さよならteacup

銭湯感覚の温泉”美肌湯”

前から行きたいと思いつつも、あまりに近くにあるので行きそびれていた「美肌湯」に行ってきた。富士登山の後だったから温泉に入りたかったんだよね。

美肌湯の特徴だが、何と言ってもその利用料金の安さだろう。平日3時間入浴券が800円というのは、温泉としては破格だろう。先日行った「天神の湯」が立ち寄り券(60分)で1,000円することを考えるとその安さは際立っていると言える。

しかし安いのには訳がある。タオルやリラックスウェアーは自前で用意しなければいけない。ボディーソープとリンスinシャンプーは常備されているが、お世辞にも品質が良いとはいえない。つまり銭湯感覚で行く温泉といったところだろう。

そのあたりの情報は事前に入手していたので、銭湯セットを持って行ってきたのだが、正直期待外れだった。

まず匂いが駄目だった。温泉の匂いなのだろうが、コレが臭くてどうにも受け付けない。あと、風呂が全体的に綺麗ではないっていうのもマイナスだ。天井なんかはそうそう掃除できないから仕方ないが、壁や鏡くらいはもう少し綺麗にしておくべきだろう。

あと、これは温泉だからしょうがないのだろうが、サウナが狭い。さらにいうと水風呂はさらに狭い。2人しか入れない水風呂なんて初めて見たよ。

と、まぁマイナス要素ばかり挙げたが、もちろん良いところもある。それは休憩室が利用できるところだ。温泉ならあたり前なのだが、この価格で休憩付きと考えると安いよね。ただ、休憩&昼寝を含めると3時間ってのはちょっと短い。1日券にすると1,500円で「天神の湯」と同額になってしまい、マッサージチェアがある分「美肌湯」は不利になる。と言うか、同額だったらマッサージチェア云々の前に負けてるけどね。

以上のことを踏まえて考えるに、「美肌湯」はかなり微妙。ゆっくり休みたいなら「天神の湯」に行くし、サウナに入りたいなら「藤乃花湯」に行く。ちょっと気軽に温泉をっていうコンセプトなんだろうけど、正直オレには使いどころがない。

そんなわけで、少々残念な結果になった「美肌湯」体験だが、近所の人は一度行ってみると良いだろう。他人が何と言おうと、最終的には自分が体験しないと分からないだろうからねぇって話(´∀`)


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