今回も彼女と一緒に登ってきたんだけど、前回一緒に登ったときは須走口からだったけど、今回は富士宮口から登ることにした。富士宮口は五合目の時点で2,400mあり、富士山の登山口の中では最も高い場所にある。登頂だけを目指すのならココからが1番確実だね。
朝一からの日帰りコースも考えたのだが、万が一最終バスに乗り遅れるとマズイので、今回も夕方出発して翌日の昼に戻ってくるプランを選んだ。
まぁ、結果から言うと無事に登頂して、翌日の昼前には富士宮駅に戻ってくることが出来たよ。
本当は色々と書きたかったんだけど、何ていうか、普通に登って普通に戻ってこれたから、特に書くこともないんだよね。下りで彼女が高山病と思われる症状でかなり気持ち悪そうだったのと、オレも頭痛がしたことくらいかね。下りの途中で少し仮眠を取ったら彼女は回復したけどね。オレは下山してからも頭痛は治まらなかったよ。やっぱりこのプランは睡眠不足が問題だな。
去年も富士宮口から登頂したのだが、去年に比べると断然人が少なかった。とは言え、須走口よりははるかに多いし、とても快適とは言えないのが本音だ。
今年だけで3回も登っていて何だが、やっぱり富士登山は微妙だね。この人の多さはちょっと異常だと思う。オレが友人に連れて行ってもらった他の山々に比べると、登山の魅力に乏しいと思うんだよね。単純にトレーニングとして登るっていうのにはものすごく良いと思うけど。
オレが登山する理由は、素晴らしい景色を見たいなどというのもあるが、単純に登るのが楽しいからっていうのが1番だ。あとは日常と違う空間に身を置く楽しさみたいなものもあるのだが、富士山ではそれが叶わない。人込みでごったがえす山頂はちょっとした街よりにぎやかだ。
世の中には富士山は登ったことあるけど他の山に登ったことは無いという人が多いという。富士山は日本で1番高い山だからとりあえず登っておこうという人たちだ。しかしその人たちが他の山に登らないって事は、登山はそれほど楽しいものではないという結論に達したからだろう。富士山がつまらない山だとは思わないが、あれだけ人が多いと登山の醍醐味も半減するというものだ。
富士山を登っただけで登山はつまらないと結論付けるのは勿体無い。もし周りに登山が趣味の人がいたら、どの山を登ったら良いか聞いてみて欲しい。その人が案内してくれるなら良いし、泊まりの山行なら尚良しだ。もし、周りにそういう人がいないのなら、書店に行って初心者向けの山岳本を手にとって欲しい。それだけの行動をする価値が登山にあることはオレが保証しよう。
山登りを始めて1年足らずのオレが偉そうにいうのもなんだが、登山って本当に面白いからみんなも是非始めてみてはどうだろうって話(´∀`)
富士登山パーフェクトガイド (大人の遠足BOOK) (大人の遠足BOOK―全国) ジェイティビィパブリッシング 2010-05-31 売り上げランキング : 93564 Amazonで詳しく見る |