序盤の4回まではパッキャオの踏み込みが結構深くて期待を持たせたけれど、中盤以降はメイウェザーのカウンターを警戒して前へ出ることが出来なかった。試合後パッキャオは「メイウェザーは何もしなかった」「彼のパンチは効いてない」「判定で勝ったと思った」等の発言をしていたが、パンチが効いてる云々は別として、この試合のメイウェザーはかなり打ち合いに応じていたし、判定も妥当なものだろう。何よりメイウェザーが何もしなかったというのなら、パッキャオも何も出来なかったと言わざるを得ない。
まぁ、同時通訳で見ていたので多少言葉がぶっきらぼうな部分があるにせよ、正直負け惜しみに聞こえて残念だね。判定がもうちょい競ったものだったり、パッキャオがもっとメイウェザーに対して驚異を示すもしくはダウンを奪ったりした上での負けなら再戦もありうるが、この試合内容だと厳しいだろうね。
メイウェザーは例年通り9月にまた試合を行う発言をしていたが、これだけのビッグマッチをやった後だと誰が相手だろうが見劣りするのは間違いない。たしか次の試合で6試合2億ドルと言われるショータイムとの契約がきれるはずだ。そうなると次の試合がメイウェザーのラストマッチになる可能性が高いと考えられる。
もうこうなるとメイウェザーにはパーフェクトレコードでチャンピオンのまま引退してもらって伝説になってもらわんとねぇって話(´∀`)
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