年少での紅組キャプテンも努めました。

 他の出演者として、未来の旦那が渡辺謙、父親が小林稔侍、母親が樹木希林、その他重要な役に沢田研二が出てたりしますが、今回見た印象では斉藤由貴さんの存在感がずば抜けてます。私もここ10年ほどは朝ドラを一通り見てますが、私が斉藤由貴さんを結構好きな点を差し引いても、これは素晴らしいです。後に大女優になる人は最初からやはり凄かったと。

 今日見たのは既に3週目でしたが、凄く続きが気になったので来週からも見ようかと。というか、毎朝見ようと思います。面白い朝ドラは序盤から面白いと。

 ところで、例の報道以来斉藤由貴さんのファンは肩身の狭い思いをしてるかと思いきや、なかなか凄い人がいました。ギターもキーボードも弾ける知り合いがいるのですが、2年ほど前に紅白歌合戦に一緒に出た際、その人は斉藤由貴さんの曲を演奏するユニットで出場してました。

 当時、あのパンツ被られた事件のあとで「メシがまずくて仕方ない」発言の直後ではなかったかと思うのですが、その演奏が終わってから「ファンなんですか」と聞いたら、「いや~あの人は天使ですよ。あんな人は他にはいません。ああいう報道があっても全然関係ないです。」とキッパリ。男らしいというか、ファンの鑑だと思いました。

 別に斉藤由貴さんと個人的に繋がりたいとか結婚したいとか思うわけでなく、あの人の芸が好きだということを考えたら、そういう態度はまっとうな気もします。そもそも女優なんて激情を抱えて生きている人が多いと思われ、その人を愛するのであればそういう覚悟も必要だと。

 なお、この「はね駒」の今週の放送分を見てたら、我らがヤッターマン2号こと岡本茉莉さんも近所の奥様役で出演してました。ここも注目ですね。

 ところで、上記の「紅白歌合戦」とは、新中野のライブカフェ「弁天」での「恒例 弁天紅白歌合戦」の事でありNHK紅白歌合戦ではありません。あしからず。


家の光じゃなくて家光だったという

2020年04月11日 | ドラマレビュー
 小学生の頃に仲雅美主演の時代劇「家光が行く」というのをやってました。調べてみたらこれは1972年10月から放送された日テレ系のドラマで、当時私は小学3年。ただ、うちの田舎は日テレ系の局がなく、土曜の午後に放送してた記憶があるので半年遅れくらいでやってたのかもしれません。

 何がどうかというと当時私は徳川家光なんて人は知らず、このドラマを「『かこう』がいく」だと思ってたと。小学生低学年男子が時代劇に興味があるわけはなく、「なんかよくわからんタイトルのつまんないドラマやってる」と思ってたわけです。多分正解を知ったのは中学になってからでしょう。

 ちなみにこのドラマは「竹千代家光は将軍になることが決まっているが、春日局の厳しい教育や城内の堅苦しい生活に我慢できなくなり、着流しで風来坊の竹さんとなって町に飛び出す」という話だそうです。「暴れん坊将軍」系ですね。ちなみに春日局は加藤治子だそうですが記憶なし…。

 さて、将軍家光というと今日はBSプレミアムで「柳生一族の陰謀」をやってました。映画は1978年1月公開でした。「陰謀は許さん!」「夢じゃ、夢じゃ、夢でござる」というのは流行りましたよね。私は何年か後にテレビで見たのですが、この結末を見て一緒に見てた父がムカムカと怒りだし、「こんなのが許されるんなら、忠臣蔵も四十七士が返り討ちに遭って、最後は吉良上野介と大石内蔵助の一騎打ちにしたら盛り上がるんとちゃうんか!」と思いつきの割にはなかなかそそる構想を口にしてました。

 それで今回のドラマですが、たいして期待もしてなかったら案外面白かったです。吉田鋼太郎が迫力あるのは当然として、柳生十兵衛が溝端淳平って?と思ってたら、それも良かったです。あとは女優陣が斉藤由貴もミムラも迫力あって絶妙でした。今回90分だったのですが、映画並みに130分位にした方が陰謀のゴタゴタが絡み合って盛り上がったかも。

 私は映画を何回か見てるので人間関係というか勢力図がわかってたからいいのですが、もしかしてまったく予備知識なしで見たらちょっときついのかもしれないと思ったのですが、その辺どうでしょうか。ナレーションと字幕でもっと人物紹介あった方がよかったとか。

 今回はナレーションが西郷輝彦だったのですが、この人は映画版では徳川忠長だったんですね。その辺もいろいろ映画へのリスペクトというか仕込みを感じて良かったです。

 ところで、家光というと徳川三代将軍ですが、15代までスラスラっといえる人はどれくらいいるでしょう。私は幕末オタクでなおかつ奥右筆秘帳の愛読者でしたから、9代10代あたりと13代以降は得意なのですが、試しに全部書き出してみたらダメダメでした。わからなかったor間違えたのは6、7、11、12でした。ま、知ってたからといって自慢できる機会も無いですけど。