絶品ローストポーク

先週、嫁さんと友人宅に夕飯をご馳走されに行ってきた。まぁ、ご馳走されるといっても飲みメインだったりするのだけれどさ。

友人夫妻と面識はあるものの、嫁さんは友人宅へ行くのは初めて。そこで酒と共に料理を少し持参しようと考える。最初は料理を作っていこうと思ったのだが、ふと考えを改め、どうせならより美味しいものをという発想から紀尾井で注文することにした。

思いついたのが友人宅に行く前日だったのだが、昼間嫁さんが紀尾井でランチした際に大将に話をすると「もう少し時間があれば色々と要望に応えられるが、とりあえずこんなのはどうでしょう」と提案してくれたのが、ローストポークと牛肉の煮込み。いやいや、とりあえずとしては十分でしょうに。ちなみにローストビーフもあったらしいのだが、牛肉が被るのでポークにしといた。決して値段が恐かったわけではないよ……

そんでもって驚いたのがローストポーク。何せ1kgの塊が丸ごと入ってるからビビった。これを全部友人宅へ持っていくのはさすがに量が多いのと、自宅でも味わいたいという気持ちから半分だけ持っていくことにした。半分に切った際にちょい味見をしたのだが、これが最高に美味い。肉の芯まで味が染みこんでいるが、しつこくない。塩っ気があるのでご飯にも酒にもピッタリだ。ローストポークなんて普段好んで食べないが、こんなに美味いものなのね。

この味には友人夫妻も満足してくれて、作ったわけでもないのに何故だか自慢げなオレがそこにいたのは言うまでもない。もちろんトロトロまで煮込まれた牛肉の方も美味かった。ただ、今回に関してはローストポークがあまりに美味すぎたので、牛肉の印象がちょい弱かったのはご愛敬。

馴染みの居酒屋でちょいと料理を持ち帰る。気付けばオレもそんな粋なことが出来る歳になったって話(´∀｀)

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